そんな32話、どうぞ!!
Side.紫稀
さよを復活させてから数日、私は特別広域指導員の仕事をするために麻帆良を回っている。
因みにさよはまだ学校には復帰させていない。今は4月の中旬でゴールデンウィーク明けに復帰させる予定だ。
その旨を
戸籍の方とかも無事確認も出来たし、復帰するまでさよには魔法を仕込んでいる。学校に復帰する頃には上位の下くらいまでには行くだろう。
木乃香の方も陰陽術が中々様になってきたと思う。魔法のほうは原作どおり治癒に絶対の適正があったため、治癒に関してなら上位の中程度まで育っている。それでも、永久石化なんてのは解呪出来ないがな。総合的には中位の中と言ったところだな。
刹那はアリカやアスナ、マナと実戦形式で手合わせさせている。私はたまに手合わせしてやる程度だが。多分、現状なら本気の月詠ともいい勝負が出来ると思う。上位の下程度まで育ったかな?
私たちが麻帆良に来る前からちょくちょく来ていたらしいゆーなともたまに手合わせや魔法に関して手解きしている。元々素養があったようで、現在は中位の上あたりに位置する。
それと何故か木乃香と刹那、さよと
それよりも、問題は仮契約による不老化だよな・・・。いや、別に私の能力を使えば不老の問題は解決するんだけどさ。例外が存在するわけですよ。そう、アスナだ。未だ不老者にも効く成長薬創ってないのにな・・・。まぁー何とかするか。
成長薬で思い出したが、キティの体も成長させている。一気に成長させると拙いので、中三進級時に160cm程度にしようと思っている。まぁーまだ外見はあまり変化したように見えんがな。
まぁー何だかんだで思考に埋没していたのだが、指導員の仕事は暇すぎる。未だに指導するような生徒が出てないからなんだがな・・・。
「や・・く・・い」
ん?なんだろ。
「い・・・ね・・。俺・・・楽し・・・よ・・」
ナンパか。っとされてるのってうちのクラスじゃないか!しかもその中にアキラとゆーながいるだと!ふふふ、教育的指導の開始かな?
Side.end
Side.アキラ
私は亜子とまき絵、ゆーなの4人で買い物に出ていた。何軒目かのお店を出て数分歩いていたとき、高校生くらいの男の人数人に声を掛けられた。
最初は普通に話しかけられていたが、誘われるたびに断っていたらどんどんしつこくなっていった。
ゆーなが私たちの前に立って何とかしようとしていたけれど、体格の差であまり変わらなかった。
そして、ゆーなと亜子の体に男の人たちの手が触れそうになったとき事態は好転した。
「やぁーやぁー威勢がいいね君たち。何かいいことでもあったのかい?」
そんな事を言いながらこっちに向かってくる彼の行動で。
Side.end
Side.紫稀
あぁー面倒だ。だが、クラスメイトを放置するわけにも、仕事を疎かにするのもあれだしね。
「やぁーやぁー威勢がいいね君たち。何かいいことでもあったのかい?」
「んだ、てめぇは?」
「邪魔すんじゃねぇーよ」
せっかく忍野風に声かけてやったのに、三流な台詞をはきやがったよ・・・。
「まぁーなんだ。彼女たちは私のクラスメイトでね。それと私は「特別広域指導員」って役職も持っていてさ。君たちのような生徒の素行を指導しなきゃいけないわけなんだよね、面倒だけど」
「ふざけてんじゃねぇーぞ?」
「オラッ、やっちまえてめーら!」
「「「「オウッ!!」」」」
ふむ、実力の差も分からないか。と言うか力抑えてるから分からないだけか。それとも力量を測れない雑魚の中の雑魚なのか。
「そうだね、散り行く君たちにいいことを教えてあげるよ。デスメガネの異名を持つ高畑・T・タカミチの基礎を鍛えたのは——————」
「「「「「「「くらえっ!」」」」」」」
「——————実は私なんだよね」
準備運動的に居合い拳を使って暴徒を鎮圧してみた。気持ち的には1割が仕事として残り9割はアキラとゆーなを不快にさせたことに関しての八つ当たりな
「それと、そのデスメガネの師匠であるデスモーカーよりも強いんだね、圧倒的に。まっ聞こえてないか」
んー
「さて、アキラ、ゆーな、亜子、まき絵。怪我はないか?」
「あっ、うん。ないよ」
「私もないにゃ〜。それにしても私よりもアキラの名前を先に呼んだのがきになるかにゃ〜?」
「ウチも平気や」
「私も大丈夫かなー?朝倉かパルが近くにいたらラブ臭がどうとか騒ぎそうだね」
「怪我がないなら重畳。少し落ち着くために喫茶店にでも入るか?金ならあるから奢るけど」
「それじゃーお言葉に甘えますかー」
そこらに転がってる屍の山はそのまま放置するわけにもいかないけど、どうにかなるか。さて、両手に華でお茶を楽しみますかねー。
Side.end
Side.千雨
はぁー。昔からここは異常だったが、ここ最近はさらに異常度が濃くなっている気がする。
私が所属している1-Aなんて特に異常度が濃い。狙って集められたような感じがするんだよな・・・。女子中等部唯一の男子生徒なんて存在もいやがるしな・・・。
いつになったら私は平穏な世界にいけるんだろうか・・・。
そんなことを考えているときだった。その言葉が聞こえたのは。
「やっぱ、ここは異常だよな、流石に。———」
その声の発信源は
Side.end
Side.紫稀
アキラたちとのお茶会と言う素敵イベントから数時間。あれから暴徒が出始め、黙々と鎮圧していった。最後あたりは逃げ出す奴らも出たけれど。んー、鎮圧された奴が情報を回してんのかな?
それにしても誰もナンパされてる女子を助けようとしないんだな。不幸少年?青年?なら助けにいくんだろうけど。かくいう私も助けてたけどな。最初のアキラたち以外は完全に仕事としてだったけれど。
「やっぱ、ここは異常だよな、流石に。この土地の所有者が言うことでもないだろうけど」
「おい、アンタ。アンタもここが異常だと・・・思うのか・・・?」
あれ?私の呟きが聞こえた?最後の方は聞こえてなかったみたいだけど。誰だろう?でも、この台詞を言いそうなのに心当たりは一つあるけどさ。
それでは振り返ってみよう。3、2、1、はい!
「ここを異常といわずして世界のどこを異常と言うんだい?」
やっぱりちうたんでした!
「アンタから見て、どのへんが異常なんだ?」
「どのへん?そんなの、全てに決まっているじゃないか」
何を当たり前なことを言うんだか。
「そうだよな?ここは異常なんだ。私は間違っていない。そう、間違っていないはずなんだ。それなのに周りはみんな私のほうがおかしいと言うんだ」
「おい、長谷川千雨。落ち着け、冷静になれ。とりあえず人通りの少ないところに移るぞ」
「あ、あぁー。すまん」
そう言って私たちは近くの公園のベンチに腰を掛ける。ちうたんも大分落ち着いてきたようだな。
「なぁー長谷川。お前は自分と周りの人間の認識の違いについて疑問に思ったことがあるか?」
「そんなの当然だ!クラスメイトに小学生っぽいのや大学生っぽいの。ロボっぽいのと。挙句には男子生徒のアンタだ!それなのに誰もそれに対して疑問すら持たない。それどころかそれが当然と言い張る。これで違いについて疑問に持たないほうがおかしいだろ!?」
「その通りだ。長谷川千雨。お前は自分と周りの人間の認識の違い、真実を知りたいか?」
「アンタは何か知っているのか?」
「あぁー知ってるよ。私以上にこの土地を知る者はいないほどにな」
「それなら!教え「ストップだ」・・そこまで言うのになんでとめるんだ」
そう怖い顔で睨まないでほしいよ。と言うよりちうたんのためなんだぜ?
「精神が不安定になっているとはいえ、勢いで聞くのは感心しないな。それにお前のために静止を掛けてやってるんだ。真実を知れば否が応でもお前は巻き込まれるぞ、危険のある世界に。それでも知るか?」
「一体どこの物語だよ。真実を知れば危険って漫画やアニメのような二次元の世界じゃあるまいし」
「残念ならが事実だ。さて、それで聞くか?」
「とりあえず聞くさ。今聞いておかないと後々大変になりそうだし、聞いた後にどうするか決める」
「なら此処でない方がいい。ついてこい」
外で話せるような内容じゃないしな。やっぱ盗聴とかの心配のいらないところでないとね。
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そんなわけで我が家Now。ちうたんの表情が硬いです。
「なぁーアンタ、こんなところにすんでいるのか?」
「その通りさ。この屋敷は我が家だ。決まり文句だが、いらっしゃい。我が家へようこそ。ってな」
そう言って玄関をくぐって靴を脱いで、スリッパを履いてリビングに向かう私とそれについてくるちうたん。
「およっ。エヴァとアリカは出てたのか。他のはどうしたよ?」
「大分遅いお帰りだな、シキ」
「忍と茶々丸とさよはまだ入っておる。アスナたちは寮に戻っただけじゃな」
「「それで後ろにいる長谷川はどうした
何でこういうときは息が合うんだ、こいつら。因みにちうたんはキティたちがいることに質問をしてきたがとりあえずスルーしておく。
「やましいことはない。長谷川に麻帆良の真実を教えてやろうと思ってな」
「どういう風の吹き回しだ?お前がそんなことするなんてらしくないじゃないか」
「いや、ちょっとした呟きを聞かれたようでな。知りたいって言ったから教えてやることにしたんだ。それに教えるまでならまだ危険度は変わらんからな。それ以降となるとグンと跳ね上がるが」
「おい、いい加減説明してくれよ!麻帆良の真実ってやつとこいつらがここにいる理由をよ!!」
流石にスルーしすぎたか。若干キレ掛かってるな。
「今説明してやる。まずはエヴァたちがここにいる理由が至極簡単だ。『家族』だから一緒に住んでいる。な?簡単だろ」
「そうか。それじゃ麻帆良の真実ってのを教えてくれ」
「それも比較的簡単だな。この世界には魔法というのが存在している。その一言で説明が出来る」
「は?魔法ってどこのファンタジー小説だよ。ありえねー」
「あり得ないことはあり得ない。誰の言葉だったかな。まぁーその辺はどうでもいいさ。魔法は実在する。それが真実だ」
「それで魔法が実在するとして「してるんだよ」・・・するとしてだ、何で麻帆良の真実と繋がるんだ?」
「何でって、麻帆良が魔法使いの街だからに決まってるじゃないか」
「は?」
あっ、やっぱりそこまでは考えが到ってなかったのか。
「だから麻帆良は魔法使いのために作られた街なんだよ。因みに学園長も魔法使い。他の教師や生徒たちの中にも魔法使いや魔法関係者は紛れている。そしてこの土地の所有権を持っているのは私だったりする」
「おいおい、待ってくれよ。麻帆良が魔法使いの街だってのはしたくはないが、理解したよ。それじゃ何で私みたいな一般人が一緒に住んでるんだ?」
「さぁー?その辺は知らんよ。土地の所有権は確かに私が持っているが、ある組織に土地のいくらかを貸し出してるだけだから真意は知らんね。それでさ、ここで言うのもなんだけど。魔法の存在を一般人が知ってしまったら2つの対処法がある」
「2つ?なんだそりゃ」
「まず1つ目。魔法のことを公にさせないように約束させる。次に2つ目。知った人間の記憶を消すだ」
「き、記憶を消すだと?」
「そう、記憶を消すだ。まぁーそこらへんの魔法使いと私たちは別なんだがね。そこで私から長谷川に3つの選択肢を与えよう」
「3?さっきより1つ増えたな」
「まぁー実質2つなんだけど。それじゃ1つ目。魔法の存在を知る前まで記憶を消す。その際はアフターケアは万全にしてやる。次に2つ目。魔法の存在を認めて今までどおりに過ごす。これの利点は自分の精神を護ることが出来ることか。そして3つ目。私たちに魔法を習うか。その3つだ」
「最初の2つは何となく理解できたんだが、3つ目の習うって一体どういう意味だ?」
そういえば危険性について説明してなかったっけか。
「そのままだ。こっちの世界は常に危険が付き纏う。戦場で余所見をしたから敵に撃たれて死んだ。みたいなもんだな。それを防ぐために自身の身を護れる程度には鍛えるってところだ」
「そんなに危険なのか?」
「危険だね、マジ危険。魔法世界の戦争の渦中にいた私やエヴァ、アリカはそれを骨の髄まで知っている」
「そうなのか・・・。そうだったとしても選択肢としては2か3だな。アフターケアが万全であろうと1だけは論外だ。記憶ってのは自己の人格を形成するもので、記憶がなくなるってことは死んだことと同義だと聞いたことがある」
「言ったとおり実質2つになったな。それで、お前はどちらを選ぶ?長谷川千雨」
「私は・・・3を選ぶ。知ることで危険が付き纏うならどうにか出来る力は必要だ」
「そうか、そうか。自ら渦中に飛び込むではなく巻き込まれたときのための力か。その考えはいいな。気に入ったよ。ようこそ、長谷川千雨。魔法と危険が溢れる世界へ」
「お手柔らかに頼むぜ、師匠たち?」
「安心しろ。そこらへんに転がってる魔法使い程度なら簡単に楽勝であしらえるくらいには鍛えてやるさ。独り立ちできるその時までに命の危険があった場合は助けてやるさ。なんたってエヴァは魔法使いの中で最強で、私は全存在最強だからな」
これはこれは楽しくなりそうだ。
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後日、ちうたんを弟子にしたことを知ったアスナ、マナ、木乃香、刹那、ゆーなにOHANASHIされました。なんでさ・・・。
Side.end
そんな感じでアキラとちうたんを進行なり。
千鶴とはまだ明確なフラグが出来ていないと言う。
色々と千鶴は大変なんです・・・。
次回、超との対話?
茶々丸改造?どうなるかな。