そんな38話、どうぞ!!
Side.紫稀
不死なので死ぬことはないはずなのに、死の危険を感じている神儀紫稀です。
若干メタっぽく説明してみたが、本当に死の危険を感じている。
理由?そんなの簡単だろ。アスナたち5人とアッーーー!なことをしてしまったからに決まってるじゃないか。
いや、それだけなら理由にはならないな。決定的な理由になるのはその5人の中にゆーながいたことだな、うん。
「という事で明石夫婦の目の前で正座しているわけですが」
「何が「という事」なのかにゃー?」
「あれ?声に出てた?」
「ばっちり出てたけど?」
なん・・・だと?
なぁーんてふざけてみるんだけど。はっきり言ってふざけてないとやってられない。
ゆーなパパの視線に物量的な概念があったなら、間違いなく私は死んでいると思う。不死だろうと関係なしに。父は偉大ってやつなのかな?
「それで、シキさん。事情を説明してほしいのですが」
「えーと。ゆーなに襲われて、アッーー!ってなったから、法律的にゆーなが16になったら結婚させてもらおうかなっと申告をしに?」
マジでそのつもりなんだぜ?不可抗力でなっちまったけど責任を取るのは絶対だと思うんだよね!
「なんで、そんな重大なことをさらっと言えるんですかーー!!」
「だって、事実なんだからしょうがないじゃないか!それに一発くらいは殴られてもしょうがないって覚悟してきてるんだから、了承してくれたっていいじゃないか!!」
「娘の結婚相手が挨拶にきたら一発殴るのは父親として当たり前じゃないですか!?夕子も何か言ってくれ!?」
「私は別に。シキさんなら逆によろこんでなんだけど?」
夕子さんはやっぱりそっちの反応なのねーーー!?
「お、お前は一体どういうつもりなんだー!?私に味方はいないのかーー!?」
ごめんよ、ゆーなパパ。フォロー出来ないわ。
「どういうつもりも、さっき言ったとおりだけど?それにシキさん以上に結婚相手としては最高な人いないじゃない」
「そうだけど。そうだけどさー!16歳で嫁に出すなんて、寂しいじゃないか!とりあえずシキさん。落ち着く為に一発殴らせてください」
「よぉーし。バッチこいだ。ただし一発しか殴らせないからな?2発目以降は反撃するからな、自動で?」
「分かってますよ、それくらい。覚悟してくださいよ!!」
「さぁーこい。身体強化の魔法使ってもいいからかかってあぼぶげら!」
「きゃっ!?」
話してる途中で殴られた。ゆーなが若干声を上げたのは気のせいだと思う。
「なんとか冷静になれそうです」
「あぁー人の話は最後まで聞けよ。危うく三途の川が見えるところだった・・・」
三途の川見えかけるってやばくね?父は偉大って言葉本当だろ。
「それで、了承してくれるの?」
「分かってますよ。どうせ私が言ったところで覆りそうにありませんし・・・」
「ふふふ、それじゃ今夜はお祝いね」
「なら今夜は私とおかーさんで腕を揮っちゃおうかなー」
「楽しみにしてます」
「あんな小さかったゆーながあと2年したら嫁にいくなんて・・・」
ゆーなパパが黄昏てるけど問題ないよね?正直言って悪いとは思ってるけどさ!私だけのせいじゃないと思うんだ!
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そんなやりとりがあったのがゴールデンウィーク初日。現在5月2日。京都Now。
私は木乃香と刹那を連れて関西呪術協会というか近衛家に来ております。
対面には詠春と木乃璃嬢。私の両隣には右に木乃香と左に刹那がいます。全員正座です。
ここにいる理由もこれまた単純明快。ゆーなの時と同じですよ。
「説明するのが面倒だから単刀直入に言う。木乃香と刹那を嫁にもらうから」
「は?紫稀殿、一体なんの冗談です、それは?」
聞き返しながら刀を抜こうとしてんじゃねーよ!
「冗談じゃないけど?理由としては木乃香たちに襲われてアッーー!ってなったからだけど」
「ややわー、そんなはっきり言うなんて」
「そ、そうですよ!こっちからしたこととはいえ、は、恥ずかしい・・・」
木乃香と刹那が真っ赤です。
「・・・斬る!?」
私が言い終えた瞬間に木乃香と刹那が油を注いでせいで抜いてきやがった。だが、それを無防備に受けるつもりは無い。てことで。
「真剣白羽取り。・・・っと見せかけて無刀取り!」
無刀取りで奪った刀で詠春を峰打ちで沈める。
ゆーなパパには一発殴られて見たけど、詠春が相手だと殴られてやる気になれない。何故だろう?
「で、木乃璃嬢。返答は是如何に?」
さぁーどうでる?私の予想的には———
「別にええですやろ。木乃香たちがそのつもりなんやから」
———ほらねー!やっぱりこうなるんだよ。というか昔から私とくっつけようとしてたの知ってるんですから!
「それじゃ、今夜は宴会ちゅーことでええですやろ」
「あまり騒ぎを大きくしたくないな・・・。特に木乃香が魔法の存在を知っていることは最重要機密だからさ」
「それもそうですな。そんなら二人が法律的に16になったときに式を挙げてその場で発表しまひょか。その方がすんなり事も進みそうやし」
「そうだな。今夜は私が来たことを建前上の趣旨として盛り上がるくらいが丁度いいだろう」
「それじゃ、そのようにとりはかりますわ」
「せっちゃん。ウチら来た意味あったんやろか?」
「このちゃん。それを言ってしまっては・・・」
この後、起きた詠春に再び殴りかかられるも適当に放り投げておいた。
その時に木乃香が「結婚認めてくれないお父様なんて嫌いや」とか刹那が「認めてくれないなら無いこと無いこと言いふらします」とか言ってトドメを刺してたみたいだけど。
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こんな感じで何とか難を逃れることに成功した私。逃れたと思うんだ。だけど、なんだか最近怪しい視線を感じるんだ、2つほど。ありえないとは思うが、用心はしておくべきだろうな。あんなことがあったわけだし・・・。でも何故か裏をかかれて用心の意味がない気がしないでもない・・・。どうなるんだろう、私。
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ゴールデンウィークに問題を解決し、新たなる問題が発生しそうな気配を感じて用心しながら日々を過ごして5月27日月曜日。2学年最初の中間考査。1学年の範囲も若干ながら含まれているため中々に範囲が広かった。
結果は相変わらず揮わず、学年16位。木乃香とさよは60位台、残りは150位から250位台に入っていた。相変わらず5人が全教科満点だったわけだけど。
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さらに時間は進み、6月21日金曜日から23日日曜日までの3日間に亘って行われる生徒として2度目の麻帆良祭。
今年は無難に喫茶店。無難といってもコスプレ喫茶だったりするのだが。
メニューは一般的な喫茶店にあるようなものだけ。衣装は自作することに。何故か私の衣装は燕尾服を指定されたのだが・・・。キティは普段着のゴスロリだったりするが。木乃香と刹那、茶々丸、さよは和風で攻めてきたが。他は洋風だったが。
厨房担当は去年同様私たちだったがな。忙しい時間帯以外はホール担当なのだが・・・。うう、ウェイターなんてやりたかねーよ!
出し物としてはかなりの高評価をもらえ、麻帆中3位らしい。売り上げもかなりのものだったらしい。
次に「まほら武道会」。今回もやはり歯応えの無い参加者のみ。唯一の救いは今回も
だが、やはり明確に気を理解と言うか意識出来てない為か「ウルティマホラ」時の刹那の状態まではまだ到達出来ていない様だ。やはり、気に関して助言したりするべきだろうか・・・。
そして最終日の学園全体イベント、鬼ごっこ。鬼は学園側から選定され、参加者である生徒たちは逃げるだけ。それを4時間でやるというなんともふざけているイベントだ。因みにトトカルチョで鬼側で誰が一番捕まえられるかを賭けているらしい。因みに私は鬼側である。一応広域指導員の肩書き持ってるからね。
ルールは先程言ったが、選定された鬼によって開始時間が異なる。私と
この鬼ごっこに私は参戦するが、神儀家+関係者からはガトウとタカミチだけである。忍も鬼として参加してほしいと頼まれたらしいが断ったらしい。ついでにいうと他の面子は逃げる側にも参加してない。
結果、スタート時にいた参加者は10万人。終了時に逃げおおせたのはたったの7000人ほどだった。
捕まえた人数はタカミチが約6000人、ガトウが約9000人。魔法先生たちは大体2000人から3000人、一般教師たちは大体が400人から800人である。鬼役になった魔法先生と一般教師たちはそれぞれが20人ずつ。単純に計算しても84000から86000人にしかならない。なら残りの14000から16000を誰が捕まえたかと言うと・・・。私しかいないだろうなー。
ついつい熱くなって、やりすぎた感が半端じゃないぜ・・・。とりあえず、神儀家+関係者は私に全賭けしていたらしく、食券がウハウハだったらしい。個人賞としての食券もかなりの量だった。
結論。去年同様打ち上げが豪華絢爛だったとさ。
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麻帆良祭も終わり7月中旬。2学年初の期末考査。やはり麻帆良祭の後だったため、燃え尽きていたクラスメイトが若干名いて、学年19位。
神儀家+関係者の成績は特段変化せず、当然のように全教科満点が5人いたわけだ。
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期末考査も終了し、1学期終業式。翌日より夏休みである。
波乱の夏休みが始まろうとしていた。・・・・・・多分。
Side.end
とりあえず婚約ってことで!
2学年の夏休み突入まで進めてみました。