世界の枠から外れた者   作:裂やん

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今回かなりの年数をキンクリ。
だって書くことがあまりないですし・・・。

文才無いので描写が難しい・・・。

今回やっとエヴァ様の影が!!

第7話どうぞ。


第7話

Side.紫稀

 

 両面宿儺(リョウメンスクナ)を封印してからは再び世界放浪を続けた。新旧世界問わずに。

 

 結局、本来の姿である式の外見でいることは殆どなかった。

 

 着流しに上に革ジャン羽織るのって結構好きなんだけどなー。機会がなくて残念すぎる。

 

 

 

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 本来の姿でいられないから基本ノワールかブランとして行動していた。

 

 ノワールとして行動していると、必ずと言っていいほど正義の魔法使い(笑)が見かけるたびに追いかけてきた。本当しつこい。平穏に暮らしてる人達には一切手を出していないのに、何故追いかけてくるのか謎過ぎる。

 

 その対策としてブランとして行動しても、物乞いらしき連中が集ってきた。

 

 私の『力』は最高神?美人さん?から貰ったもので自分で習得したものでないことを理解していた。だから私はその『力』を十全に使いこなせるように修行してきた。そう努力はしてきたのだ。別に誰かにその努力を認めてもらいたいわけではない。

 

 だけれども、全く努力もせずに人からお目溢しを貰おうとしている連中は煩わしかった。特にMM(メガロメセンブリア)元老院の老害共が『立派な魔法使い(マギステル・マギ)』に勧誘してくるのが。

 私にその称号を与えることによって自分達に政治的な利益を齎そうとしているのが目に見えて分かっていた。うっかり「元老院を抹殺してしまおう」と考えた私は、最高神の爺さんに誓って悪くないと思う、絶対。

 

 だからその対策として本名と本来の姿、偽名時の姿以外に変化しようと考えた。

 

 いい加減『空の境界』から選ぶのはやめておこう。

 

 そうだ『大嘘憑き(オールフィクション)』の過負荷(マイナス)が使えるんだから球磨川の外見で生活してみようか・・・。いやだめだ。あれは会話が面倒だ。括弧つけるなんて疲れるだけだ。口調も面倒だし。

 

 さてこれではスタート地点に戻っただけだ。そろそろ案を出さなければ・・・。

 

 ——それなら女性化はどうだ?——

 

「それだあーーーーーーー!!はっ・・・///」

 

 やばい、何か幻聴を聞いたと思ったらうっかり声に出してしまった。

 

 恥ずかしい・・・。周りに人がいないし遮音や人払い・認識阻害の結界を張っておいてよかった・・・。これで人に見られてたら恥ずかしくて死んでしまう・・・。

 

 よし、落ち着いた。

 

 幻聴を聞いたときは若干精神的にやばくなったと思ったが、女性化というのはなかなか名案だな。

 

 今までは男の姿でしかいなかったからばれる心配はいらないわけだし。

 

 ふむ。だとすると誰に変化するか・・・。

 

 RH(レイジングハート)RHE(レイジングハート・エクセリオン)BD(バルディッシュ)BDA(バルディッシュ・アサルト)夜天の主の杖(シュベルトクロイツ)は作ってあるから3人娘にもなれる。

 いや、それなら【無銘】に『奈落の業火(インケンディウム・ゲヘナエ)』の術式を付与さえすれば擬似炎髪灼眼の討ち手を再現できるからそっちでいくか・・・。

 

「そうと決まればっと。完全変化、炎髪灼眼の討ち手シャナ肉体年齢15歳ver。

 

 ふむ、成功だな。原作読んでても思ったけど肉体年齢10歳で停止ってのは勿体無かった。自分が変化してみて余計に思うぜ。特に胸とかな。まぁー若干私の妄想も含まれてるから期待値よりは少しばかりサイズが違うかもしれんが」

 

 変化は完成したから服装はどうするかな。んーオーバーチェアの最初に着ていた革のジャケットとズボンでいいか。後は創造の能力で【夜笠】を作るか。それなら適当にマント作ってそれに空間の術式仕込んで影の倉庫のようにするか。中には【無銘】と数本の剣と刀を入れておけばいいかな。魔法発動体として【アラストール(コキュートス)】(人格は無し)を作っておけばいいか。

 

「これで一応完成かな?通常時は黒髪で戦闘で炎髪灼眼にするかはその時に考えよう。それじゃ適当に竜種狩ったりしながら、新旧世界を回りますかねー」

 

 ん?新旧世界のゲート関係はどうするんだって?そんなの今現在新旧世界問わずに私専用で使える(ゲート)を至る所に作ってるから問題ないさ!原作開始したら私と身内で使えるように設定はいじるがな!!それに緊急手段としてスキマ移動があるから無問題(モーマンタイ)!!

 

 てなわけで気ままな旅の始まりだー!!

 

 

 

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 そんなこんなで大体800年から900年。1000年は経ってないだろうといったところ。

 

 その間何をしていたかって?まずは竜種狩りだね。

 

 竜種の下級と中級辺りは術式兵装の『贄殿遮那(ニエトノノシャナ)』だけで大抵は何とかなった。炎属性の耐性のないやつはだけど。

 別に下級は問題ない。だけれども中級になると障壁も硬くなる上に耐性にたいしても上がってるんだもの・・・。思わず【直死の魔眼】を使ってしまったのは悪くないと思う。他の術式兵装をする暇もなかったし。

 上級竜種に関しては流石に『贄殿遮那』だけでは厳しかったので『えいえんのひょうが』からの『こおるせかい』を術式兵装した『大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)』(『えいえんのひょうが』で兵装すれば始解状態)と『雷の暴風』を術式兵装した『飛雷刀(ヒライトウ)』を駆使して狩った。傷自体は無いに決まってる。造物主(ライフメーカー)相手に無傷なのに竜種に傷を負わされるとか流石に駄目すぎるだろう。

 

 とりあえずは上級竜種も狩れたので満足満足。

 

 そういえば旅を開始して600年が経った頃にトレジャーハンターらしき人たちに出会った。

 別に財宝とかそうゆうのは創造の能力でどうとでもなるので興味は無かったが戦力として同行を求められた。勿論依頼としてだがな。

 まぁーあまり取り立てるつもりはないから見つけた財宝の約1割程で受けたがな。

 

 そんな感じに何箇所か遺跡を回ったりしていたな。

 

 何時だったかは正確には覚えてないが3箇所目の遺跡探索が終わった時の休息時だったかに、かなり気分が悪くなることがあった。

 

 メンバーの1人の男に襲われそうになりました。激しく拒否ったがな。自分で言うのもアレだが、シャナを成長させた姿をしていたのだから美少女であろうことは分かっている。

 

 だ・け・れ・ど・も!私本来は男で精神的にも男のほうが割合を占めているわけで・・・。

 

 まだ童貞なのに処女をすてるなんて流石に出来るはずがない!!

 

 そんな思考になっていたため、襲ってきたメンバーにはO☆HA☆NA☆SHIしておいた、強烈なのを。

 それを傍からから見ていた残りのメンバーは若干引いていたし、恐怖もしていたみたいだ。

 でも、平時は心穏やかで戦闘時はメンバーに傷をつけないように気を配っていたのが幸いしたのか、すぐに元の雰囲気に戻れた。あれは良かった。

 流石にいつまでも距離をとられていたら居た堪れない・・・。まぁー、私を怒らせないように見たいな暗黙の了解が出来ていたようだが・・・。

 

 

  閑話休題

 

 

 さて、放浪し続けていたが目的の1つをどうするか考えてもいた。

 

 そう、世界樹。霊地、麻帆良の土地権利書の確保。

 これを確保していれば後々金銭的・政治的な利益がこちらに流れてくるのは想像に難くない。

 

 だがしかし、これをしてしまえば原作キャラとの絡みがなくなってしまうんだよな・・・。

 

 当初のプランでは大戦で英雄になりノワール時の賞金を取り消させることと、その後に本来の肉体で麻帆良女子中のA組に転入するつもりだった。

 麻帆良の土地権利を持っていれば転入とかは簡単に行えるだろうが、あまり現実的ではない。

 

 そんな感じで世界樹に関してはノータッチで行こうと思った。が、やっぱあいつらが交渉に来たときに大金を搾り取り世界樹から半径5キロの土地だけは持っておくことにした。あいつらに世界樹を利用させてやるわけにはいかないからな。

 

 そうと決まれば善は急げと麻帆良までスキマで移動した。

 

 

 

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 てな感じでスキマ移動を駆使して世界樹前に。

 

 えーと確か当時はまだ1200年頃、鎌倉時代だ。

 

 幸いなことに金は腐っても腐り足りないぐらいにある。それを使って朝廷に取り入り麻帆良の土地の権利を手にいれる。

 元々住んでいた民には麻帆良全土の土地の所有権を認めてもらうだけでよかったので、今までどおり生活してもらってる。怠け者にならない程度に資金や資源も抑えて提供していたが、幸い印象は良好だった。

 

 後は世界大戦とかで土地所有の権利が白紙にされないように気をつけるだけだな。

 

 そういえば世界樹に関しては麻帆良全土に認識阻害の結界を張っておいた。

 世界樹は長い年月を生きてきた立派な樹程度にしか認識出来ないようにしただけ。

 

 麻帆良の全土にはい異常があった場合のために数体の分身体を置いてある。スペック的には達人相当の実力を持っているが、これらを維持するのに世界樹の魔力を雀の涙ほど借りているので本体にはなんら負担を与えないのだった。

 

 

 

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 ふむそろそろ本来の話に戻ろう。

 

 世界樹の話は一体なんだったんだって?そんなの勿論私の回想に決まっている。

 

 じゃあ話を戻すぞ?

 

 現在は大体1300年の半ば頃で、いる場所はヨーロッパだ。

 

 何故そこにいるかって?

 

 そんなの、真祖にされる前のエヴァンジェリンとあって愛でるために決まっているじゃないか!!

 理由が不純なのは百も承知の介。それでもあんな可愛い生き物を愛でないなんて男じゃない!!

 

 そんなわけで私はエヴァンジェリンを探しているのだ。因みに格好は藍色の着流しに【夜笠】化したマントを羽織ってる。外見は本来の外見の年齢は12歳ぐらいにしている。

 

 アカシックレコードにアクセスしてみてエヴァンジェリンに関することを調べたのだが、9歳としか出てこないのだ。これは最高神の爺さんが制限してるのかね?エヴァンジェリンには確実に会えるようにはしてくれてるんだろうけれども。

 

 そんな感じにヨーロッパの大陸側は調べ終えたのでイギリスの方に来てみた。2,3日歩いていたら迷子になった。

 というか地理に明るくないから最初から迷子状態なんだがな。

 

 むっ。なんか山の方から嫌な感じがするな・・・。それなのに何故か行かなきゃいけない気がするのは何故だろう?

 

 まっいいか。行ってみれば分かるだろうし。

 

 それじゃー適当に瞬動でゴー!

 

Side.end

 

 

 

Side.other

 

「くっ!こんな時になぜ山賊が襲ってくる!!」

 

 山の中。さほど舗装されていない道の上に彼はいた。

 

 彼らは山の向こうに用事のために出掛けていた帰りだった。

 周りには数台の馬車と馬車に乗っている者たち。

 さらに馬車を囲むようにして近寄ってくる十数人の山賊たち。

 

 生憎と従者達の中には戦闘が出来る人間が一人もいなかった。

 そして彼は馬車を進ませようとした。だが、それは叶わなかった。

 馬車の進行を防ぐかのように立つ山賊たちのボスのような男がいたからだ。

 別に轢いてしまっても構わないと思ったが、何故かその男には無意味に思えた。

 

 その時だった。どこからか声が聴こえた。

 

「そこの馬車の持ち主の御仁。助けが必要かね?」

 

 その言葉に彼は迷いなく答えを告げた。

 

Side.end

 

 

Side.紫稀

 

「助けてもらえるなら是非もない。力を借りたい」

 

 ふむ、誰とも知れない声の主に助けを求めるとは懐が広いと言うかなんというか。

 

 ・・・まぁいいか。助けを求められた。それだけあれば十分だ。

 

「ならば私の力を貸そう。なに、すぐ終わる。そこで待っていたまえ」

 

 さぁーこれで建前が出来た。山賊相手に手加減する必要もないか。

 

「山賊たちよ、武器を持って人を襲おうとした。ならば自分達が襲われる覚悟があるのだろう?この者たちに目をつけたことを死んで後悔するといい」

 

Side.end

 

 

 

Side.other

 

 戦いと呼ばれるほど高尚ではなく、喧嘩と言うほど低度なものではない。

 

 求められたことによる助力。

 

 紫稀対山賊の戦いは一言で説明が出来た。

 

 

 一方的虐殺(ワンサイドゲーム)

 

 

 普通なら1対10人以上の戦いは戦いにすらならない。

 

 数と言うのは脅威であり圧倒的だ。

 

 だが1が紫稀ならば20人にも満たない人数では、無理だ。

 

 山賊たちは紫稀の瞬動すら使っていない速度にすら反応できるものはおらず、

 山賊たちは紫稀の斬りつける速度にも気付けない。

 

 対して紫稀は、身体強化の類を一切使わずに通常の状態で本気の1割も出さずに山賊たちを圧倒する。

 

 その手には一尺程度の一振りのナイフが月光で煌き、その眼には【直死の魔眼】が輝いていた。

 

 紫稀を数で圧倒するなら最低でも達人クラスを100人。一般人のスペックならば500人は必要になる。だがこれは身体強化の類と【直死の魔眼】だけを使った場合でだ。

 魔法や超能力、はたまた他の武器(エモノ)も使うならばその倍では足らない。最低でもあと100倍は準備するべきだろう。

 

 それほどまでに圧倒的。

 

 紫稀を現すのにこれ以上の言葉は早々無い。

 

 そんな解説をしていたら既に十数人の山賊は『死の点』を突かれて全滅していた。残っているのはボス格の男だけ。

 

 紫稀はその男に向かっていく。走り寄るでも飛び掛るでもなく、普通に歩いて向かっていく。

 男はそんな紫稀に対して持っていた2メートルはあるかと言うほどの自身の武器である棍棒を振り下ろす。

 それを紫稀はナイフで棍棒の『死の線』を断ち切る。

 棍棒があっさり断ち切られたのを見た男は後ずさる。

 紫稀は先ほど変わらず歩いて向かう。

 男は恐怖に怯え、遂に背中を向けて逃げ出す。

 

 だが、紫稀はそれを許さない。男が背中を向けた瞬間に、音を立てずに忍び寄り『死の点』を突いて絶命させた。

 

 そうした後、紫稀は山賊たちを一箇所に積み重ねて、無詠唱の『燃える天空(ウーラニア・フロゴーシス)(改)』で燃やし尽くした。

 

 燃やし尽くしたのを確認してから紫稀はナイフを【夜笠】に仕舞い、【直死の魔眼】をオフにして馬車の持ち主のところへ向かうのだった。

 

Side.end

 

 

 

Side.紫稀

 

「御仁、山賊は始末した。安心してくれ」

 

 んー何となく力を貸して助けたがいいが、今夜の宿どうするかなぁー。

 

「黒髪の少年、ありがとう。お礼をしたいのだが、これから用事はあったりするかね?」

 

 暇つぶし的に助けただけだから感謝とかどうでもいいんだがねー。

 

「いや特にないが、別にお礼をしてほしくて助けたわけではない。それに姿が見えない人間を信用した御仁の懐の広さが謎なのだがな?」

 

「あの時は死が目前に迫っていたから、藁にも縋りたい気持ちだったのだよ。だから本当に感謝している。これでまた妻や娘に会えるのだから」

 

 結構な馬車持ってるからどこかの領主とかなのかね?

 

「それはよかった。女性の涙にはどうも弱くてね。それならこの馬車の荷物は奥方や娘さんへのプレゼントか何かかな?」

 

「まぁーそんなところだよ。お礼の話がだいぶスルーされているが、どうしてもお礼がしたい。暫くの間私の館に来ないかい?見るところ旅人のようだし、2,3ヶ月くらい滞在していっても構わんのだがね?」

 

 滞在ねー。そろそろ疲れが溜まっていたしここらで落ち着いて休息するかなー。

「ふむ、あまり断るのは無礼にあたるか・・・。その申し出お受けしよう。あぁ、そうだ。まだ名前を名乗っていなかったな。私の名前は神儀紫稀。こちらではシキ・カミギかな?シキと呼んでくれ。東方出身だ」

 

「あぁ、確かに私も名乗っていなかったな。私の名前はアーネスト・マクダウェル。気軽に名前かネストと呼んでくれるとうれしい」

 

 マクダウェルだと・・・。なんという偶然。最高神の爺さん、まさかこれ狙ってやったんじゃ・・・?

 

「暫くの間ネスト殿の館で世話になるとしよう。よろしく頼む」

 

「あぁ、こちらからもよろしくだ、シキ。帰ったら妻達に紹介しなければな」

 

 何だかんだでエヴァンジェリン見つけれて安心したわー。滞在中はエヴァンジェリンの遊び相手になってればいいかな。10歳の誕生日まで後どのくらいあるか分からんしね。

 

 暫くは退屈せずにすみそうだな。

 

Side.end




やっとエヴァ様を出せる・・・。
次回からエヴァ様分が補充されていきます。

エヴァ様の名前を確認してみると英語なんですよね。
苗字のマクダウェルも勿論のこと英語。

なので両親の名前もEから始まる英語名にしました。
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