戦場の絆 ひなビタ小隊奮闘記!   作:おさかべ姫

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モチベ回復しました。ので書きます。長らくお待たせしてしまって大変申し訳ありませんでした。


第九話 智将、絵里

にこ「ふー、いっちょ上がりってとこね。」

 

海未「でも本当に落として良かったのでしょうか‥‥」

 

ほのか「え、なんで?」

 

海未「多分絵里達のところにリスタしてるのでは」

 

にこほの「「あ」」

 

一方こちらはジオン護衛組。アンチ勢とは対照的に機体の性能を活かし、被弾をうまく抑えていた。また、敵機をタンクに寄せ付けない位置取りを意識することで、ことりは最速で拠点を叩いている。拠点撃破まであと2発。拠点攻略速度ではこちらのほうが速い。

 

予想外だったことといえば、希が案外削られていることくらいか。ホバーを過信し、アウトレンジからのビームライフルを2発もらってしまった。といってもアンチ側でコストの回収が見込めるため、戦況は絵里の作戦通りに進んでいる。

 

そんな中でジムが降って来たそれも3機。通りで敵アンチが低コスト機体に関わらず非積極的だったわけだ。

 

ことり「敵一機釣るね!絵里ちゃんリスタどうする?」

 

絵里は予想外の事態に軽く動揺したが、ことりの声によりすぐに冷静さを取り戻し再び思案する。右側に体力半分のNSそして6割弱のガルマ。グフは敵タン処理の最中で大分手を焼いているようだ。とはいえ所詮はタンク、そう長くは持たないだろう。

 

一方右側にはドムが5割強、ガベがノーダメ。ドムは微妙なところだが、ガーベラの足であれば逃げきれるはずだ。不確定要素はできるだけ取り除きたい。すると最善の策は…

 

絵里は決断を下す。

 

絵里「ことり!リスタは右、中央高台で拠点を叩いて!にこ、穂乃果、希は敵拠点側橋の下で集合したら敵に突っ込んで左リスタ。敵の2ndを止めるわよ!」

 

海未「敵タンク、復旧と同時に撃破します!」

 

絵里「了解。落としたら右でみんなと合流してちょうだい。」

 

ことり「絵里ちゃん、護衛機はいないの?」

 

絵里「多分必要ないけどもしきたら私がいく。」

 

絵里「では各自作戦通りに!」

 

全員「了解!」

 

絵里の作戦の意図は、ズバリ「敵の2ndを止める」こと。

 

敵MSが全て低コスト機体である以上、MSでのコスト回収は難しい。ならばこちらが2拠点割りつつ、相手を1拠点に抑えれば、それだけで900ものコストが生まれる。そのコストリードで前衛機を回復させ、満を持して敵に当たる。

 

ブリーフィング時の作戦とは根本から異なるが、さほど難しいことではない。6人インカムが繋がっている状態であれば尚更だ。

 

この優れた知性こそが、音乃木坂学院生徒会長たるゆえんなのかもしれない。皆が絵里の采配ぶりに感嘆してしまったほどである。

 

そして、3人が敵に突っ込む中、絵里は一人撤退を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチッ、ガッガッ、ドンドンドン

 

凛「……ねえかよちん、」

 

花陽「なぁに凛ちゃん?」ドンドンドン

 

凛「…凛たち、忘れられてないかにゃ?」

 

花陽「……」ガッガッ

 

凛「………」

 

花陽「…………」

 

凛「……………」

 

花陽「………そうだね。」

 

意としない沈黙の中、どこからともなくアッカリ~ンという効果音が2人へ向けて降り注いだ。




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