ここでシャアザクについて少し説明しておこう。
シャアザクはザクⅡをシャア専用にチューンした機体で、装甲を削ることによる軽量化、バーニアの追加による推力向上など、通常機とは多くの相違点がある。
戦場の絆でもこの設定は活かされており、かなり恐ろしい機体へと仕上がっている。
まず、とてつもなく速いこと。
機動力最重視のセッティングでAP206と、同コスト帯に比べて異常に低いが、その分機動力は突出している。ガンダムとの機動戦でも引けをとらない。
そして、コストが安いこと。
シャアザクのコストは180。このアドバンテージはかなり大きい。ちなみにガンダムのコストは280、全機体中2番目に位置しており、撃破されるとその負債分を取り戻すのが難しい。高性能機の宿命である。
極めつけは高い火力。
タックルの威力がジムの3連撃と同等である上に、タックル後そのまま格闘を当てることも可能。つまり、格闘とタックルの二択で多くのmsはAPを半分まで削られてしまう。対峙する側としてはとってもとってもうざい存在だ。
長々と説明したが、要約すると早い、安い、うざい、吉野家文化を搭載した非常に厄介な機体なのである。
めう「3つ目のこじつけ感半端ないめう」
存じ上げております。
この機体に対するのは、プレイ歴若干30分、しかも脳みその代わりに巨大マカロンが頭に収まっている超絶ゆるふわ系女子のまり花。結果は火を見るより明らかだった。
凛「はんこ屋の言う通り、慎重に射撃を当てて行きましょう。」
まり花「私に任せて!作戦変更、凛ちゃんはめうめうの援護をよろしくだよ!」
凛「あなたさっき二人で戦うって言ってなかった!?」
サーベルを構えると同時にすかさず前ブーするまり花。どうやら凛の声は聞こえていないらしい。
凛「ちょ、ちょっとレコード屋!?」
まり花「ふおぉぉぉ!」
サーベルを右手に突進してくるまり花が格闘射程に踏み込み、サーベルを振る前にシャアザクが飛び蹴りモーションに入る。そしてまり花に60ダメージを浴びせ「へや!」
シャアザク「ヴぇぇ」
‥‥っと、突如ジムの頭部バルカン砲が火を吹き、シャアザクが仰向けに倒れる。格闘と見せかけたタックルカウンター‥‥という可能性は低い。俺できねぇし。
すかさず敵との距離を開け、ビームスプレーガンを構える。その間に起き上がったシャアザクは無敵時間を使って前ブー。一気に距離を詰め、格闘距離ギリギリでバズーカを発射。まり花は横ダッシュで回避する。
そこへさらに距離を詰め、ヒートホークを一閃。
‥‥しかしまり花のタックルにより無効化。シャアザクの損傷が拡大する。
まり花「そ〜れそれそれぇ!」
間違いない。
全て読んでる。それも無意識に、だ。射程に入った自分にタックルすることも、バズで回避を強要、そして格闘を振ることさえも。
そのあとは実に単純だった。スプレーガンでのQS3連、これを2セット決め、敵機撃破。まり花の完全勝利だ。
イブ「ま、まり花‥‥」
咲子「とってもとってもニュータイプさんです‥‥」
まり花の強さを目の当たりにし、呆然とする二人。
イブ「‥‥あれ、敵機は?」
ふと気がつくと二人が先ほどまで交戦していたザクⅡ改の姿が見えない。ちょっと目を離した隙にどこかへ行ってしまった。
咲子「あっ、あそこです!6番機さんが襲われてます!」
タンク「ダレカタスケテー」
イブ「いた!咲子いくよ!」
咲子「はい!」
バキバキ、チュンチュン、バシッ、ドッカーン
咲子「敵機撃破!です!」
シャアザクの190についでザクⅡ改200のコストを回収。対して連邦の損害は僅か。3対1をこなしているめうもかなり優勢に戦っている。
そしてーーーーー
バニング「やりました!我が軍の勝利です!」
結果、コスト差約800で地球連邦軍の大勝。
めう「さいっこーのばとるだっためう!次もこんなかんじでよろろめう!」
個々の役割をしっかり果たし、勝ちを作れた素晴らしい試合だった。
めうのテンションも最高潮だ。
仲間と協力し、勝利をもぎ取る。これが「戦場の絆」最大の魅力なのかもしれない。
「さあ二戦目めう。気を引き締めてー、いっくめう〜★≡=―」
to be continued‥‥
次回、ライバル登場(予定)です。カンのいい人は気づいてるかもですね笑次回以降もよろしくおねがいします。