アルケーさんが深海棲艦と手を組みました。これより戦争を開始します。 作:焼け野原ヒロシィ
済まない……投稿が遅くなって済まないと思っている……
エタる気はないですがタグにある通り超不定期です。申し訳ない。
時間がなかなか取れずに進まないため、キリのいいところで投下。故に目標の3000字に届かないぃ。
そんなわけで短いです。
あ、明けましておめでとうございますぅ
今までに見た事のない敵が、砲を牽制するかのように放ちながら迫ってくる。こちらも迎撃するために艦載機を発艦させる。
相手は左右に体を動かし、最小限の動きでコチラの砲撃や爆撃を躱しながら、その速度を落とすことの無く私へと進行方向を変えた。おそらくだが、
あの速度と距離では距離を取ろうとしても、追いつかれて一方的にやられるだけである。
クロスレンジの対応は、神通達との演習で文字通り死にかけるほどやっている。相手はそこまで砲撃の精度が良い訳ではないようだし、避けきってみせると意気込みクロスレンジでの砲撃を避けるために身構える。
しかし、そろそろという距離に来たにもかかわらず相手は減速を開始せずに、むしろ加速して突っ込んできた。
「龍驤!!よけろぉぉぉ!!」
「へ?」
加速したことに対する私の間の抜けた声と、何かに気がついたらしい長月の叫び声が重なる。
「あばよぉ、ちっこい嬢ちゃん!」
振りかぶられた砲、相手の声。咄嗟に体を右後ろへと倒す。そのまま私の後方へと走り去る相手。
刹那、右腕に激痛が走った。痛みの元へと視線を向けるとそこには、肩より少し先から先がない、私の右腕。
「っ痛ぅ……こりゃ……アカンわ……」
「チィ、
「貴様ァァァ!」
「……ッ!全艦全力砲撃クマ!!」
私が斬られた事に激昂した長月の声を切っ掛けに、斬り抜けて行った相手の背後へと砲撃をする艦隊の面々。
しかし、先ほどと同じように少し体を動かされるだけで当たらない。
相手は心底楽しそうな獰猛な笑みを浮かべながら速度を落としつつ反転を開始した。
「これは……まずいクマ」
「あぁ、まさか単艦であそこまでの性能を持っているとはね」
「……クッ……悔しいが、今の私達は偵察任務中だ。撤退を進言する」
「……そろそろ日も落ちるクマ。この状況で夜戦はまずいクマ。各艦撤退を開始するクマ!殿はクマが「いや、私がやらせてもらう」長月!?」
「球磨は旗艦だ。故に沈む可能性のある任務はしてはダメだ。響と協力して龍驤を連れ帰ってくれ」
「だけど!」
「大丈夫だ、危なくなれば私も逃げる。それに直に夜だ。夜になれば闇にまぎれて逃げ切って見せるさ……時間がない、奴が来る!さっさと行くんだ!球磨、響!」
「……仕方ないクマ!響はクマと龍驤を連れて帰還!長月は殿を頼むクマ!……必ず帰ってくるクマ。武運を祈るクマ」
「フ……別に倒してしまっても構わんだろ?さぁ、行け!」
「おーおー、俺を前にして逃げる算段かぁ。良いねぇ、楽しませてくれる」
またとないタイミングでGNバスターソードを振りぬいたものの、
そもそも、スポンサーも追い返すだけでいいと言っていたので逃げるのであれば追う気が殆ど無いのではあるが。
「さて、そろそろ鬼ごっこを始めるとするかぁ」
そう言って、バスターソードを肩に担ぐ。
タイムリミットを設けよう、ただ狩るのでは面白くもない。そもそも今沈める理由もない訳だし。やはり楽しみは後までとっておかなくては。
「そうと決まればリミットは辺りが見通せなくなるまでだな」
逃げる始めて少し経った頃、そうつぶやいてから艦なんとかへと加速を開始した。
「来たか……悪いがここを通すわけには行かないな」
一人だけ少し進んだところで緑髪のガキが待っていた。
逃げるつもりはない、ここでお前を沈める。っと決意の篭った目で俺を睨みつける。
「御託はいらねぇ。さぁ、やり合おうじゃねぇか!」
「ッ……長月、突撃する!」
「提督!艦隊が帰投!龍驤が大破、長月が殿を受け持ち帰投せず!」
「なに!?長月が沈んだのか!?」
「いえ、球磨の話では新種の深海棲艦が出現。それの攻撃により龍驤が大破し作戦続行を不可能と判断。全艦での撤退を不可能と判断し、殿を任せたと……」
「安否不明か……了解した。今動ける子はどれだけいる?」
「私を含め、駆逐3、軽巡2、重巡1、空母1、戦艦1、潜水艦2の10艦です。……捜索隊を?」
「あぁ、出す。ゴーヤとイムヤ、川内に出るように頼んでくれ。現在の時刻は1721か……リミットは2000までだ。見つからない場合は撤退するようにと」
「了解しました」
「無事に見つかれば……良いのだがな……」
緑髪の子の運命や如何に!
次回投稿はできれば2月中にしたいです。遅れても許してくだしぃ。
誤字脱字等ありましたらご報告ください。