扉をめぐる世界の中で   作:gurafa

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こんばんは。そして、お久し振りです。gurafaです。

白パにてレプリカ聖級越えました~(о´∀`о)
ついでにアザエルとパイモン、イヴァンにヨトゥンも倒してきました。そして、スクラッチで、ラプラス、テンゲン、マタナイ、ヴラドが当たりました。・・・ヴラドが当たりました!!!初めてのフェス限に喜びを隠せません!!

光はろくなやつ持ってないんだが(´・ω・`)


第十三話

「・・・ん。」

 

頬を撫でる風で目を覚ます。目を開けると眼前には見渡す限りの草原が広がっていた。

 

「ようやく起きたカ。」

 

「ッ!!」

 

背後からかけられる声。とっさに立ち上がり、背後を見ると

 

「・・・俺?」

 

俺と瓜二つの男が立っていた。いや、実際には男の方が背が高く、両目が青かったが目付きや金髪などはそっくりだった。

 

「テメェみてぇなザコと一緒にしてんじゃねえヨ。」

 

色々と考えを巡らせていると男が黒い塊を飛ばしてきた。バックステップで避け、改めて男と対峙する。

 

「あなたは誰ですか?」

 

「俺?俺は・・・・・CODE:04。

藤原 刻様ダ。」

 

「藤原・・・刻さんですか。・・・で、僕をここに連れてきたのもあなたですか?てか、ここどこですか?何が目的ですか?」

 

「おいおい、一気に聞いてくるんじゃねえヨ。ちゃんと答えてやっから落ち着けヨ。」

 

そう言うと、刻は煙草を吸いだした。

 

「フゥ~~。それで、え~と。まず連れてきたのが俺かどうかだけど、端的に言えば違う。これは次のここが何処かと言う質問の答えでもあるが、ここはお前の精神世界ってやつダ。つまり、ここに連れてきたのはお前自身ダ。」

 

「精神・・・世界。じゃあ、どうしてここに刻さんはいたんですか?」

 

「それはお前の母親に頼まれたからだヨ。息子に能力の使い方を教えてくれってネ。」

 

「母さんに?母さんとはどういう・・・。」

 

「それは追々話すとして、とりあえず時間もあんまり無いし始めるゾ。」

 

そう言うと、刻の周りにバレーボール大の黒い塊が浮かび上がった。

 

「ッ!」

 

即座に臨戦態勢に入る。と同時に黒い塊が迫ってくる。焔覇吐が無い今の状態では迎撃の仕様がないのでそれぞれを最低限の動きで避けていく。

 

「ガッッ!」

 

だが、躱したはずの塊が空中で軌道を変えて再び迫ってきた。突然のことに対処することができず、左の脇腹にもろに喰らい吹っ飛んでいく。

 

「ガハッ」

 

地面に叩きつけられ、肺の空気をはきだす。しかし、刻は攻撃の手を緩めず塊が追ってくる。息を整える間も無く殺到する物体を再び避けていく。先程の攻撃を考慮し、全方向に注意を払い対処していく。しかし、数が多いため直撃は避けるもののいくつかの攻撃は喰らってしまう。

 

「オイオイ、もうへばってんのカ?まだ始まったばっかりだゾ?」

 

「グッ。こんなのなんの役に立つんですか?」

 

「そんなのテメェの能力の発現のために決まってんだロ。とっとと目覚めないと・・・死ぬぜ?」

 

再び攻撃が始まる。ただ先程とは迫る塊の数が倍になっていた。

 

「マジでかよ!?」

 

色々と言いたいことはあるが今は逃げないと死ぬ。そう思い、先ずは攻撃を躱すことに専念した。

 

 

 

 

 

「はあ、はあ。」

 

あれからどれくらい時間がたったのだろう。途中から飛んでくる塊が剣の形になったり、速さが増したりしたため、ハヤトは満身創痍の姿で何とか立っていた。

 

「しぶといな~。・・・もうそろそろ飽きてきたワ。」

 

そう言うと、刻はポケットに入れていた手を出して、片腕をハヤトの方に伸ばし、もう片方を反対側に伸ばした。すると両手の前に黒い球体が浮かび上がった。

 

(あれはヤバイ!)

 

そう思うが限界をむかえた体は言うことを聞いてはくれない。

 

「磁撃砲(ガウス・キャノン)!!」

 

そして、放たれたいままでで最も大きく、最もエネルギーを持った攻撃。それが今のハヤトでは耐えられないのは火を見るよりも明らかだった。

 

(くそが!動けよ、俺の体!こんなところで死んでたまるかよ!)

 

近づいてくる明確な死に対してハヤトが感じたのは恐怖と・・・生きたいという思いだった。

 

そして、轟音と共に刻の放った攻撃が地面をえぐった。

 

「やっと目覚めたか。」

 

えぐった地面の淵にたってそう声をかける。そこには傷だらけのハヤトと黒い砂の山が出来上がっていた。

 

 

 

 

 

 

「とっとと起きろヤ。」

 

そう声をかけられると同時に頭に鈍い衝撃を受け、俺は意識を取り戻す。

 

「いって~~。もう少し優しく起こしてはくれないんですか?」

 

そう言うと睨まれたので急いで口を閉じる。

 

「ハァ、まあ、能力は発現できたし、良しとするカ。」

 

そう言われて初めて自分の中から力が沸き上がっているのを自覚する。

 

「ところで、俺の能力って何ですか?」

 

「あ?んなもん使ってみればわかるだロ。」

 

内側に感じる力を外に向けてみる。すると、俺の周りの地面から黒い砂が浮かび上がる。

 

「これは・・・砂鉄?ってことは。」

 

「そうだよ。お前の能力、そして、俺の異能は『磁力』ダ。まあ、どんな風に使えるかは自分で考えるんだナ。」

 

「わかった。で、母さんとはどういう関係なの?」

 

「それについてはまた今度だ。」

 

えっ?何で? そう言おうとして俺の体の変化に気づく。

 

「透けてきてる?」

 

「もうそろそろ時間だってことだヨ。安心しろ。同じ能力を使うやつが弱いってのも癪だからナ。またお前がここに来たときに色々教えてやるヨ。」

 

刻のその言葉を最後に俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

「行ったカ。」

 

再び1人になった刻。それと同時に世界から急速に色が失われ黒に染まっていく。

 

「まあ、及第点かな。」

 

さっきまで一緒にいた少年を思いだしそう呟く。

 

「さあ、あいつはこれからどんな風にその力を使うかナ?」

 

煙草を口にくわえ、刻は闇へと消えていった。

 

 




はい、というわけで第十三話でした。ハヤトの能力は『磁力』でした~(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
ハヤトのユニット情報は

No 0   NAME ハヤト
Lv 1/70  Type 無  Race人間/魔物/妖精/神
HP 447   COST 15   Rare ★★★★
ATK 191

Leader Skill マグネティック ジャミング
       全ての種族から受けるダメージを        20%軽減する。機械族から受けるダ       メージのみ70%軽減する

Active Skill  ガウス・キャノン
       敵単体に自分の攻撃×(手札の無パ       ネルの枚数×15倍)の貫通ダメージ       を与える。その後HPとSPを半分に       し、相手にターンを移す。(SPが1       だった場合0になる。)

Normal Skill 悪には正義の鉄槌を
       敵2体に無属性の超特大ダメージ
       無、闇、光パネルをそれぞれ1つず       つ

Passive Skill ミリパネルバリア
       敵からダメージを受ける時、手札の       無パネル1枚につきダメージを5%       減らし、そのパネルを火、水、風の       どれかに変換する。

とまあ、こんな感じですかね~。ネーミングセンスについては言わないで!自分でも分かってるから。
Unleash様、Xion・Ⅸ様、感想ありがとうございます。

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