記念スクラッチ。20回ひいたところ、11体虹ユニットが当たりました。なのに、フェス限はおらず、無属性も1人も当たらない。でも、火属性人間が当たったのでようやくベディヴィアパが組めそうです。まあ、みんな進化させないといけないんですが・・・
「ただいま~」
「おかえり~」
手紙を受け取ってから1時間程で母さんが帰ってきた。
「何か変わったことはあった?」
「え~と、女の人がお母さんに用事があるって家にきたよ?今いませんって伝えたら手紙を渡されたけど。」
そう伝えると、母さんは荷物を放り投げすごい剣幕で近寄ってきた。
「大丈夫?なにもされなかった?具合悪くなったりしてない?」
「ちょ、ちょっと!大丈夫、大丈夫だから!なにもされてないから!」
そう言うと母さんは俺を放してくれた。
「母さん、急にどうしたの?何かあったの?」
「・・・いえ、大丈夫よ。大丈夫。大丈夫。」
最初こそ俺に向けての言葉だったが、後半は自分に言い聞かせているように感じた。
「・・・大丈夫ならいいんだけど・・・。はい。これ手紙。それじゃあ、僕部屋に戻るね。」
手紙を渡すと俺は自室に戻った。
いつもならここで1時間程昼寝をするのだが、今日はベッドに横になっても、初めて見た母さんの動揺した顔が頭から離れず、なかなか眠れなかった。
「何があったんだよ。母さん!」
ハヤトが自室に戻った事を確認すると私は手紙の封を開け、中を見る。そこには大体予想通りの事が書いてあった。
「教団に協力して、焔覇吐を寄越せ?バカじゃないの?」
手紙を読んでそう吐き捨てるが、現状は芳しくない。たぶん今も外から逃げないように監視をしているのだろう。
「いい加減、腹をくくらなくちゃね。」
私は1人、決心をしていた。
「はっ!」
目が覚める。色々考えていたらそのまま寝てしまっていたようだ。
グ~
・・・モヤモヤすることはたくさんあるが、先に腹ごしらえをしないとダメだな。そう思い、リビングに降りる。
「あら、やっと起きたの?御飯できてるわよ。」
リビングでは母さんがいつもの笑顔でいた。
「いただきます。」
今日の晩御飯はアジの塩焼きと、大根と油揚げの味噌汁。
「どう?美味しい?」
「とっても美味しいよ。」
「そう、よかった。・・・・・・・ねえ、ハヤト。」
「ん?」
「御飯の後で、あなたに話したいことがあるの。」
「・・・わかった。」
何を話すんだろう。そんなことを考えながら食べる御飯はあまり美味しくなかった。
「ごちそうさま。」
「お粗末様でした。」
晩御飯を食べ終わり、皿もさげて、母さんと向かい合うよう、座る。
「それで、話しってなに?」
「それはあなたのことと、焔覇吐のことよ。」
「僕と焔覇吐の?」
「そう。まずはハヤトのことからね。単刀直入に言うわ。あなたは極めて稀な子供なの。」
「え?どういうこと?」
「まず、あなたのおばあちゃん。つまり私のお母さんね。その人は神と人間が混じった存在、セカンドと言われる種族なの。」
「セカンド・・・。」
「そして、あなたのおじいちゃん。といっても私が生まれる前に死んじゃったんだけど、その人は妖精なの。」
「じゃあ、母さんは。」
「そう、私の中には人間、神、妖精の力が備わってるの。そして、最後はあなたのお父さんよ。」
「ちょっと待ってよ。お父さんは死んだって。」
「ごめんなさい。前に聞かれた時はあなたのお父さんにとって大事な時期だったから嘘をついてしまったの。」
「じゃあ」
「ええ、あなたのお父さんは生きてるわ。・・・六聖人と呼ばれる存在になってね。」
「六聖人・・・。」
「あなたのお父さんは、『ヨハン』。魔物よ。」
「・・・」
「ハヤト、あなたの中には人間、神、妖精、そして、魔物の血が流れているわ。」
信じられなかった。父さんは生きててしかも魔物で、母さんは神、人間、妖精の血をひいていて、俺はそれら全部の血をひいている。そんなこと、急に言われても受け止めることができなかった。
「それから、焔覇吐についてだけど。焔覇吐はドライバじゃないわ。」
「・・・え?」
『・・・・・・』
突然のカミングアウト。自分の特殊性についてもついさっき初めて聞かされ、混乱しているところへのさらなる攻撃。
「焔覇吐。ほんとなの?」
『Yes.』
「そんな・・・。じゃあ、母さん、焔覇吐はいったいなんなの?」
「焔覇吐は『IS(インフィニット・ストラトス)』と呼ばれる機械よ。」
「IS?」
そこから焔覇吐についての説明が始まった。簡単にまとめると、操縦者(俺)を守ることを最優先事項にしてある。ただ、エネルギーが無くなると強制的に解除される。そして、使えば使う程進化をする。ということだった。
「今まで隠しててごめんなさい。でもね、隠してたのは、あなたを危険にさらさないためだったのよ。」
「危険?どういうこと?まさか!?」
「ええ、あなたの会った女の人は私と焔覇吐を狙っているわ。」
「そんな。じゃあ、今からでも逃げようよ。」
「無理ね。たぶん今も外から見張っているわ。」
「じゃあ、そいつと戦って倒せば。」
すると母さんが近づいつきて、首筋に手刀を入れてきた。
「かあ・・さ・ん?なんで・・・?」
薄れていく意識の中、最後に見たのはほほに涙をつたわせている母さんの顔だった。
「ごめんね。あなたを危ない目には合わせたくないの。」
今まで隠していたことを全て話した。それでも、この子は共に逃げようと言ってくれた。それがとても嬉しかった。それと同時になんとしてもこの子は死なせちゃダメだとも思った。
「焔覇吐。ハヤトを、私の大事な息子のことを、お願いね。」
『You don't have to tell me about it.(言われなくてもわかってます。)』
「ふふ、そうね。じゃあ、行ってくるわ。」
さあ、息子を守る母の戦いを始めましょうか。
はい。というわけで第六話でした。あえて言いたい。どうしてこうなった。今回でサクラとオリエンスをぶつけるつもりだったのに、気がつけば、次回に持ち越しの流れにしていた。gdgdで本当に申し訳ない。
それから、因幡の白黒うさぎ様、unleash様、麻婆春雨様、Xion・Ⅸ 様、感想ありがとうございます。それから、評価していただき、誠にありがとうございます。これからも頑張りますのでどうか、よろしくお願いします。
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