ヴィヴィオ一途なのに……   作:碧河 蒼空

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 何故、こんな物を書いたのか、自分でも分からないのですが、書いちゃったので、投稿しました。



 以下、注意事項です。

・作者が気分で書き始めた小説です。
・ダイジェストでお送りする為、いきなり時間が飛んだりします。
・期間は無印開始前~StrikerS終了までを描きたいと思います。
・基本ギャグで行きますが、作者は普段、非ギャグを書いている人間なので、ギャグを貫き通せる保証はありません。


1話 転生

 死は唐突に訪れた。実に呆気ない。こつこつ積み上げてきた俺の二十三年の人生は大型トラックの荷台から落下したショベルカーに潰され、終焉を迎えたのだ。

 死したはずなのに、薄らと思考する事は出来ている。今は死んでから魂が消えるまでの猶予なのだろうか……。

 薄れゆく中、考えるのは家族の事、友人の事。そして、嫁のヴィヴィオ。

 両親は悲しむだろうな。親不孝物の息子を許してくれ。

 友人は決して多くはなかったが、自信を持って親友と呼べる友達が居た。彼らは俺の死を悔やんでくれるだろうか。

 ヴィヴィオは俺の死後、どうなるだろうか?遺品として保管されるだろうか。それとも、家族によって処分されるのだろうか。後者だとしたら、居たたまれないな……。

 ……ああ、もう限界だ。

 猶予を終えた俺の意識は落ちていった。

 

 

 

 

 落ちたはずの意識が浮上した。

 ……俺は死んだんじゃなかったのか?

 目を開こうとするが、瞼が上がらない。耳の方は多少、機能しているようだ。大人の話し声と、すぐ近くから赤子の泣き声が聞こえる。

 その鳴き声が自分から発せられている物だと気付くのに、しばしの時間を要した。

 ……訳が分からない。

 現状について考察しようとするが、酷く眠くて、それは適わなかった。

 ……今はこの眠気に身を委ねよう。

 俺の意識は再び落ちていった。

 

 

 

 

 目が開くようになると、目の前にいたのは、身の丈五メートルはあろう男女である。

 俺はその光景に驚き、泣き出してしまった。……何故?込み上げて来る感情を抑えきれない。

 そんな俺を女性の巨人が抱き上げるものだから、無く勢いは更に強まった。

 この時、俺はまだ、自分に起きた現象に気付いていなかった。

 

 

 

 

 ……どうやら、俺は転生したようだ。

 ほんの少しだけ、体が動かせるようになったので、俺は腕を上げてみた。すると何だ、俺の目に赤ちゃんの様にふっくらとした手が映ったのだ。その手が自分の物だった認識するのに時間は掛からなかった。

 つまり、俺が巨人だと思っていた人達は皆、普通の人間で、ただ単に俺が小さくなっただけなのである。

 俺は再び、自分の手を見る。やっぱり、胼胝が出来ていた元の手とは対照的だった。俺の手は今まで自分が積み上げてきた証の様な物だったので、何だか寂しさを覚える。

 感慨に更けていたが、急に眠気が襲ってきた。これも赤子の定めか。

 俺はその眠気に身を委ねた。




 次はなのはと出会います。
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