新年一発目の更新は裂庫となります。
何故枠外本編じゃないんでしょうかね?
サブタイでわかると思いますが『ハイスクールD×D』モノです。
Side.other
「家で寝ていた私が、何故ここにいるのか説明を求めるぞ。
最高神のじいさん」
家で寝ていたはずの紫稀が目を覚ますと、其処は見慣れた寝室ではなく、転生する前にいた真っ白な空間だった。
「きちんと説明はするから、そう急かすでない。
それに、久方ぶりに面と向かって会うのじゃから、少しくらい雑談なり世間話なりしようとは思わなんだか、お主は」
「いや、まぁ、それは考えたが、あんたが前触れもなく喚ぶということは、何か大変なことが起こっているということだろう?」
「察しが良くて助かるが、少しくらいは余裕……いや違うの。茶目っ気?これも違うの。
……まぁ、そういうのはあったほうがよいぞ」
「別に私とてそうゆうのがないわけではないが……」
事態の説明を求める紫稀と、気持ちの余裕的な何かを持つようにと諭す最高神。
……というか、この2人、話が脱線していることに気付いているのかいないのか。
いや、この2人の場合、気付いていて脱線させているのだろう、きっと。
「さて、雑談はこれくらいにして、本題に戻すとするのかのう」
「そうだな。そうしてくれ」
やはりこの2人は態と脱線させていたようである。
話を進めたいのかそうじゃないのか、紛らわしいことこの上にない。
それはさておき。ようやく説明がはじまるようである。
「実はのう、阿呆共がまたやらかしおってのう。
ある世界のはバランスが崩れておるんじゃ」
「ほうほう。転生者のせいとかその辺か?」
「いや、今回の件に転生者は関わっておらぬ」
「それならばどうしてバランスが崩れているんだ?」
――世界のバランスが崩れているんだそうです。大変ですね。どうせ転生者あたりの仕業だろ?
とか、そんな風に考えている紫稀ですが、続いた最高神の言葉で再び深刻な心境になる。
「簡単なことじゃよ。世界の存在自体に介入し、大元の世界には存在しない魂を創ったのじゃよ」
「それだけならば別に問題はなくないか?大元の世界に存在しない魂があろうとイレギュラーとして、平行世界、並列世界と片づけられるはずだ。近いものが前例としてあったはずだ。
例えばそう――――」
「あいえすとか言う世界のお主の平行存在と同じではないかと?」
「――――そうだ」
問題ないと断言しようとした紫稀の言葉を遮り、最高神に言おうとしたことを先取りされ、言葉と首肯することで同意を示す。
「確かにお主の言うことは普段なら問題はなかったのじゃ。
じゃが、今回ばかりは世界の位置に問題があったのじゃ」
「どういうことだ?」
「大元の世界と近すぎたのじゃよ」
「それのどこが問題なんだ?」
「簡潔に言えば、平行世界というのは、ピラミッドというネズミ算で出来ておる。
大元の世界から2つの世界が派生し、更にその世界其々から2つの世界が、次もその次も同じように。
それが延々と続くことによって、平行世界は出来上がる。
これは儂や転生を司る神たちしか知らぬことじゃ」
流石に察しのいい紫稀でも今回ばかりは理解しきれず、最高神に問いかけるばかりである。
そんな紫稀にも嫌な顔をすることなく説明を続ける最高神。
と言うよりも、この話は最高神や転生を司る神々しか知ることが出来ないのだからしょうがないともいえるが。
「普段、イレギュラーな存在が出現するのは、50段目を超えた辺りからじゃ。
イレギュラーな存在は、その世界より上位だろうが下位だろうが、少なくない影響を与える。
下位の世界なら別に問題ではない。問題なのは上位の世界に対する影響だ」
「平行世界ってのは隣接していると言えなくもないから確かに影響はあるだろう。
だが、だからと言ってどこに問題が……。
あぁ、ありすぎるのか問題が。
だから私がここにいると」
「そうじゃ。上位世界に対する影響は大体5段程上まで。それより上位には影響を及ぼさない。
そして今回イレギュラーな存在が創られたのは序列第7の位置――――つまり3段目の最後の世界じゃ」
「……3段目」
「更に7の位置というのも問題じゃ。博識であるお主ならわかるじゃろう?」
「……全てを満たす数字」
古代仏教において7と言う数字は全てを満たすとされている。
他にも七つの大罪、七大天使、新約聖書の七つの門、神による世界創造に掛かった日数。
色々と伝承に残された多くの意味を内包する数字である。
「全てのことを、真実虚実と儂たちは言えぬがな」
「それで私はどうすればいいんだ?」
「そうじゃな。いい加減、説明するのにも飽きたことじゃし、頼みの内容を話すとしようか」
ここまでで1800文字。
前置きが長すぎる気がしますが、気にしてはいけない。
そんなこんなでやっとこさ本題に。
「本体でも分身体でもよいから、その世界に行ってくれぬか?」
「……まぁいいが。
で、どこの世界だ?」
その世界が空想の世界と断定する紫稀。
いや。間違いではないわけですけどね。
「『ハイスクールD×D』とかいう世界らしいの。
悪魔や天使、龍に妖怪……存在する種族的にはお主の世界とあまり変わらんの」
「……あの世界か。戦闘すること必至だな」
「お主の世界とてそれは変わらなかったじゃろうに」
「で、すぐにでも行けばいいのか?」
「うむ。そうしてくれると助かる。
何か必要なものでもあれば言っとくれ。準備する」
「それなら衣食住関係からは住だけ頼む。あとはどうとでもなるしな。
それとキティたちは連れていけるのか?」
「それは問題なしじゃな。お主が望めば、そっちの世界に本体と記憶を共有する分身体が召喚される」
「それならいい。
そういえば、あっちの世界での俺はどういう存在になるんだ?」
「強さとかは変わらぬが、存在は正真正銘の人外――――魔の頂点である魔神。つまりは悪魔じゃな」
「あっちの世界での悪魔の頂点って魔王じゃなかったか?」
「しょうがなかろう。お主の規格は、魔王では収まりきらぬのじゃから。
それと補足すると、彼女たちの存在はお主の眷属悪魔となるからの」
「眷属に出来るのは『
「それならば問題ない。お主の駒は全て『
「……そうですか」
紫稀が色々と考えることを放棄した瞬間であった。
「というか今更だが、その世界にイレギュラーの最大級みたいな私が行っても平気なのか?」
「大丈夫どころかお主みたいな存在でなくてはならんのだよ。
存在が中途半端なモノよりも比類なく強大であるお主が行くことによって、その世界は自界を含む、上位世界を護るために影響の流出を防ごうとする。
つまりは殻に籠るというやつじゃな」
「そういうことならいいが。それで、私はどのくらいの期間留まればいいんだ?」
「最低でもお主たちの感覚で1000年。その間、お主が本体であろうと分身体であろうと構わぬ。じゃが、例え刹那であろうと存在しているということを決して絶やしてはならぬ。それが条件じゃ」
「了解した。それじゃあ私はもう向かうとするよ」
「そうか。儂が言える義理ではないが、あの世界を頼んだぞ」
「次に相まみえるときは、こういう事情ではなく酒でも酌み交わそう」
「そうじゃな。楽しみにしておるよ」
そう言葉を交わして、紫稀はいつの間にか顕現していた門を潜った。
Side.end
Side.紫稀
「何度も言う、紫稀、強い力持ってる。紫稀の力が有れば、我、静寂を得るの、容易い」
今、私の目の前には彼の龍――『
因みに初対面ではなく、過去にも二、三度で済まないほどに遇っている。
その度に、今回みたいに協力しろと言ってくる。
「私は何度も断っているだろう。今回もそれは変わらんぞ」
そのことに私は一度も首を縦に振ったことはないし、これからも変わらず縦に振ることはないだろう。
別に、『
「それでも我、静寂を得たい」
「静寂を得てどうする。その先に待ってるのは、今以上の孤独しかないぞ」
「それでもいい。我の帰る場所、あそこだけ」
グレートレッドを倒した先の静寂には、今以上の孤独しかないのを知っていてか。
……あぁもうしょうがねえ。
「わかった。お前に帰る場所をやるよ」
「それじゃあ……」
「ただし、次元の狭間という孤独で静寂な場所じゃない」
「……どういう意味?」
「つまり私の家に来いってことだ。お前はまだまだ見解が足りてないからな。もっと世界を見て知るべきだ」
「わかった。我、紫稀の家、帰る場所にする」
どうやってあいつらに説明したもんかなぁ……。
Side.end
Side.other
「おっぱい揉みてえぇぇえええええええ!!」
「兄貴と違って俺は下品じゃないだけさ」
「死んでくれないかな」
「お前は何を望む?」
「俺はまだ……生きたい」
「イッセー、テッセー。私たちオカルト研究部はあなたを歓迎するわ――――悪魔として」
「自分の中の一番強いイメージ……」
「「な、何故だああああああああああ」」
「揃いも揃って
「これはこれは。悪魔くんではあ~りませんか」
「例え悪魔だとしても、イッセーさんはいい人ですっ!?」
「部長つ!アーシアも一緒に!!」
「今のお前の願いはなんだ?」
「アーシアをっ……アーシアを助けてくれっ」
「その願いしかと聞きうけた。堕天使多数その程度私の障害でもなんでもない」
「友達を護れないでどうするんだ!」
「さよならイッセーさん……」
「
「敵さんたちには既にばれているだろうから正面から乗り込むとしようか」
「地下の祭儀場にいますですよぉお」
「地下か……最短距離で行くとするか。お前らしっかりと着いて来いよ」
「アァァァァァァァシアァァァァァァァァ!!」
「お友達が出来て幸せでした」
「諦めたらそこで終わりだぞ。それにまだ諦めるには早いぞ」
「返せよっ!アーシアを返せぇええええええええ!!」
「喜べイッセー。お前の
「俺は最強の
衝動のままにやった。
決して後悔と反省は……
しまくりだあああああああああああああ!!
ここらで登場していない設定を。
まず子猫、つまりは白音と黒歌は保護済み。
イレギュラー存在はイッセーの弟で、名前は兵藤誠十(まこと)、通称テッセー
神儀家の属性は
王………神儀紫稀
女王……エヴァンジェリン‣A‣K‣M‣神儀
僧侶……神儀木乃香
神儀千鶴
騎士……神儀アスナ
神儀刹那
戦車……神儀なのは
神儀茶々丸
兵士……神儀アリカ
神儀忍
神儀マナ
神儀裕奈
神儀千雨
神儀アキラ
フェイト‣T‣H‣神儀
余り1
神儀家眷属パート2
王………エヴァンジェリン‣A‣K‣M‣神儀
女王……不在
僧侶……神儀黒歌(2つ使用)
騎士……不在
戦車……神儀白音
余り1
兵士……チャチャゼロ(2つ使用)
相川さよ(2つ使用)
余り4
実はエヴァ様も王だったりするわけで。
本人の能力と駒の割り振りがあってないのが多数いますが、連載予定ではないのでまぁいいかって感じです。
連載することになったら、原作を大人買いしてこないとんぁあ……。