上賀 輝積は勇者でない 【完結】   作:風墳K

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第14,2話です。

では、どうぞ…


第14,2話 妖精観察日記

夏休みといけば、宿題…だ。気が重くなる話題ではあるが、俺、上賀輝積は既に全ての宿題を終わらせている。

なら、なぜそんなことを話題とするかと言うと、個人的に調べたいことがあるからだ。

九尾…俺の妖精で人化できる唯一の妖精だ。

 

これは、暇潰しにやった九尾の観察日記だ。

 

日記一日目

 

朝 朝食を作ってくれた。

前よりも美味しくなっていたのに驚いた。

昼 買い物をする九尾。こっそり油揚げを買っていた。まあ、そこまで財布の負担にはならないからいいか。

そして、近所の奥さん方と世間話。兎に角これが長かった。二時間立ちながら話していた。

夜 洗濯物を畳む九尾。入浴後、化粧品を使っていた。肌荒れが気になるのだろう。

 

二日目

 

午前中は勇者部の活動。

新たにわかったことがある。九尾は家に居させても携帯で呼び出せる。

呼び出した後も家に戻る(徒歩)が出来る。

凄く迷惑そうな顔をしていたが。

 

三日目

 

他の妖精と九尾を比べてみた。

まず、人化出来ることが大きなポイントだ。

次に触り心地。前に少しだけ風先輩の妖精…犬神と樹ちゃんの妖精、木霊に触ったことがあるが、どちらもモフモフだった。だが、九尾の(妖精の状態)の尻尾は異常だ。気持ち良すぎて依存症になってしまう。

まあ、その事は置いといて、九尾は今日は妖精の状態だった。でも、なんか様子がおかしかった。ので、放置してみた。

 

四日目

 

九尾が妖精の状態で喋りやがった!喋った瞬間おもいっきし蹴ってしまった。九尾はまるでボールのように跳ねていた。

そのあと、ちゃんと謝った。それに、あとでキツネうどんをおごってやることにした。

昨日様子がおかしかったのは、神樹から力を授かってたからだそうだ。それで喋るようになったと言う。

 

五日目

 

九尾が妖精の状態で家事してた。

もう、九尾は戻れないところまで来てしまった…。喋らないモフモフだったからよかったのに…喋るモフモフはちょっと抵抗が…

 

六日目

 

人化した九尾と銀と一緒にカラオケに行った。銀は色々な歌を歌って、九尾は少し古い歌を歌っていた。

九尾の年齢が少し気になってきた。

 

七日目

 

一週間立ってしまった。今、九尾にわかることとしては、

 

家事が大好き

肌荒れが酷い

妖精状態でも喋るようになった

俗にいうイケメン

妖精状態のモフモフはいい

井戸端会議が恐ろしく長い

九尾はやはり、油揚げが好き

九尾=キツネ

九尾=馬鹿

 

 

 

 

「おい、この日記はなんだ?」

「あ…ばれた。」

 

部屋に置いといた九尾観察日記を見られた。

 

「この頃視線がおかしいなと思ったらお前か!」

「いや、それは、妖精状態でそこら辺に行くからだよ。」

「いや、百歩譲ってそこはいい。最後の馬鹿ってなんだ!」

「え?いや…なんかさ…お前馬鹿じゃん?」

「誰が馬鹿じゃ!」

 

このあと凄く怒られました。





…ネタ回でした。

たったの千文字…

まあ、兎に角次回予告

次回予告

「あ、あのさ…」
「頑張って!お姉ちゃん!!」
「出来ました」
「俺だけどな。」
「本当に、申し訳ない!!」
「「私だけどね。」」

次回 料理対決
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