前の小説でも言われた通り、文章力皆無です。お手柔らかにお願いします。
────『はじめまして、俺、間宮識城!!』
────と、どっかの紅白ボール使いの少年の如く自己紹介をしたが、それはまあ置いといて......皆は理不尽な経験をしたことはあるか?何でもいい、謝れと言われて謝ったら黙れと叫ばれたとか......まあ、そんな感じの。
────え?なんでそんなこと聞くかって?
────そりゃあ、人の不幸話でも聞いてなきゃあ────
「ごっめんねー!当たり所が悪かったとはいえ、あんな簡単に逝っちゃうとか思わなかったよ!」
────この究極の理不尽に、耐えきれる自信がないからだ────
────あれは、数分前のことだ。
俺は、いつもの様に登校し、いつもの様に授業を受け、いつもの様に下校し、いつもの様に帰宅した。
全然変わらない平和な日常───
───でも───
「あれ?どうしたのさ?さっきから黙りこくっちゃって」
───目の前の見知らぬ男か女かも分からないヤツに、その平穏はぶち壊されたのだ。
俺の話なんて興味ない?
頼む、聞いてくれ。
さっきも言った通り、俺はとても平和な日常を堪能していた。図書館で本を読み、友人と夜中に出かけて、帰り際に姉の家に顔を出したり....そんな平和な1日を終え、俺は自宅のアパートに戻った。
一人で住むには申し分のない、小さな部屋が三つあるアパートの一室だ。
帰宅した俺は寝室へ入り、とんでもないモノを見た。
妙に丈の短いスカートを履いた女が、俺のベットに座っていたのだ。
いやはや、あの時は本当に自分の目を疑ったよ。なんせ、見知らぬ女が自分の家に上がり込んでいたんだからな。姉が見たら何をするかわかったもんじゃない。
俺は戸惑いつつ、一歩、足を踏み出した。
─────瞬間────
「ヤダ!!そんなつもりじゃなかったのに!!!!」
─────女が、ありえない速度で立ち上がり、一瞬でベットからドアまでの距離をゼロにした────
正に、神速
そして、お手本のようなアッパーカット
俺は反応すらできず、その一撃をもろに喰らった。
────そこからは覚えていないが、どうやら俺は床に頭を打ち付けて死んだらしい。んで『死』における例外『死ぬはずでない人間が死んだ』ことと、更にその中でも例外中の例外である『神が直接手を下した』事があり、俺の魂は『無理矢理消滅させるor他の人間の魂に詰めて誤魔化す』という、笑えない状況下に置かれているらしい。
「うーん、どうしまそーどうしまそー」
つまり、どちらにしろ俺は消えるということだ。吹き飛べこの駄神。
「うーん.....あ!そうだ!私にいい考えがある!」
目の前の駄神は俺の事など完全に無視して一人で賑やかになっている。流石は神。一人殺したところで酒飲み話にもならないか。
「うんうん、そろそろイメージも固まってきた!さ、間宮識城君....だったね。君の魂の処遇が決まったよ」
やっと決まったか。と言っても、どちらにしろ俺は消えるんだから────
「君の魂は、私が直々に東方projectの世界に転生させてしんぜよう」
────だから.......
「......は?」
「聞こえなかった?私が、君を、転生させてあげるんだよ」
なんだこいつとんでもねえこと言い出したぞ。混乱する俺を無視して、神はペラペラと喋り始めていた
「私さー、転生オリ主モノの二次創作って結構やって見たいと思ってたんだよねー。けどさ、私ってこう見えて文章力皆無なんだよねー。あ、でも嘗めないでよ?これでも全能と謳われる神だからね。ちゃんとテンプレ通りに特典もあげるよ」
「....特典?」
「うん、特典。でも、三つだけだよ。チートが過ぎるのは好きじゃない」
「その前に質問、いいですか?二つだけですから」
え?口調が変わってる?当たり前のことだが、俺は仲の良い人以外には基本敬語で喋る。それだけだ。
「ん?いーよ、言ってみ?」
「じゃあ、まずひとつ目です。その『東方project』の世界は、どんな世界ですか?」
『どんな世界ですか?』
これは結構重要な質問だ。
もしも転生先の世界がバトルモノだったら、生き残る為の能力を貰わねければならない。逆に、普通の世界だったら、それに見合う適当なスキルや無病息災を願うだけだ。つまり、この質問に対する返答によって俺の第二の人生は大きく変わるのだ。
「東方projectの世界は、妖怪とか神とかとんでもないのが沢山いてその殆どが好戦的な美女美少女妖麗美人のステキな世界だよ。因みに村人AZ以外の男は一人だけだよ」
よし決定俺の第二の人生波乱万丈恐悪至極大凶死極の三揃いだ。まあそれは置いといて...
「ふたつ目の質問です。俺の容姿と性別って、どうなるんですか?」
『俺の容姿』
これが一番重要な質問だ。
俺は姉と双子で、高校生になった今も、昔と変わらず姉に瓜二つだ。服装を変えて黙っていれば誰も気付かなかったほどだ。が、重要なのはこれじゃない。
「うん?変えて欲しくないのかい?もうちょっと男らしい顔にだってできるんだよ?」
「このままがいいです。やっぱり、姉に似てるって言われて嬉しかったですし....このくらいしか、繋がりは残ってないので...」
「......わかったよ、君の容姿は特別にそのままにしといてあげる」
「ありがとうございます」
俺が頭を下げると、神は「よせよ」と言って顔を赤くした。
「え、えっと、それで質問は終わりかい?じゃ、次は特典の『望み』だ。何がいい?」
「じゃあ、ひとつ目『金属を完全に操れる能力』が欲しいです」
「ふむ、それは操れるし生み出せるということでいいのかな?」
「はい」
「よし、OK。次だ」
「ふたつ目『物の特性や役割を自由に強化できる能力』が欲しいです」
「というと?」
「例えば、『金属を完全に操れる能力』で作った翼の『飛ぶ』役割を強化して空を飛んだり、剣を強化して切れ味抜群にしたり....」
「なるほど.....OK。じゃあ次...最後だよ、ちゃんと考えなよ」
「......『どんなものでも自由に格納・取り出しが行える空間を扱える』が欲しいです。射出機能付きで」
「...えーっと...どんなものでもって...具体的に言ってくれないか?」
「例えば、この能力で電車を高速で射出して敵をミ────」
「わかった...わかったよ....一応、干渉できるのは君だけだから、どんな手段を用いても君の空間を確認することはできないよ」
「....ありがとうございます」
「うん、じゃあ第二の人生を楽しんでおいでよ」
「はい。姉によろしく言っておいてください。多分このままだと死にます」
「どうなってるんだ君の姉は....まあ、頼まれたよ」
段々、視界がぼやけてきた。
目が覚めたら、俺は第二の人生を歩み始めるんだろう。....あれ?これってまさか0歳スタートとか無いよね──────?
途中から地の文が無くなってましたね。さて、どうなるんでしょう、この小説。