ケッコンカッコカリ   作:割烹着みすちー

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6話

―――――sied金剛

 

 

 

金剛「ん~…良い匂いデース♪

比叡もお茶を入れるのが上手になったですネ~」

 

比叡「はいっ!お姉さまの入れ方を見たり、司令に教えてもらったりして頑張りましたから!」

 

元気な笑顔を浮かべつつ自慢げに話す比叡を見て私も自然と笑顔が浮かぶ。

あの時の事が良い方向にローリングした(転んだ)のか、比叡はあれ以来何事にも積極的になっていマース。

提督のほうは今は深雪ちゃんにご執心みたいですけど、比叡がそれで落ち込む事が無かったのは良かったデース。

 

金剛「…比叡は、私が思っている以上に強いかもしれませんネ~」

 

比叡「…お姉さま?」

 

金剛「んっ…何でもないのデース♪」

 

比叡「そうですか…?」

 

危ない危ない、危うく聞かれる所でした~

今は、私は皆が喧嘩しないように見守ることに集中するときデース!

 

金剛「っと、ろーちゃんはもう起きてますかネー?」

 

比叡「どうでしょう…(ガチャ)…あっ」

 

金剛「ワォ…」

 

ろーちゃん「…すぅ…」

 

比叡と一緒に扉を少し開けてその隙間から顔を覗かせると、比叡のベッドで寝息を立てる可愛らしいAngel…つまりろーちゃんが見えます。

私は比叡と一緒に部屋に入ると、持ってきたお菓子と紅茶をテーブルに置きろーちゃんのそばに近寄ります。

 

金剛「…可愛い寝顔デース…♪(なでなで」

 

比叡「はいっ…五月雨ちゃんが何時も話してる事が少しわかりそうです♪」

 

そう言えば、新提督と五月雨ちゃんはろーちゃんを娘として向かい入れたと聞いた事が…なるほどー、ろーちゃんは2人にとってのAngelなのですネー♪

 

ろーちゃん「…んっ…(ギュッ」

 

比叡「あっ…もう、ろーちゃんったら…」

 

おぉ、ろーちゃんが比叡の腕に抱きついたのです。

誰の事を思っているのでしょうか〜?

 

ろーちゃん「…新…さん…(ぎゅう」

 

比叡「っ…?」

 

金剛「…What?」

 

確か、ろーちゃんは新提督の事は「お父さん」と言ってたような…

 

ろーちゃん「…新さん…好き…ですって…///(ぎゅぅ」

 

寝ぼけているのか、頬を赤らめながら比叡の腕を誰かと勘違いしているのか抱きしめたまま離そうとしないろーちゃん。

…これは…

 

比叡「お、お姉さま…?これって…」

 

金剛「…比叡、日本の諺にこういうものがありマース…

「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちろぉぉ!」」

 

比叡「お姉さまそれ少し違うような….」

 

金剛「と、とにかく!この事は比叡と私の秘密デース!

相談されるまで提督にも新提督にも秘密デース!

わかりましたか!」

 

比叡「は、はいっ!」

 

まさかとは思うけど…勘違いで聞いたらそれはそれで問題ですし、もし勘違いじゃなく知らなかったら…もっと問題になるのデース。今は心に留めて様子を…「…んんっ…///」っ!?

 

ろーちゃん「…ふぁ~…あれ?比叡さんに金剛さんですって…?///」

 

金剛「は、ハーイ。

久しぶりなのですろーちゃん」

 

比叡「もう大丈夫そう…?」

 

ろーちゃん「んっ…は、はい!だいじょうぶ、です!(ぴょん

…わ~…」

 

さっきまでの私達の様子にも気づいていないのか、元気に起き上がると目ざとくテーブルの上に置かれたティーセットに気付いたのか目をキラキラさせている。

 

金剛「…ティータイムにしますか?」

 

ろーちゃん「良いの…ですか?」

 

比叡「もちろんです!一緒に三時のおやつを楽しみましょ♪(ぎゅぅ」

 

ろーちゃん「わっ!

…D、Danke♪です♪」

 

比叡がろーちゃんを抱きしめたまま移動すると、そのまま膝に座らせてグラスに紅茶を注ぎ始める。

私もお皿を配りつつお菓子を分けていく。

 

金剛「よし、これで準備OKデース!!」

 

ろーちゃん「美味しそうなのですっ!」

 

比叡「それじゃあ皆で、いただきまーす♪」

 

ろーちゃん「(ぱくっ♪)…ん~美味しいですって!」

 

金剛「私が頑張って作ったのデース♪

料理なら提督にだって負ける気はないですよ~」

 

ろーちゃん「そういえば、みすちーさんもお料理得意なんですって?」

 

クッキーを頬張りつつ質問してくるろーちゃん。

その様子に思わず笑顔を浮かべつつ、どうだったかなと思い浮かべる。

 

金剛「そうですね…料理なら提督上手ですけど、同じくらい上手な人はいますからネ~」

 

比叡「電ちゃんやお姉さまも上手ですからね~」

 

ろーちゃん「そうだったのですか~

今度皆に教えてもらいたいですっ」

 

金剛「そうですネー

その時は私達も一緒にスタディーしたいのデース♪」

 

このあと、数十分に笑って私達三人が料理の事やお互いの鎮守府の事や仲間のことについて話していた。

ろーちゃんは元はU-511という名のドイツの潜水艦だったが、どうやらちゃんと新提督の鎮守府で仲良くやっているようだ。そんな中――――――

 

コンコンッ

 

金剛「おぉ?ハーイ!誰ですか?」

 

部屋をノックする音に私は扉に向けて視線を向けると、ゆっくりと扉を開けて誰かが顔をのぞかせる。

それは……

 

ビスマルク「失礼するわよ…ユー、あなたなんでここに?」

 

ろーちゃん「び、ビスマルク姉さん!?(ぴょこん」

 

金剛「おぉ、ビスマルクでしたか~

どうしたのですか?」

 

部屋に入ってきたのは新提督の艦隊のビスマルク。

たしか、ろーちゃんと同じドイツ出身の戦艦デース。

私は部屋に入るように促すと、ビスマルクは「失礼するわ」と言いつつ部屋に入って椅子に座った。

 

ろーちゃん「え、えっと…ビスマルク姉さまはどうして…」

 

ビスマルク「いえ、少し同じ高速戦艦である2人に聞きたいことがあってね…それより、ユー

あなたなんて格好でいるのよ」

 

ろーちゃん「あ、いえ、これは…///」

 

比叡「あっ、ろーちゃんを怒らないであげてください!

私がこうしたかっただけですから…(ぎゅぅ」

 

ろーちゃん「ですー…///

 

そういえば、ろーちゃんは比叡に抱きしめられたままでした~

 

ビスマルク「…まぁ、それはいいわ。

それより、あなた私が言った艤装のチェックは終わってるのよね?」

 

ろーちゃん「は、はいっ!ちゃんとやりましたです!はい!///」

 

ビスマルク「ならいいわ。

…丁度言いわね、ユーも聞いていきなさい。ついさっき貴方達の司令に聞いてきたんだけど―――」

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