ケッコンカッコカリ   作:割烹着みすちー

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9話

―――――sied金剛

 

 

 

 

みすちー『さっきからゴタゴタ言ってるようだけど…一つ、あんたの勘違いをただしてあげる…』

 

太った偉いさん『ま、待て…お前は…何なんだ!?』

 

 

恐ろしかったデース。私達2人は恐怖心で話しかける事も近づく事も出来ませんでした…きっと、正面から見ていた電と雷はもっと恐ろしかったはずデース。

羽が生えてたり、耳が違ったり…人間ではないと聞いていましたけど…その時、初めて鎮守府にいる皆が提督に恐怖しました…

 

 

みすちー『…嫌々仕事をしている、あのスキマ妖怪に恨みがある。全部正解よ。

―――けどね…(がしぃ』

 

太った偉いさん『は、離せ!?私を誰だと思って…!?』

 

 

全然体格の違う偉いさんを片手で掴んで提督はゆっくりと浮かび上がり、言い切ったのです。

 

 

みすちー『…私が此処にいるのは、皆が好きだから。

それ以外の理由なんてないのよ。大本営なんていうのも、あんたら人間の命令も、あのスキマ妖怪も関係ない。

―――だから、人間。お前が私の居場所を奪うなら…あの子達を傷つけるなら…殺すわよ?』

 

太った偉いさん『ひぃっ!?』

 

電『…はっ!し、司令官さんそれ以上ダメなのです!』

 

雷『そ、そうよ!落ち着いて!』

 

みすちー『…わかったわよ』

 

太った偉いさん『うわっ!?(どさっ)

き、きさまら許さんぞ!憲兵隊に手を出して、全員殺してやる!

お前もだ!そんな化物(艦娘)共に協力して!身を滅ぼすとわからんのか!?』

 

 

その時に言った提督の言葉が、私にとって一番心に残ったものでした…

 

 

みすちー『…何言ってるのよ?

私だって化物(妖怪)なのよ?

それにね、私からしたら…数の暴力で、自分が正しいと思って疑わないあんたら(人間)の方が化物よっ』

 

太った偉いさん『なっ!?』

 

金剛『…提督…』

 

電『司令官さん…』

 

みすちー『…そうね、こんな大本営なんて場所から変な奴が来るなら、いっそのことそんな奴らとは手を切ったほうが…』

 

5人『え゛!?』

 

みすちー『そうね!わざわざ大本営か何か知らないけど命令聞く事はないわ!

もしかしたら大本営って場所にスキマ妖怪がいるかもだしちょっと―――』

 

電『そ、それはダメなのですっ!』

 

みすちー『えぇ~なんでよ~?』

 

比叡『そ、そうですよ!

私達だっていろんな人を守りたくて頑張ってるんですから…それができなくなるのは…』

 

みすちー『…2人がそれなら、仕方ないけど…』

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

金剛「それからですね~提督と私達が本当の意味で素直にお互いを思うようになったのは。

仕事は不真面目ですけど、決して指揮に置いて手を抜いたりする人ではなかったですし」

 

比叡「司令自身は、最初から皆の事が好きで自分なりに頑張っていてくれてたんですけどね…

私達が、どこか心の奥底で大丈夫かなと疑念を持っていましたから…」

 

ビスマルク「そんな事が…」

 

ろーちゃん「初めてきいたですっ…」

 

4人で紅茶を飲みつつの会話は意外と長くなりました~

それだけ、提督が不思議なんですね~…やっぱり。

 

ビスマルク「けど、よく大本営にその事がバレなかったわね。

もしバレてたら上官に対する無礼で更迭になるところよ?」

 

金剛「Oh…それですけど…」

 

青葉「それは、この青葉がちょっと手を加えたからですよ~♪」

 

ドイツ組「「っ!?(ビクッ」」

 

金剛「青葉!

…盗み聞きしてたのですかー?」

 

青葉「いえいえ、少し声が聞こえてきたものですから♪

それに用事もありましたし〜」

 

突然、聞こえてきた言葉に私達が視線を向けると丁度部屋の扉を開けた重巡洋艦、青葉が愛用のカメラを持ちつつこちらに笑顔を浮かべ話かけてきていた。

…何時の間に入ってきたのですか…?

 

ビスマルク「…あっ、手を加えたって言ってたけど、貴女何をしたの?」

 

青葉「気になりますか?

そうですね…今度ロシア艦全員にインタビューして特別号にしようと思ってるんですけど、それを受けてくれるなら考えますよ?」

 

ニヤリと笑いつつビスマルクと交渉する青葉。

それに対しろーちゃんはよく分からず首をかしげてますが、ビスマルクは見るからに困った表情をしています。

 

比叡「…ビスマルクさん、迷ってますね。お姉さま」

 

金剛「当然デース。

青葉の新聞を何度か見ていたら、記事にされる事がどれだけまずい事かすぐにわかりますから…(ずずっ」

 

一週間前、提督と深雪ちゃんのケッコンの事をいち早く新聞にしてばらまいた3人のうちの1人も青葉だったりします。

嘘こそはつかないですけど…本人が隠してる事すら調べあげてネタにしますからね…

 

青葉「まぁ、考えていてください。

青葉新聞はいつでも待ってますから♪

特にろーちゃんには。いろいろ聞きたいですからね〜」

 

ろーちゃん「えっ?ろーちゃんにですか?」

 

青葉「はいっ、色々とね〜

っと、こちらの用事がまだでした!」

 

金剛「そう言えば言ってましたネー

一体何の用事なのですか?」

 

あまりいい用事な気はしないのですけど…

 

青葉「いえっ、まだ夕方ですしどこか別の場所にいるならいいんですけど……今回の作戦で新さんの艦隊は五月雨ちゃんを除いた5人はそれぞれの艦種の寮で休むじゃないですか」

 

ビスマルク「そうね。私も金剛姉妹と伊勢姉妹のどちらかの部屋を借りるつもりだったし

それがどうしたの?」

 

青葉「えーっと…羽黒さんが、まだ重巡・航巡寮に顔を出してなくて…それでどこにいるか探しに」

 

……………

 

4人『えっ?』

 




うちの提督は大本営や日本国に忠誠なんてこれっぽっちも誓ってません。
艦娘に危害を加えるなら人でも問答無用で〇します(
ただ、電たちがストッパーになっているので、一応提督として収まってえいる感じです
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