ラブライブ! 青い春の一ページ   作:溝呂木 水月

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皆さんおはこんばんちは。溝呂木水月です。

結構早く第1話が書けて嬉しいです。

ちなみに投稿ペースは安定しません。ごめんなさい。

それでは、第1話です。

どうぞ。


第1話 お日様ぽかぽか、頭もぽかぽか?

今日は朗らかな日差しが暖かくて気持ちがいい日だ。

 

「こんな日は……昼寝がしたくなるなぁ……」

 

「そうだね~……」

 

「ぽかぽかだにゃ~……」

 

「たまには休息も必要よね~……」

 

俺、穂乃果、凛、にこの四人は学院内にある、グリーンエリアと呼ばれる芝生の上に寝転がっていた。

今日は本当に良い天気だ。さっきから欠伸が止まらない。

 

「寝たいけど……この後お前ら練習だろ~……?」

 

眠気をこらえながら隣の三人に問いかける。

 

「「「…………」」」

 

しかし応答はない。横を見ると、

 

「すぴー……」

 

「むにゃ~……」

 

「くー……」

 

「あらら……」

 

三人はすでに夢の中のようだった。

こりゃ海未や絵里に見つかったら大変だなぁ……。と思いながらも、俺の瞼もどうやら限界のようだった。

 

あぁ、意識が…………

俺も夢の中に旅立つ。

 

 

 

「ん…ここは……?」

 

ふと気が付くと、俺は見たことのない草原に立っていた。

流れる風や小鳥達のさえずりが心地よい。

 

「あぁ……平和だなぁ……」

 

俺は優しい風を体全体で受けながら、草原をゆっくりと散歩する。

どこまでも広がる草原を歩いていると、後ろから誰かが歩いてくる音がした。

 

「誰かいるのか?」

 

後ろを振り返る。

 

「……………………」

 

般若がいた。

 

「え」

 

前を向く。

深呼吸。

もう一度後ろを見る。

 

「ひィっ!」

 

やはり般若がいた。しかもさっきより近い!!

 

「…た……に………か……」

 

何かを言っているようだ。

俺は恐怖を堪えながら、般若(?)の言葉に耳を傾ける。

 

「あなたたち!!!何をしているのですかァッ!!」

 

「うぉおあぁッ!?!?」

 

般若の叫び声によって俺は夢の世界から追放された……。

 

 

「うぉおあぁッ!?!?」

 

文字通り飛び起きる俺。ここは……学院の芝生だ。

良かった……。夢だったのか……。

いやぁ、リアルな夢だった……。あんな恐ろしい夢は初めてかもしれない。

 

「そういえばあの般若の声……聞き覚えが……?」

 

夢に出てきた般若の声を脳内検索していると

 

「誰が般若ですって……?」

 

後ろから聞こえてくる般若と同じ声。

 

「こ、この声……まさか」

 

恐る恐る後ろを見ると……

 

「四人で仲良くお昼寝なんて、良いご身分ですね。穂乃果、凛、にこ、薫」

 

般若など足元にも及ばない、阿修羅をも凌駕する存在、海未がいた。

 

「う、海未……どうしてここに……そろそろ練習だろ……?」

 

俺は目の前におわす海未様に問いかける(絶賛恐慌中)。

すると海未様は額にさらに青筋を浮かばせ、すでに起きて恐怖に震えている穂乃果と凛とにこを指さし、呆れと怒りの混ざった声で責め立てる。

 

「もう練習時間はとっくに過ぎているのに来る気配のない四人を探していたのですよ……!」

 

あぁ、これはマズい。なにがマズいってこの後の展開全部。

 

「まず穂乃果!凛!にこ!」

 

「はっはいィ!!」

 

三バカが正座のまま飛び跳ねる。

海未は三バカを見据えると

 

「貴女たちは今日の練習メニュー三倍です!」

 

罰を言い渡す。でもさすがにきつくない?

 

「えぇ!?そんなの死んじゃうよ!」

 

穂乃果もさすがに酷いと思ったのか抗議の声を上げる。

しかし……

 

「何か文句でも?」

 

ニコッ

 

「いえ、なんでもありまひぇん」

 

さすが海未だ……たった一瞬の笑み(ただし滅茶苦茶怖い)で穂乃果を黙らせるだけでなく凛やにこにも威圧を与えている……!

かくいう俺も足がガックガク。

 

「そして薫!」

 

「はははははい!」

 

次に俺に射るような視線を向ける。あ、これ死ぬかも。

 

「あなたには、三人が練習に遅れないようにちゃんと見張っていてくださいとお願いしましたよね?」

 

「は、はひ……」

 

海未は冷え切った目線をしながら俺に告げる。

 

「あなたは私と絵里と希からのお仕置きプラスこれから一か月間屋上の掃除や雑用等を一人でやってもらいます」

 

「えぇ~……」

 

お仕置きとかぜったいヤバイやつだし、しかも屋上の掃除とか普段は十人でやってるのを一人でとか辛すぎだよぉ……。

そんな心の中を読み取ったのか、海未はニッコリ笑いながらこう言った。

 

「なるほど、お菓子の買い出しも追加してほしいんですね。分かりました。それも追加です」

 

「文句などありません!精一杯やらせていただきます!!」

 

海未の前では屈服するしかないと思った俺なのでした。

 

 

 

 

 

 

「ふひぇ~疲れた~~!」

 

「もう動けないにゃ~」

 

「練習三倍とかありえないわよ……」

 

「三倍じゃ足りませんか、にこ?」

 

ニッコリ

 

「ごめんなさい!いつも通りがいいです!」

 

やはり海未の前では何もできないか……。

 

「さて、薫」

 

海未がこっちを向く。言いたいことは分かっているさ。

 

「分かってるよ。後片付けだろ?」

 

俺は観念したように両手を挙げながら言う。

 

「おや、ずいぶん聞き分けがいいですね。熱でもあるんですか?」

 

海未がさらっと毒を吐いてくる。

 

「違うよ!さすがの俺でも反省するときはするっての!体調もばっちりだよ!」

 

「ふふっ。わかってますよ」

 

何か凄く疲れる一日だった気がする……まぁこれから約一か月もっと疲れるんだろうけど。

 

「あ、そうだ、薫」

 

俺がブラシを取り出していると、海未が呼びかけてきた。

 

「ん、何だ?」

 

「明日、空いてますか?」

 

突然明日(土曜日)の予定を聞いてくる海未。

 

「え、あぁ、別に用事は無いけど」

 

俺がそう答えると、海未は嬉しそうに

 

「良かった!じゃあ明日、家に来てくださいね」

 

…………嫌な予感がする。

 

「えっと、海未さん?一体何をするために行くのですか……?」

 

「もちろん決まっているじゃないですか」

 

ニコォ……

 

「お仕置きです」

 

俺はこの日、天使のような悪魔の笑顔というものを知った。

 

 

 

 

次の日、俺は海未の家の道場で約六時間みっちり扱かれた。

 

これ死ぬよ……。しかもあと絵里と希のお仕置きも残ってるし……。

これから一か月……生きていればまた会おう……。




いかがだったでしょうか。

今回は約2000字と、あまり長くない量でした。

基本的に思い付きで書いていくのでこういう量が多くなると思いますが、そこの所もよろしくお願いします。

次回は真姫ちゃんか絵里ちを出したいですね。

感想のほかに誤字脱字又、ここの書き方変だよ等の指摘もお待ちしております。

それでは皆さん、また次回でお会いしましょう。
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