ラブライブ! 青い春の一ページ   作:溝呂木 水月

3 / 9
どうも皆さんおはこんばんちわ。水月です。

前回と比べて間が空いてしまいましたが、これからの投稿ペースもこんな感じだと思ってください。本当にすいません……。

さて、前回言っていたように、今回は絵里が登場します。しかも、私の大好きなあの娘も合わせ、私的にパラダイスのようなお話です。

それでは第2話です。

どうぞ。


第2話 美人姉妹とお犬様

「ワン!ワンワン!」

 

どうもこんにちわ。薫です。

今わんわん言ってるのは俺じゃあないよ?そういう趣味はないからね?

ここは秋葉のちょっと隅の方にあるワンコとのふれあいができるという喫茶店だ。

 

「わはぁ~~!可愛い~!」

 

「そうね、癒されるわぁ……」

 

そして隣でお犬様を可愛がっているのは金髪美人姉妹、絢瀬絵里と絢瀬亜里沙だ。

何故俺たちがここにいるのか、それは遡ること50分前。

 

 

 

 

 

「駄菓子のストックが切れてしまったから買いに行かねばな」

 

俺は駄菓子を買うために行きつけの駄菓子屋へ向かっていた。

その駄菓子屋、『駄菓子屋 花鳥風月』は、約80年前ほどからあるらしく、ここらの人間ならば誰もが行ったことのあるであろう店。

古くからあるのにも関わらず、その品ぞろえは豊富で、昔ながらの駄菓子もあれば、最近の物までなんでも取り揃えている。

そして何より魅力的なのが、一般的なコンビニと同等かそれ以上の広さを誇る店内。

通常の駄菓子屋は、古めかしく、少し狭い店内。そこに所狭しと並ぶ駄菓子たち。そんな場所だ。

それもそれで別の魅力があるのだが、俺のように駄菓子を買いだめる人間には、花鳥風月のような大きく、種類も豊富で、在庫も多い店のほうが重宝される。

まぁ花鳥風月以外の普通の駄菓子屋も行くんだけどね。

 

歩いていると、すこし先の方に見覚えのある美しい金髪を持った二人の女性の姿が。多分絵里と亜里沙ちゃんの二人だ。

あ、そうだ。この間読んだ漫画に出てきた距離の測り方を試してみよう。

俺は右腕を軽く伸ばすと、人差し指と親指だけを開く。

絵里の身長が160㎝くらいだとして、俺の腕の長さが62㎝。指が8㎝だから、計算すると…………12Mと40㎝か。いやまぁ計算しても特に意味はないんだけどね。

折角見かけたんだ。挨拶くらいはしておこう。

 

「おーい!絵里!亜里沙ちゃん!」

 

俺が少し大きな声で呼ぶと、二人は振り返った。

やっぱり絢瀬姉妹で合っていた。

 

「あら、薫じゃない」

 

「あっ!お兄ちゃん!」

 

二人は俺に気が付くと、絵里はゆっくり、亜里沙ちゃんは嬉しそうに走ってきてそのまま─────

 

「お兄ちゃーん!」

 

「おぐっふゥ!!」

 

鳩尾に盛大な突進をぶちかましてくれた。

 

「ん~!久しぶりのお兄ちゃんの匂いだぁ~!」

 

亜里沙ちゃんはそのまま鳩尾付近で顔をぐりぐり押し付けてくる。

いや、可愛いし嬉しいけど、これ、結構キツイ……!!

 

「こら亜里沙、薫が困ってるでしょ」

 

そろそろ本格的にヤバくなってきた頃、こっちにたどり着いた絵里が助け舟を出してくれた。

 

「あぁっ!ごめんなさい!嬉しくてつい……」

 

「いやいや、可愛い女の子に抱きつかれたんだ、逆に感謝したいくらいさ」

 

亜里沙ちゃんのしょぼんとした顔((´・ω・)こんな感じ)を見ているとこちらが罪悪感を感じてしまう。

亜里沙ちゃん……罪な女だ……。

 

「可愛い……えへ……お兄ちゃんに可愛いって…………」

 

亜里沙ちゃんが何やらつぶやきながら顔を赤くしてニヤニヤしていた。可愛い。

 

「そういえば二人はこんな所でどうしたんだ?」

 

俺はふと尋ねる。こっちにスーパーやショッピングモールなどは無いし、買い物という線はなしだろう。

 

「亜里沙がここに行きたいって言いだしてね」

 

絵里がお洒落なバッグの中から取り出したのは、綺麗に折りたたまれた紙だった。

それを受け取って広げてみると、それはチラシだった。

 

「ん、何々……?」

 

内容はこうだ。

 

『この度ワンコふれあいカフェ『Dog&Cake』が秋葉原にオープン!

可愛いワンコ達とふれあいながら、美味しいケーキやお茶を楽しもう!

今なら2名様ご来店で2割引き、3名様なら3割引きだ!わお!おっ得ぅー!!』

 

「はえー、こんな店ができてたのか、知らんかった」

 

「だってこのお店がオープンしたのって昨日だし、私たちだって今朝このチラシを見て知ったのよ」

 

成程、どおりで。しかも隅にある地図を見ると、どうやら秋葉の端っこらへんだ。これは知らなくても無理はないだろう。

しかし犬と戯れる事ができるっていうのは魅力的だが、色々と大丈夫なのか?衛生面とか。

ん?よく見ると下の方に赤字で何か書いてある。

 

『衛生面等は心配ご無用!国からの審査をちゃんと受けて、OKをもらっています!』

 

という事らしい。どうやら思った以上に凄い所みたいだ。

 

「そうだ!お兄ちゃんも一緒に行こうよ!」

 

いつの間にか我に返っていた亜里沙ちゃんが満面の笑みで言う。

 

「ちょっと亜里沙、薫だって用事があるでしょうに、無理言っちゃダメよ」

 

絵里がそういうと、亜里沙ちゃんは明らかにしょぼんとして、

 

「あ、そっか……いきなりごめんね?お兄ちゃん……」

 

「いや!行こう!いやーチラシ見たら行きたくなってきちゃったなぁー!HAHAHA!」

 

いやだからこれは断れませんて。無理無理。耐えきれる奴は人間じゃないレベル。

俺のその反応を聞いて、目をめっちゃキラキラさせて嬉しそうにする亜里沙ちゃん。可愛い。

 

「ちょっと薫、大丈夫なの?外に出てるってことはなにか用事があったんじゃないの?」

 

絵里が喜んでいる亜里沙ちゃんに聞かれぬよう、こそっと話しかけてくる。

 

「いや、まぁちょっと駄菓子買いに行こうとしてただけだし、それに、ねぇ……亜里沙ちゃんのあんなしょぼんとした顔見たら断れないよ」

 

俺が素直にそう言うと、絵里は少し呆れたような、でも少し嬉しそうにしている。

 

「まぁそう言ってくれるのはありがたいわね」

 

やはり最愛の妹を褒められるっていうのは姉としてとても嬉しいことらしい。

俺たちが会話をしていると、亜里沙ちゃんが少し頬を膨らませていた。

 

「あ!お姉ちゃんばっかりずるい!亜里沙もお兄ちゃんとお話したいよ!」

 

亜里沙ちゃんは俺の横までくると、なんと!腕を組んできたではないか!!

あぁぁぁあぁ柔らかい!しかも良い匂いもする!!これはたまらんぞぉ!

だがここで何か変な反応をすれば絵里に殺さrゲフンゲフンお仕置き(効果:俺が死ぬ)されてしまう。

何とか正常な反応をしなくては!

 

「柔らkハハッこやつめこやつめ」

 

だぁめだぁあぁ!ちょっと本音出かけたしこれを正常とか言ったらただの武士か変な奴だ!

俺はおそるおそる絵里の方をチラ見する。

…………どうやら俺の反応を気にしてはいないようだ。よかったよかっ……

 

 

 

 

「亜里沙に手を出したらロシアの雪の中に全裸で捨てるから」

 

こんなに愛国心のある脅迫は初めてだぁ(震え声)。

しかもこちらを見ずにボソッと呟かれたから尚の事怖い。

俺が恐怖におののいていると、絵里は俺の腕に抱きついている亜里沙ちゃんの幸せそうな顔を見て、

 

「まぁ、悔しいけど亜里沙も嬉しそうだし、今日は見逃しておくわ」

 

と言葉と裏腹に少し嬉しそう顔をして、俺たちより前に進んでいった。

 

 

それから約40分後。バスなどを乗り継ぎ、目的地の『Dog&Cake』に到着した。

そして店内に入り、冒頭へと繋がるわけだ。

 

「お兄ちゃん!ほら!すぅっっっっっっごい可愛いよ!」

 

亜里沙ちゃんはよっぽど可愛いのか、いつも以上にハイテンションだ。

そんな亜里沙ちゃんの隣の絵里も、いつもの顔とは比べ物にならないくらいふやけている。

 

「私どっちかというと猫派だったけど……これは乗り換えちゃうかもぉ………」

 

うん。姉妹そろって可愛い。

いやいやしかし、いくら子犬が可愛いからってここまでふやけることは………

 

~1分後~

 

「あっはっは!可愛いなぁこいつぅ!やっぱ柴犬とパグってサイコーだわ!あっはっは!」

 

無理。耐えられなかったよ。特に俺に一番なついてくれてる柴犬とパグはたまらん。超可愛い。

 

「ふふ。薫もかなり楽しんでるようで良かったわね。亜里沙」

 

「うん!半ば強引に連れてきちゃったけど、良かったよ!」

 

俺の完全にゆるんだ顔を見て微笑む金髪美少女姉妹。画になるなぁ。

 

「ハッ!いかんいかん!俺は知的なキャラなのにこんなにだらしない顔を見せてはイメージダウンだ!」

 

「え、知的?寝言は寝て言いなさいよ」

 

「OH辛辣ゥ!」

 

「あはは……」

 

等と馬鹿なやり取り(主に俺)をやっていると、先ほど頼んだオススメケーキセット3人分と、犬のおやつ用ケーキが運ばれてきた。

 

「おぉ、なかなか美味しそうじゃないか」

 

オススメケーキセットはA~Cまであったので、それぞれ1つずつ頼んだ。

まずAセットは、ショートケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキのケーキ王道三つに、コーヒー(俺の分の飲み物。砂糖とミルクは多め)。

続いてBセットは、キウイのタルト、ブルーベリーのタルト、メロンのタルトと、タルトが三つ。そしてミルクティー(絵里の分の飲み物)。

そしてCセットは、モンブラン、オレンジのシフォンケーキ、イチジクのロールケーキと、変わり種ケーキ三つ。そしてココア(亜里沙ちゃんの飲み物)だ。

これを三人で食べ比べようということになった。

犬のおやつ用ケーキは、仲良くなった犬にあげることができるというもので、シフォンケーキのような見た目だった。

 

「さて、じゃあ食べようか」

 

「いただきます!」

 

「いただきます」

 

まずはそれぞれ自分のケーキを食べてみる。

俺はまずショートケーキをいただく。

 

「おぉ!生クリームはさっぱりしているし、スポンジも軽くて美味しいぞこれ」

 

「こっちのキウイのタルトも、酸味がほどよくて美味しいわぁ」

 

「ん~!こっちのシフォンケーキもふわっふわで、オレンジがさっぱりしてて美味しい!」

 

どうやら皆満足な味のようだ。

特に亜里沙ちゃんは尻尾があったらちぎれんばかりに振っているであろう喜びよう。可愛い。

 

 

 

その後も、お互いのケーキをシェアしたり、ワンコにケーキをあげたりと、充実した時間を過ごした。

 

 

 

「はぁ~!ワンちゃんは可愛かったし、ケーキも美味しかったね!」

 

「そうね。とても楽しかったわ」

 

帰り道を歩く二人は大満足なようだ。かく言う俺も大満足。

 

「また一緒に行こうね!お姉ちゃん!お兄ちゃん!」

 

「あぁ、そうだな。また行こう」

 

「今度はμ’sの皆とも行きたいわね」

 

「そうだな。また今度皆で行こう。もちろん、亜里沙ちゃんもね」

 

「うん!」

 

 

 

 

こうして、駄菓子は買えなかったがもっと楽しく、美味しい思いをした休日が幕を閉じた。




いかがだったでしょうか。

今回は前回の約二倍の長さになってしまいました。絢瀬姉妹可愛いから仕方ないね。

途中の某爆弾魔と同じ距離の測り方は、結構適当に計算したものなので、合っているかは知りません。間違ってたら私じゃなくて薫君がバカって事にしておいて!

ケーキの紹介の部分は、私がかなり適当に考えたケーキを並べていきました。

感想の他にも、誤字脱字又は、おいお前にわかかよォ!?とか、ここの書き方おかしいよ等の指摘もお待ちしております。

それでは、また次回お会いしましょう。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。