Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
そして、ここでも別れが訪れようとしていた
レッド
「グリーン、最後のバッジ…トキワシティに行くだろ?
俺はこのまま21番水道からマサラタウンに向かおうと思ってんだけど、一緒にどうだ?」
グリーン
「俺は…ニビシティにちょっと用があるから、ゴルバットで空を飛んで行くわ!
まっ、用済ませたら俺もトキワに行くから!!」
レッド
「そうかっ、じゃあまたな!!」
グリーンはゴルバットと共に空を飛んでいく…
レッド
「じゃあ、歌美!俺も行くわ。化石サンキューなっ!!
ニョロゾ出てこい、泳ぎ頼むわ!!」
レッドが海に足を踏み入れた時、歌美の声がレッドの足を止めた
歌美
「待って、レッド!!
やっぱり言っておきたいっ!私…、あんたの事好きみたい。
今日のバトル観てて、思ったの。
この人の隣にいたい…って!!
だから私と…」
レッド
「悪い…歌美。
お前の気持ちは凄く嬉しいよ!正直お前がそんな風に想っててくれたなんて、知らなかった。
…だけど、俺の夢知ってるだろ?」
歌美
「ポケモンリーグ制覇…。」
レッド
「ああっ!その夢は小さい頃からの俺のゴールなんだ。
だから、今は余計な感情は必要ない…。」
歌美
「…。」
下を向く歌美
レッド
「…けどよっ!!その…なんだ、俺がその夢叶えてその時もまだ、俺の事変わらずに想っててくれたなら、そん時は…ヨロシクなっ!!
都合のいい奴かもしれないけど、これが今の俺の答えなんだ!
今年のセキエイ大会には出場する予定だから、絶対観にこいよなっ!!」
そう言うと、レッドは21番水道をニョロゾに乗って渡っていった
歌美は最後まで…レッドの姿が見えなくなるまで顔を上げることはしなかった
歌美
「…本当、都合のいい奴なんだからっ!!
絶対、制覇しろよな…ばかっ。」
その頃…
マサラタウン、オーキド博士の研究所
オーキドはある人物と電話をしていた
その相手は…ワタル
オーキド
「何じゃとっ…!?ではまさか、今の話が本当ならば、ジム本部は今まで何をしていたというのじゃ!!」
ワタル
「恐らくは、彼の偽装工作…。
確かに、8個目ということもあり挑戦者が少ないのもありましたが、最近ジムを閉めてることが多い点からして納得できます。」
オーキド
「大変マズイ事になった…!
急いでグリーンとレッドに連絡せねば!!」
ワタル
「その件…、グリーン君には私から連絡をしておきます!
ただ、レッド君は連絡手段を持ってないので、一緒に居てくれれば助かるのですが…。
では、1度電話切ります!僕もなるべく早くそちらに向かいます!!」
オーキド
「すまない…。宜しく頼む!」
電話を切ると机をドンッと叩くオーキド博士
オーキド
「何故に奴が…!一体、どういう了見で…!!
最初から最後まで読めない奴じゃのう。」
~トキワシティ~
???
「くくっ…久し振りの故郷だな。
平和ボケという言葉がお似合いだ。」
???
「ですが、本当に来るのですか?」
???
「あぁ、彼らは来るとも…、俺の直感がそう言っている。
早く戦いたいものだな。」
謎の2人がトキワシティに現れた
オーキド博士とワタルが混乱する中、レッドとグリーンは知らず知らずの内に招かれようとしていた