Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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遂にロケット団との戦いにも決着が着き、ひと安心のレッド一同


トキワシティ~空席?~

ワタル

「ふぅー、ようやくロケット団との戦いも終わったね!

レッド君もグリーン君も本当にお疲れ様。

心から感謝するよ!」

 

レッド

「何言ってるんですか、俺達はポケモンと共存する…俺達の世界を守りたかっただけですよ。」

 

グリーン

「俺だって、力になれたかどうか…。」

 

ワタル

「2人がその歳で強大な組織に立ち向かった、それだけで偉業な事なんだよ?

もっと胸はっていいんだ!!」

 

オーキド

「3人共、お疲れの所申し訳ないが…、ここで新たな問題が生まれた。

サカキが去って、トキワのジムリーダーは不在になってしまった。

この埋め合わせはどうするかのぉ…?」

 

ワタル

「…!!」

 

オーキド

「ワシは、グリーンを推薦したいのじゃが…。」

 

レッド&グリーン

「何ぃぃっ~!?」

 

グリーン

「爺ちゃん、唐突に何言ってるのか分かってんのかっ!

そ、そりゃ俺だってジムリーダーになりたいって散々啖呵きって言ってたけどさ、何もそんな当てつけみたいにしなくたって…」

 

ワタル

「グリーン君、僕は否定しないよ。

君にはこのトキワのジムに相応しいぐらいの実力がある…!」

 

グリーン

「そんな簡単にジムリーダーになれるんですかっ!?

さっきワタルさんも言ってたじゃないですか、ジム本部の人達に認められないと…って。」

 

ワタル

「あ~、それね。その事ならノープロブレムだ!

その辺の説明をするとだね…ジム本部と呼ばれる組織が8つのジムを総管轄し、さらには8個のジムバッジを手にした者だけが参加できる、1年に1度の祭典'セキエイ大会'を催してるんだ。」

 

レッド

「そしてそれが…ポケモンリーグ制覇への道でもある。」

 

ワタル

「そうだね、そのセキエイ大会を優勝したたった1人だけが、次なる段階…'チャンピオンリーグ'に挑戦することができるんだ!!」

 

レッド

「チャンピオン…リーグ!?」

 

ワタル

「ポケモンリーグが表の顔ならチャンピオンリーグは裏の顔といったところかな?

チャンピオンリーグには四天王が君臨し、その4人全てを倒した人がカントー地方唯一のチャンピオン…つまりカントー最強の称号を手にすることができる!」

 

レッド

「四天王って…じゃあワタルさんやカンナさんもですか!?」

 

オーキド

「他には、シバ君に、キクコがおるのぉ。

チャンピオンになることはコイキングが滝登りをするぐらいに難しいと云われておる…。

ましてや、ここ15年チャンピオンはおらん。

ワタル君ですら、ジョウト地方のチャンピオンリーグに挑戦し、数えきれないほどの敗北を味わい、挫けそうになりながらもそれでも諦めず努力した結果、ようやくその名を我が物にしたんじゃ。」

 

ワタル

「大袈裟ですよ、オーキド博士!

とまぁ、話が脱線しちゃったけど、つまりは僕の権限を以てすればジム本部への融通はいくらでも利くって訳さっ!!」

 

グリーン

「1つ聞かせてください…、どうして俺なんですか?

サカキを倒したのはレッドだ…、話がいくなら俺よりもまずレッドが先なんじゃないんですか?」

 

ワタル

「友達だけど…その前にライバルでもある。

どうも君はその部分にこだわりが強いけど、僕からすればグリーン君もレッド君もさほど力の差を感じないよ?

2人とも充分強い…一緒に闘ってきたからこそ僕には分かる。

だから、今回はジムリーダーになりたいっていう気持ちがある方を推してるだけのこと…。

オーキド博士は僕より早く気づいて持ちかけたみたいだけどね!笑」

 

グリーン

「…爺ちゃん!」

 

オーキド

「孫の事など、誰よりも分かっておる!

ワシに嘘はつけないぞ?なりたいという心の叫びが丸聞こえじゃ。

素直になれ…グリーン。」

 

グリーン

「俺…、なりたい!

ジムリーダーになれるんなら、なりたいよっ!!!

だって、俺の夢だからっっ!」

 

ワタル

「ハハ、そうこなくっちゃね!

これで最年少ジムリーダーが誕生だっ!!」

 

レッド

「叶ったな…グリーン!」

 

グリーン

「すまねぇ、レッド。俺…」

 

レッド

「何で謝るんだよっ、まさかお前、自分だけがジムリーダーになって先越したと思ってんじゃねぇだろうな?

バァカ、俺の夢はここじゃねぇ事、嫌というほど知ってるだろ?

まだまだ先なんだよ!」

 

グリーン

「…そうだ、ワタルさんっ、ジムリーダーになる前に俺なりの決着をつけたいっ!!」

 

ワタル

「ん?」

 

グリーン

「レッド、俺と闘ってくれ。

そうでもしなきゃ、なんか気持ちよくジムリーダーになれねぇんだっ!!

お前と真剣に闘うのは…爺ちゃんの研究所で初めてポケモンもらった日以来だ。」

 

レッド

「あの日はまだ俺達ポケモンの事全然しらなくてなっ!

それから互いに色んな試練を乗り越えて…今、ここにいるんだもんなぁ。

やろうぜ、バトル!」

 

グリーン

「どうだ、せっかくだし6対6ってのは?」

 

レッド

「あぁっ、最初で最後のフルバトルだっ!!」

 

ジムリーダーになる決心をしたグリーン

だが気持ちの整理はつけなければならなかった

ゴールテープを握るのは、最高のライバル!

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