Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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レッド対グリーン…
今まで実現することのなかった闘いがついに実現することに


マサラタウン~粋のいい奴等!~

翌日…

昨日の雨が嘘のように、かんかん照りの太陽が出ていた

オーキド博士の研究所内にある広い庭にレッドが歩いてきた

グリーンは既に待っていた

 

グリーン

「よっ、ぐっすり眠れたか?」

 

レッド

「ん~、21時に布団に入ったけど色々想うことがあってな…。

結局あんまり寝れんくて、頭がぼーっとしてるわ!!」

 

グリーン

「お前もかよ…。だけど、頭が働いてなかったからって負けた時の言い訳にするんじゃねぇぜ?」

 

レッド

「冗談きついぜ…さぁ、やろうか!?」

 

オーキド博士とワタルも見物する中、ついに2人の少年が闘う

 

グリーン

「サワムラー、序盤からとばしていくぜ!?」

 

レッド

「ニョロボン、見せてやろうぜ俺達のパワープレーをっ!!

【影分身】!」

 

グリーン

「かかってこいっ、本体が出てくるまで相手してやるよ。」

 

レッド

「一斉攻撃だ…【のしかかり】!」

 

グリーン

「 おいおい、なんて元気なおたまじゃくしだよ…!

いや、手も足も生えてるから蛙なのか?

まぁ、そんな事どうだっていいや…サワムラー、【廻し蹴り】!!」

 

サワムラーは逆立ちしながら体を廻し回転蹴りを喰らわせていく

それによって、分身のニョロボン達は次々に蹴散らされていく

だが、1匹だけは遠くで何かを溜めていた

 

グリーン

「っ!!」

 

レッド

「そこだっ、【水鉄砲】っ!!」

 

グリーン

「【ヨガのポーズ】で避けろ!」

 

緊急回避でサワムラーはニョロボンの攻撃を避ける

 

レッド

「今の手が通らなかったとは…さすがじゃねぇか。

だったらこれならどうだ、【波乗り】!」

 

オーキド

「ほう、水場が少ないこのフィールドであれほどの【波乗り】が使えるとは…。」

 

ワタル

「えぇ、たいしたニョロボンですね!

…だけど、グリーン君も何か企んでる様子ですよ?」

 

グリーン

「このまま波に飲まれちまうのは大変だ、サワムラー、お前のしなるその脚のバネで跳び上がれ!!

ニョロボンに【跳び蹴り】をお見舞いさせてやれっ!!」

 

レッド

「空中戦をお望みか…いいぜ?

ニョロボンっ、波からサワムラーに跳び移れ!宙なら身動きはとりづらいはずだ、【地球投げ】で投げ飛ばしてやるんだ!!」

 

ニョロボンに"ガシッ"と掴まれるサワムラー

だが、ニヤリと笑ったのはグリーン!

 

グリーン

「甘いぜ、レッド!?

さっきも言ったはずだが、サワムラーの脚はバネのように柔らかい…つまり足技でいくらでも形勢逆転はできるってことさっ、【カウンター】で絡めとれっ!」

 

レッド

「くそっ、もがけ…ニョロボン!」

 

グリーン

「遅いっ、【メガトンキック】!!」

 

技を仕掛けた筈のニョロボンが逆に地面に蹴り落とされてしまった

 

グリーン

「へっへーん!」

 

レッド

「ちっくしょうっ!!」

 

ワタル

「何だか、ロケット団と戦ってた時のレッド君とグリーン君とはまるで別人のようです。

純粋に…そう、まるで勝ち負けを忘れてしまうぐらいにポケモンバトルを楽しんでいる…!

これが、2人の力の源と言いますか、バイタリティなのですかね。」

 

レッド

「く~~っ、相手がサワムラーなら、単純にタイプで勝負してやる、ピジョット!!」

 

グリーン

「飛ばれる前に飛ばせねぇっ!…。【二度蹴り】で攻め込め!」

 

レッド

「そぉらっ、【風起こし】の渦で閉じ込めろっ!

これでサワムラーは籠の中の鳥って訳だ!」

 

グリーン

「近づかれるのが怖いのか?

ちなみに言っとくけどな…とっくに鳥は逃げ出してるぜ、へへ。

サワムラー、【メガトンキック】!!」

 

サワムラーは【風起こし】が繰り出された直後に身を呈して抜け出ていた

 

レッド

「やっっべ!!ピジョット、避わして【空を飛ぶ】!!」

 

グリーン

「逃がすかよぉっ、サワムラー…【跳び蹴り】!

…いや、【跳び膝蹴り】だっ!!」

 

オーキド

「グリーンの奴、勝負に出たのぉ。

【跳び膝蹴り】は一撃必殺の格闘技だが、外れれば自身に大ダメージを受けてしまう、謂わば諸刃の剣。」

 

ピジョットに向かって、サワムラーは今まで見せたことのない跳躍で襲いかかる

 

レッド

「ここまで来るとはなっ…、だけどっ!有利であるのは俺に変わりない!!

ピジョット、【高速移動】で捌いて【翼で打つ】だ!」

 

ピジョットはサワムラーの背後を突き、翼を急所に当て叩きつける

【跳び膝蹴り】の反動及び、【翼で打つ】のクリティカルヒットに、サワムラーはやられてしまった

 

グリーン

「お疲れ、サワムラー!

次はゴルバットだ!!

こいつの、コンボ攻撃を特と味わいやがれ…【黒い霧】。」

 

漆黒の霧が辺りを包んでいく

 

レッド

「霧系のコンボならだいたい察しがつくぜ?

見えない所からの遠距離技が大抵だ。

まずは、この霧を吹き飛ばしてっ…と。」

 

グリーン

「【怪しい光】っ。」

 

レッド

「うっ!?……。

わざわざ、居場所を教えてくれるなんてな…!!

(いや…、でも罠である可能性が高い。でも…)

ええいっ!ごちゃごちゃ考えるのはなしだ!!

ピジョット、【風起こし】!」

 

ピジョット

「!?」

 

ピジョットは得体の知れない風に飛ばされてしまう

 

レッド

「ピジョット、無事か!?今のは…?

さっきの光の方角にゴルバットがいるのには変わりないんだ、【鎌鼬】!!」

 

ピジョット

「!!」

 

ピジョットはどこからか飛んでくる斬撃にダメージを負う

 

グリーン

「ピジョットは、混乱状態に陥っちまってんだよ!

自分が出した技で自分が傷ついてたんだよ。

そろそろ霧も晴れてきた…、【毒々】と【噛みつく】の合わせ技だぁっ!!」

 

レッド

「…やーっぱな。そんな事だろうと思ったぜ!

演技だよ、え・ん・ぎっ!

避わして、【電光石火】!」

 

グリーン

「あんにゃろ~っ、ギリギリだけど避けれねぇ事はねぇ。後ろに引き返せ!」

 

レッド

「ふっ…。」

 

ゴルバットが下がったその先には、ピジョットが使用した【風おこし】に【鎌鼬】の加わった、ハリケーンが待っていた

その容赦ない切り刻みにゴルバットは抵抗できず…敗北

 

ワタル

「この発想力…驚かされますね。」

 

オーキド博士

「まるで、自分の幼い頃を見ているようじゃよ!

ホッホッホッ…!!」

 

2人のボルテージは上昇していく

留まるところを知らないのだろうかっ!?

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