Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
だが、とある場所だけは熱気に包まれていた。
今年も開催される…、セキエイ大会!!
セキエイ大会~8人の挑戦者!!~
会場となるセキエイ高原にあるスタジアムは、満員の観客で溢れ返っていた
もちろん、そこにグリーン、オーキド博士、歌美の姿があった
客(1)
「おいおいおいっ、あれってトキワジムのジムリーダー、グリーンじゃねぇか!?
しかも、その隣にはカントー地方の名博士、オーキド!!
すげぇ面子が観覧に来てるぞ!」
歌美
「…で?あいつは本当に来るの?」
オーキド
「さ、さぁのぅ。いやっ、レッドは必ずや来る!…と思うんじゃが。」
グリーン
「2人共、心配しすぎだって。
あいつが来ない訳がない、ましてや去年出場してないんだ。
今年は来るさっ!!」
歌美
「どこからそんな根拠が出てくるのよ~。」
その頃、スタジアムの入口に1人の少年が現れた
彼は出場者ゲートをくぐり、受付をする
役員
「出場の方ですか?
確認の為、ジムバッジを提示してください。」
少年はポケットからバッジケースを取りだし、役員に8個揃ったジムバッジを見せる
役員
「はい、確認しました!
では、こちらに名前をご記入し、選手控え室にてお待ちください。」
ささっと名前を書き、無言で控え室に向かう
役員
「え~っと?名前は…、レッド君だね!」
控え室のドアの前に立つレッド
レッド
「(遂にここまで来たな。
ふぅ~、この1年長かった…。
この扉の先には、リーグ制覇を夢見た同士達が待ち構えてる…!
だけど、栄光を手にするのはこの俺だ!!)」
レッドが扉を開けると、そこには7人のトレーナーが集まっており、一斉にレッドの方を見る
レッド
「(こいつら…!!どいつもこいつも、おっかねぇ気迫全面に出しやがって…!)」
イエロー
「あはっ、やっと逢えましたね、レッドさんっ!!」
レッド
「ん…?その面影、もしかしてイエローか!?
背も大きくなりやがって…お前、昔より明るくなったか…?」
イエロー
「もう、小馬鹿にはさせませんよ?笑」
そして、レッドはパープルと目が合い、頷く
パープル
「(あれから1年か…、俺の思った通り修行を選んだみたいだな。
以前よりオーラが違う…。)」
そして、スタジアム全館にアナウンスが流れる
実況
「さぁ~っ、会場の皆様!!
大変長らくお待たせいたしました。今年もやってきましたセキエイ大会っ!
…リーグ制覇を目指すポケモントレーナーとしての、まさに最終章とも言える舞台!
出場者は各々死闘を繰り広げ、各地のジムを撃破してきた強者ばかり…!!
参加条件である8つのジムバッジが何よりの強さの証だぁっ!!
それではまいりましょう…、選手入場!」
客
「今回は何人出るんだろうなぁ…!」
客「さぁな…。だが、きっとどいつも曲者ばかりだ。
俺達の期待を裏切らない試合をしてくれるだろうよ!」
実況
「まずは1人目、鋭い勘で相手の動きを読む男…、冴島 利行!
2人目は、マサラタウン出身の新人ルーキー、イエロー!
3人目は、セキチクシティの番長、熟年トレーナーの播 勇二郎!
4人目…、カントーの戦う配達屋、佐川 武志!
5人目は、自称・最強トレーナー、パープル!
6人目は、前回の大会王者、池尻 聖太!
7人目…、"瞬殺"の異名を持つ、三萩 恭哉!
そして最後の8人目…、約2年前に起きたヤマブキ事件解決の功労者、マサラタウンのレッド!!
…以上の8名の中から、今年の優勝者が決まります!
では、トーナメントの組み合わせが決まり次第試合を始めたいと思いますので、もう暫くお待ちください。」
会場内でレッドはグリーン達に会う
レッド
「いやー、色々と心配かけちまって…すまん!」
グリーン
「ったくよぉ、お前の身に何かあったんじゃないかって、ヒヤヒヤしたぜ!?」
歌美
「そうそう、寿命縮まるっての!」
レッド
「それは大袈裟すぎだろ…。」
オーキド
「無事で何よりじゃ。
それよりも、もう後には退けない所まで来たのじゃ…、このまま優勝カップを家に持ち帰ってやるのだぞ!!」
レッド
「へっ…、当たり前っすよ!!
その為に、過酷な1年を過ごしてきたんですから…。
誰と当たろうと、倒すだけ!
じゃっ、俺はこれからトーナメントの抽選あるから!!」
レッドは急ぎ足で控え室に向かった
役員
「皆様、集まりましたね…それでは、抽選を始めます!」
1人ずつ、箱の中から番号の書かれた紙を引き、トーナメント表が出来上がる
1回戦
・レッドVS池尻 聖太
・播 勇二郎VS佐川 武志
・冴島 利行VSパープル
・イエローVS三萩 恭哉
レッド
「(初戦から前回優勝者かよ…。
…ついてるじゃねぇか、俺の修行の成果、存分に魅せつけてやるよ!!)」
レッド、1回戦の相手である池尻 聖太は前回の優勝者
運が良いのか、悪いのか…
セキエイ大会…開幕!!