Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
僕の名前はイエロー
レッドさんとポケモンリーグの頂点を懸けた全力勝負で敗北し、一路マサラタウンに帰省し、のんびり過ごしていた
イエロー
「はぁ~、退屈だなぁ。
レッドさんやグリーンさんみたいに毎日取り組むような事があればいいんだけどなぁ。」
オーキド
「何をぶつぶつ言っておるのじゃ。それならお前さんもレッドのように旅すればよかろう?」
イエロー
「それじゃあダメなんですよ!
もうレッドさんの足跡辿って追いかけてるようじゃ、僕はそれまでのトレーナーになってしまう。
何かレッドさんやグリーンさんに負けないような自分だけの特技活かしていかなくちゃ!…でもそれが何なのか見つからなくて。」
オーキド
「イエロー、お前は既に能力を開化しつつあるのじゃよ?
ほれ、お前さんが誰よりも最初に見つけたものが…!!」
イエロー
「EB…、それがこれからとどう関係してるんですか?」
オーキド
「お前さんはポケモンの隠された強さや、生態に関して、詳しい!
どうじゃ、儂の研究所で働いてみないかっ!?
たくさんのポケモンがおるし、調査するにはもってこいの場所だとは思うが…。」
イエロー
「まぁ、暇してるよりかはいいですね。」
イエローはオーキドの提案に妥協し、助手を体験することに
2つ返事で始めた研究だったが、日を重ねる毎に、イエローの目付きも真剣さを増し、のめり込んでいった
そんなある日…
オーキド
「イエロー、毎日熱心にイーブイを眺めるのもいいが、体を休めるのを忘れてはならんぞ?
夜遅くまで観察せずとも、研究に期限などないからのぉ。」
イエロー
「いや、その微かな見逃しが結果を大きく変えてしまうんです!
ここの所、イーブイの様子がどうも気になる…。
僕はもう少し観察してくんで、博士は帰ってても大丈夫ですよ。」
オーキド
「無理はしちゃならんぞ?」
イエローの研究はその後も、日夜続いた…
そして…研究所内にオーキドを呼ぶ声が響いた
イエロー
「はぁ…はぁ…、博士、遂に分かりましたよっ!
まだ途中段階ですけど!」
オーキド
「そんなに慌ててどうした!?」
イエロー
「イーブイは発見されてる中でも、進化形態はブースター、シャワーズ、サンダースの3種。
いずれも特殊な石を用いて進化することが提唱されてますが、もしかすると、更なる進化が期待できるんですっ!!」
オーキド
「そんなバカな…、ただでさえその3形態を発見するのに儂がどれほどの年月を犠牲にしてきたことか!」
イエロー
「でも、明らかに石のそれとは別の反応が見られたんです!
それは、イーブイの瞳で識別できた…。
まずは朝型…それも人が寝静まった早朝の時間帯では瞳が紫色に。
一方の深夜帯では、赤色に光るんです!!
これは、今までの進化形態に当てはまらない!!
…と、ここまでしか分からなかったんですが。」
オーキド
「(イエローの言ってることが嘘でないとすれば、これは世紀の大発見じゃ!やはり、イエローはポケモンに関して秀でていること間違いない!)」
イエロー
「博士、僕ここで働いてもいいですか?
ここにいると次から次へ頭に入り込んでくる…、あぁしてみれば、こうしてみればって試行錯誤することでポケモンの行方を追いかけていたいんです!
そして、いつの日かレッドさんやグリーンさんがアッと驚くような発見を自慢してみたいって思いました!!」
オーキド
「うむ…、君らしいじゃないか!
ここにある研究材料は存分に使いたまえ。
そして、納得のいくまでポケモンの謎を解き明かしてくれ!!その為なら儂もサポートしよう!」
このイエローの決断が、ポケモン界をさらに開拓していくのである
そして、彼が『オーキドの右腕』の二つ名で有名になるのはそう遅くはなかった