Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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レッドは閑散とした4番道路を歩いていた
この道路にはこれといった施設がないのだ
た退屈そうな様子のレッドの目の前に一軒の家が見えてきた


第2章 辛苦
4番道路~サンドの根性~


レッド

「すみませーん!どなたかみえませんか~?」

 

すると、奥から一人の老人が出てきた

 

老人

「何のようかな?」

 

レッド

「失礼ですが、飲み物いただけませんか?

後…ほんの少し、お食事もぉ…」

 

老人

「ったく、ワガママなやつじゃ!

まぁ、ワシも暇なとこじゃったから、話相手が欲しかったところじゃ!!

小僧っ、上がっていけ!」

 

レッド

「あ、ありがとうございます!!」

 

こうして、レッドは老人の家にお邪魔することになった

2人は息が合い、会話は盛り上がった

 

老人

「ほぉ~、それでお主はマサラタウンから来たのかっ!」

 

レッド

「はいっ!!自分で言うのも何ですけど、

かなり腕は立つ方ですよ!」

 

老人は突然、真剣な顔になる

 

老人

「だったら、ワシとポケモンバトルしてみるか?」

 

レッド

「えっ!?でも、おじいさんのポケモンは??」

 

老人

「…サンドっ!!」

 

老人がそう呼ぶと、家の地下室からボロボロになったサンドが出て来た

 

老人

「お~っ、お疲れサンド!

今からポケモンバトルじゃ!やれるかのっ!?」

 

サンド

「!!」

 

サンドは傷だらけの体ではあったがヤル気満々であった

2人は庭へ出て、戦いは始まった

 

レッド

「おれのポケモンは、ヒトカゲだ!

いけっ、【鳴き声】!」

 

老人

「ったく、うるさいのう。

サンド、【砂かけ】じゃ!」

 

レッド

「ヒトカゲっ、跳んで避けろ!

【ひっかく】だ!!」

 

空中からヒトカゲの爪がサンドを狙う

 

老人

「じゃったら、こちらは【切り裂く】じゃ!!」

 

サンドも自らの爪で対抗する

2匹の爪がぶつかり合い"ガキィーン"という高い音が生じた

威力は同じように見えたが、少しだけサンドの切り裂くが上回った

 

老人

「やるのぉ、じゃがこれならどうじゃ!?

サンドっ、準備はよいかっ!?」

 

サンドは集中力を高めていた

 

レッド

「何かやるきか!?させないっ!!

ヒトカゲ、【火のこ】っ!」

 

ヒトカゲの炎はサンドを包み込んだが、その中から勢いよくサンドが突っ込んでくる

 

老人

「【メガトンパンチ】っっ!」

 

強烈な右ストレートがヒトカゲの腹にきまった

 

レッド

「ヒ、ヒトカゲ!!」

 

もちろん、ヒトカゲは戦闘不能であった

 

老人

「サンド、よくやった。

少年よ、まずは家でポケモンをゆっくり休ませてやろう。」

 

ヒトカゲはボールの中で、気持ちよく寝ている

 

レッド

「…それにしても、さっきの技すごいですねっ!」

 

老人

「うむ…。実は先程の【メガトンパンチ】だが、サンドは普通、覚えることができないんじゃ。」

 

レッド

「じゃあ、どうして…?」

 

老人

「サンドはワシが若い頃からのパートナーだったんじゃが、連戦連敗でのぉ。

ワシはどうにかして、こいつを勝たせてやりたかったんじゃ。

そこで毎日共に修行し、汗水垂らして月日を重ね、ついに覚えることができないはずの、技を会得することに成功したんじゃ!

それからというものも、サンドは常に鍛練を怠らず、毎日傷だらけの日々じゃ!

と…まぁこんな経緯で今に至るのじゃよ!!」

 

レッド

「そうなんですねっ!

おじいさんもサンドも格好いいです!」

 

老人

「若者から格好いいなどと言われるのは気分がいいものじゃ!

お主、気に入ったぞっ!

困ったことがあったらいつでも来なさい!」

 

レッド

「はいっ!ありがとうございます!!」

 

レッドはおじいさんとの戦いで、不可能などないということを教わった

さぁ、ハナダシティは目の前だ・・

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