Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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ニビシティから色々な出逢いを経て、ついにレッドはハナダシティに着いた。
他の建物には目もくれず'あそこ'に向かった


ハナダシティ~圧倒的な力~

レッド

「早くっ、早くっ、ハナダのジムに挑戦だぁー!」

 

勢いよく扉を開け、レッドは叫んだ

 

レッド

「さぁて、ジムリーダーさんよぉ!

俺の挑戦受けてくれっ!!」

 

???

「なぁに~?うるさいわねぇ。

今、彼氏と電話してるんだから静かにしてよねっ!!」

 

レッド

「…っ??」

 

レッドはイライラしながらも、その人の言う通りに静かに待った

彼女は電話を切ると、レッドに向かって話しかけた

 

???

「お待たせー。……で、何?」

 

レッド

「だ、か、らぁ~っ!ジムの挑戦だってばっ!!」

 

???

「はいはい。私はカスミ!

水も滴る、美しいポケモン達を魅せてあげるわっ!!

華麗な戦いに、せいぜい溺れないことねっ…!!」

 

レッド

「俺はレッド!水だかなんだか知らないけど、俺の燃えるような戦いで蒸発させてやるよ!」

 

カスミ

「大層なこと言っちゃって…。

使うポケモンは2匹ねっ!」

 

レッド

「先発はピジョン、お前だっ!!」

 

カスミ

「私はヒトデマンでいくわっ!」

 

レッド

「へっ!ただの海星かよっ!

先手必勝!【電光石火】だ!!」

 

カスミ

「ヒトデマン、【体当たり】よっ!!」

 

ヒトデマンの硬い体にピジョンの電光石火は弾かれてしまった

 

カスミ

「続いて、【水鉄砲】!」

 

レッド

「…ふっ、ちょっと硬いだけじゃあねぇ。

ピジョンっ!空中で回避!!」

 

ピジョンはヒトデマンの水鉄砲を余裕で避わし、隙をつくった

 

レッド

「【風おこし】っ!」

 

ピジョンの風おこしは幾多の戦いの経験と共に威力を増し、その風でヒトデマンは上空に打ち上げられた

 

カスミ

「…っ!!」

 

レッド「ヒトデマンじゃあ、空中で身動きが取れない!

ピジョン、とどめの【吹き飛ばし】だぁっ!!」

 

ヒトデマンは高所からの落下に受身がとれず、地面に叩きつけられ起き上がることができなかった

 

カスミ

「へぇ~、意外とやるじゃないの!

でもこの子は、そうはいかないっ!!

頼むわよ、スターミー!!」

 

彼女の出した2匹目はヒトデマンの進化形、スターミーであった。

 

カスミ

「このスターミーはねぇ、未だに謎が多いポケモンで、私でも解らないことだらけなの。」

 

レッド

「それがどうしたってんだ!」

 

カスミ「ふふふ…。この子の力は計り知れないってことよっ!

スターミー、【バブル光線】よっ!!」

 

レッド

「【吹き飛ばし】で跳ね返してやれ!」

 

バブル光線の大量の泡は、ピジョンの吹き飛ばしで全て跳ね返していく

…が、スターミーはものともせず、バブル光線を出し続ける

 

レッド

「くっ、や…やまないのかよ!」

 

ピジョンは翼を羽ばたかせるのに疲れ始めてしまう

 

カスミ

「あら?もう終わりぃ?」

 

そして、ついにピジョンは力果てて、バブル光線を直撃してしまった

 

レッド

「…ピジョン、最後までよく頑張ったな!

俺の最後はヒトカゲだっ!!」

 

カスミ

「(あらあら、炎タイプとは…。

可哀想だし、少し遊んであげるかっ。)」

 

レッド

「ヒトカゲっ、【睨み付ける】!!」

 

カスミ

「考えたわねっ!けど、あなたのヒトカゲの攻撃、当たるかしらねっ!」

 

レッド

「なめんなよっ!

(防御は弱まった!後は、相手の攻撃を避けつつ接近してしまいだっ!!)

【ひっかく】っ!」

 

カスミ

「【バブル光線】っ!」

 

スターミーのバブル光線の泡をひっかくで破り、近寄っていくヒトカゲ

 

レッド

「もらったぁ!」

 

カスミ「スターミー、【硬くなる】!!」

 

ひっかくは命中した…が、

スターミーの硬さにヒトカゲは爪が折れてしまった

 

レッド

「ヒトカゲっっ!」

 

カスミ

「わざわざ近づいてくれてありがとねっ!

【水鉄砲】っ!!」

 

至近距離且つ、ヒトデマンの数倍の威力を放つ水鉄砲にヒトカゲは吹き飛ばされ、

瀕死になってしまった

 

レッド

「(あいつの、スターミーに1回もダメージらしい

ダメージを負わせることができなかった…!)

くそぉっ!!」

 

拳を地面に叩き、悔しむレッドにカスミが寄ってきた

 

カスミ

「ニビジムで勝ったからって、調子に乗ってんじゃないっ!?

…よく、いるのよねえ。ちょっと強くなってきたからって、浮わついてる奴!」

 

レッドはそれまでの戦い、行動を思い返す

自分に思いあたる節がいくつかあり、言い返す言葉がなかった。

カスミの顔も見れず、レッドはハナダジムを出ていった

 

その一件を隅で見ていたのは…グリーンであった

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