Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
しかし、レッドの姿はそこには無かった
ジムを出たグリーンは、トボトボと歩いているレッドを見つけた
グリーン
「ちょっと待てよっ、レッド!!」
その言葉はレッドの耳に届いていなかったのか定かではなかったが、レッドは振り向かなかった
グリーン
「おいっ、レッド!」
レッドの腕を掴むグリーン
レッド
「・・・。」
グリーン
「一体、どうしたんだよ!
何か言えよ!!」
レッド
「…分かる…。
お前に俺の何が分かるんだよっ!!」
グリーン
「!?」
レッド
「そりゃあ、お前は勝ったからいいよな!
俺はあいつのスターミーにあっさり負けたんだぞ!?」
グリーン
「そんなこと…。」
レッド
「そんなこと…か。
俺は自分のプライドまで傷つけられたんだぞ!
この気持ち、お前には分からんだろうけどよー!」
その言葉にグリーンは激怒し、レッドを押し倒した
グリーン
「いつから、お前はそんなひねくれ者になったんだっ!?
前までのお前なら辛いことも、楽しいことも一緒に共感してきたじゃないかよ!!
それを何だよ!1回負けただけで、逃げ出しちゃうのか?
投げ出しちまうのかよぉぉ!?」
レッド
「・・・。」
グリーン
「負けたんなら、そいつに勝つため努力する…そうだろ?」
レッド
「グリーン…、俺っ、強くなりたいよっ!
カスミをぎゃふんと言わせれるくらい…!」
グリーン
「そう、それでこそお前だ!!」
レッド「…グリーン、迷惑かけちまったな。」
グリーン
「ったく、本当だよ!(笑)
修行するんだったら、ハナダシティの北にある"金玉橋"って呼ばれているトレーナーだらけの橋があるし、その先の25番道路だってある!」
レッド
「(修行…か。っ!そういえばっ!!)」
ふっ、と笑うレッド
グリーン
「??」
レッド
「グリーン、俺ちょっと行ってくるわ!」
グリーン
「おうっ!(何か宛があるんだな。)
頑張ってこい!
お前がジムに勝つまで、つきあってやるよ!
俺はここらを見学してるからっ!」
レッド
「サンキュー!!」
そう言うと、レッドは4番道路に向かった
サンドと住むあの老人の家だ。
レッド
「おじいさんっ!!」
老人
「おお、どうした若いのっ!そんなに急いで。」
レッド
「お、俺を弟子にしてくださいっ!」
老人
「唐突に弟子と言われてものぉ…。」
レッド
「強くなりたいんです!!
辛くたって耐えてみせます!
だから…」
老人
「分かった、分かった。
そんな必死な目で頼まれたら、断れんワイっ!
じゃが、一切手抜きはなしだぞ!!」
グリーンの叱咤激励もあり、
レッドは立ち直ることができた
そして、強くなるため老人の弟子にしてもらったのである
老人
「では、これから教えるのは言うまでもないと思うが…
【メガトンパンチ】!
お前のヒトカゲにはピッタリじゃっ!」
レッド
「(あんな凄いメガトンパンチを会得できるなんて。)」
老人
「じゃが、そう簡単にはいかんぞ?
ワシのサンドですら、かなりの時間を要した!」
レッド
「俺は、師匠を超えてみせますっ!!」
老人
「ったく、おおぼらを吹く暇があったら、
さっさと取りかかりぞっ!!」
レッド
「はいっ!!!」
レッドとヒトカゲはメガトンパンチを会得するため、師匠との厳しい修行にはいっていったのである