Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
レッドは再びカスミに挑むべく、強くなるため師匠に特訓を頼んだ
師匠
「…だから、そうじゃないといっとるだろうがぁっ!!」
レッド
「んもうっ!分かってるんだけどなぁ。」
師匠
「もっと集中力を高めるんじゃ。
ヒトカゲもトレーナーのお前さんに似て、せっかちな性格じゃのう。
結局の所、お前さん達は実戦でコツを掴むしかないのかのう。」
レッド
「おっ!!待ってました!」
師匠
「うーむ、ここらで特訓の場といえば…金玉橋かの。」
レッド
「きっ、金玉…。卑猥だなぁ(笑)」
そして2人はハナダシティの北にある
南北にはしる一本の橋、そう、通称"金玉橋"にやってきた。
ここで待ち受けていたトレーナーと特訓を兼ねて勝負を挑み続け、ついにレッドは4連勝に達した
レッド
「へっへ~ん!楽勝っ!!」
師匠
「お前さん、勝つのはいいが肝心の【メガトンパンチ】の習得にはまだ程遠いのぉ。」
レッド
「そんなことないですよっ!
これまでの戦いで、俺流のコツっての見つけたんです!」
師匠
「ほぅ。と、いうと?」
レッド
「"待ち"なんですよ。
【メガトンパンチ】は超接近型の技なので
自分で突っ込んだ場合、相手の技に素早く対応できないというリスクがあるんです。
だからあえて相手からの攻撃を待って、カウンターを狙う…
しかも威力も高いんで、ピッタリなんですよっ!!」
師匠
「(短い期間でここまで成長するとは…面白い奴じゃ。)
では、残り1人勝負したら帰るかの!」
レッド
「はいっ!
じゃあ……あいつにしよう。
おーいっ!勝負しようよっ!!」
???
「いいぜっ!!おれは荒井 元気(げんき)!」
レッド
「ヨロシクなっ、元気!ポケモンは1匹でいいか?」
元気
「おうっ!じゃあ俺はマンキーだっ!」
図鑑を開くレッド
レッド
「(マンキー…怒らせると手がつけられないぃぃ~!?
大丈夫かよ、あのポケモン。)
お、俺はヒトカゲでいくぜっ!」
元気
「マンキー、【睨みつける】!!」
マンキーのイカツイ表情から繰り出された
睨みつけるはレッドもビビってしまった
レッド
「迫力あるなぁ…、って感心してる場合じゃねぇ!
【火のこ】だ!」
元気
「そんな火力じゃあ、マンキーの熱気には勝てんぜ!?
いけえっ!【けたぐり】っ!!」
ヒトカゲの火のこをものともせず、炎の中からマンキーが飛び出してきた
マンキー
「!!」
マンキーのしなる蹴りがヒトカゲの顔面にヒットした
レッド
「っ!ヒトカゲっ!!大丈夫かっ!?」
ヒトカゲは気力で立ち上がる
元気
「おっ、やるねぇ…
じゃあ、早いけど、次の技で終いにしよう。
こいつはこの技で瓦50枚はなんてことない…
いくぜ!【空手チョップ】っ!!」
レッド
「へぇ。これは絶好のチャンスじゃねぇか!
ヒトカゲ、集中しろっ!
【メガトンパンチ】いくぞ!!」
ヒトカゲは目を閉じ、右拳に集中し始める。
そしてマンキーがヒトカゲの射程範囲に入った
レッド
「今だ!打ち込め!!」
強烈な技のぶつかりに、地面にはヒビがはいり圧で砂ぼこりが舞う
師匠
「(お互いに、なんちゅう威力じゃ…)」
レッド&元気
「…!!」
2匹の姿が見えるとそこに立っていたのは、ボロボロのマンキーだった
ヒトカゲは倒れ、戦闘不能になっていた
元気
「ナイスだ、マンキー!」
レッド
「ヒトカゲ……、よくやったな。
負けちまったけど、パンチのタイミングよかったぞ。
それに威力も相当なもんだった!
これからも修行して完璧なものにしようなっ!」
元気
「やるじゃねぇかよ、お前のヒトカゲ!
マンキーの空手チョップとほぼ互角とは驚いたぜ!!
修行途中なんだな… 頑張れよっ!」
レッド「あぁ、サンキュー!!
また勝負しようなっ!」
勝負には負けたレッドだったが、
元気との戦いで得たものは大きかった
まだまだレッドとヒトカゲの修行は続く…