Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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クチバシティを目指すレッドは5番道路を抜け、ヤマブキシティに入ろうとしていた


5‐6番道路~小さな凸凹コンビ!?~

 

マップを見ながら文句をたれているレッド…

 

レッド「はぁ?クチバシティに行くにはヤマブキシティを経由しなきゃいかんのかー。

今はク・チ・バが一番の目的地なんだよ!」

 

ヤマブキシティの入り口にさしかかった所に警備員が立っていた。

彼はレッドが通ろうとするのを拒んだ

 

レッド「何するんですかっ!?」

 

警備員「今はヤマブキへは入れないっ。

従って、ここも通行禁止なんだよ。」

 

レッド「なっ…!何ですとっっ!?

じゃ、じゃあクチバシティへは…?」

 

警備員「心配せずとも行けるよ…」

 

レッド「ほっ。」

 

警備員「この地下通路を通ってね!

ちょっと長い道だけど…ねっ!」

 

レッド「ガーーン!!」

 

レッドは渋々、地下通路を歩いていく

すると、道の脇に何かが落ちているのに気づいた

 

レッド「…これは?スペシャル…アップ~?

よく分からんけど、スペシャルって名前だから凄そうじゃん!

持っていて損はないよなっ!」

 

その時、地下道に可愛い声の言い争いが響いた

 

???「だから、お兄ちゃんのニドランが遅いんだよー!」

 

???「お前のニドランが弱いんだろー?」

 

レッド「まぁまぁ、どうしたんだ喧嘩なんかして?

あ、俺はレッドって言うんだ。」

 

???「僕は仁 努(じん つとむ)。こっちは妹の蘭(らん)。

まだポケモントレーナーじゃないんだけど、

パパから貰ったこのニドラン達を育てて、いつかはポケモンリーグに挑戦するんだっ!!」

 

蘭「…で、今はその特訓中なんだけど、お兄ちゃんのニドランのスピードが遅くて相手にならないの。」

 

努「お前のニドランだって一撃で、俺のニドランに倒されちゃうじゃないか!」

 

レッド「は、はぁ…。なるほどね。

じゃあ俺とポケモン勝負する?

そっちは2匹同時にかかってきていいよ!

俺もこう見えて、凄腕のトレーナーだから!」

 

努と蘭はキラキラはした目でレッドを見つめる

 

レッド「よしっ、いつでもいいぞ!」

 

努&蘭「お、お願いします!!」

 

レッド「ピジョン!頼むぞ。」

 

レッドほピジョンに合図を送る

 

レッド「(手加減よろしくなっ。)」

 

努「蘭は弱いんだから僕の援護しろよー。」

 

蘭「分かってるよっ!」

 

レッド「(うーん。仲が悪いとうまくいかないぞ。)」

 

努&蘭「いけっ、ニドラン!!」

 

2人が出したニドランは姿形が異なっていた

努は♂、蘭は♀のニドランだった

 

努「ニドラン!【毒針】!」

 

蘭「【二度蹴り】よ!」

 

レッド「【風おこし】!!」

 

ピジョンの風おこしで前方にいた毒針、及びニドラン♂をふきとばし、後方から突っ込んできたニドラン♀を巻き込んだ

 

レッド「君達、やる事がバラバラだよ!

ポケモン勝負っていうのは1人でやるもんじゃないんだっ!

自分のポケモンと心を通わし、相手のポケモンのタイプや技に対し瞬時に対応しなきゃいけない…。

ましてや、2人で戦う時は尚更なんだよ!!」

 

努&蘭「……。」

 

レッド「(やばっ、つい偉そうなこと言っちゃった。)

ちょっと、大人げなかっ…」

 

努「さすがレッドさんです!

僕、自分の事しか考えていなかった。」

 

蘭「私も。お兄ちゃんゴメンね!

これからは私が隙をつくるよ!」

 

努「足は遅いけど、威力は僕のニドランの方が強いから、とどめは任せろっ!

レッドさん、もう一度いきます!!」

 

レッド「よし、来いっ!」

 

蘭「先行して【二度蹴り】!」

 

レッド「速いなっ、だったらこっちもスピード勝負だ。

【電光石火】だ!」

 

努「今だ、【鳴き声】!!」

 

レッド「くそ、威力が弱まったか…

ピジョン!高く飛び上がれ!」

 

 

蘭「お兄ちゃんっ!!」

 

努「ああっ!」

 

努&蘭「【毒針】」

 

レッド「まるで針の雨だな…。

けど、そのまま返してやる!【吹き飛ばし】っ!」

 

吹き飛ばした毒針は毒タイプのニドラン達には全く効かず攻撃はやまない。

 

蘭「ニドラン♂をピジョンに近づけさせるには…

っ!!私が撹乱させるっ!【影分身】よ!!」

 

レッド「何!?どれが本物のニドランだっ?」

 

たくさんのニドラン♀が毒針を放つ様な幻覚を見せられ、レッドとピジョンは混乱する

 

努「おりゃああっ!ニドラン、【角で突く】だぁっ!!」

 

レッド「…!!しまった、上を警戒していなかった!

(…が、俺も甘くないよって本当は言いたいとこだけど、ここはくらってあげるか。)」

 

本当は避けれたはずだったレッドはちょっぴり悔しかった

 

レッド「二人共、見違えるぐらい良い動きだったぞ!」

 

努「ま、まぁ」

 

デレデレする努に対し蘭が一喝

 

蘭「あれは私のニドランの陽動があったからでしょ!」

 

努「ふんっ!」

 

レッド「(こりゃ、まだまだ長くなりそうだな…)

まっ、何にしてもポケモントレーナーになって、もっと強くなった君達とまた闘いたいよ!」

 

努&蘭「はいっ!!今日はありがとうございました!!」

 

レッド「(俺も人のことは言えないな…。

もっともっと色んなこと知って強くならないとな!)」

 

レッドは一人前(?)になったつもりで未来のポケモントレーナーに指導をした

彼らがより、強くなってくれると期待して。

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