Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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レッドと別れたグリーンは、クチバシティの東に位置する11番道路で修行していた


Another Story 4 ~好きすぎて堪らない~

グリーン

「よしっ、結構戦ったな…経験値も上がったんじゃないか?」

 

手応えを感じながら次の対戦相手を探していると何やら言い争いが聞こえてきた

 

グリーン

「?」

見ると、大きないびきをかきながら気持ち良さそうに寝ている大きなポケモンを狙う3人の輩からオジサンが必死に守っている

そんな光景だった

 

不良1

「早く、そのポケモンをこっちによこしな!」

 

不良2

「俺達が大切に可愛がってやるからさ。」

 

オジサン

「君達の言ってることは十中八九嘘だと分かる!

この子を傷つけようとするやつは私が許さん!!」

 

不良3

「許さなかったら、どうするんだ?

いけっ、オニスズメ【乱れ突き】ぃぃ!」

 

グリーン

「カメール、【水鉄砲】!!」

 

オニスズメは横から攻撃をくらい倒れてしまった

 

不良1

「誰だお前?つーか、何してくれちゃってんの?」

 

グリーン

「3対1で襲おうなんて卑劣なやつらだなぁ。

俺が相手になるけど?」

 

不良1

「へっ、いい度胸してるじゃねぇか。」

 

不良2

「こいつの顔どこかで…っ!

ああっ、お前、まさかグリーンって名前かっ!?」

 

グリーン

「何で知ってるの?どこかで会ったか?」

 

不良2

「戦うのやめとこうぜ?」

 

不良1

「はぁ?何ビビってんだよっ!!」

 

不良2

「知らねぇのかよ!こいつは先日のサント・アンヌ号杯のファイナリストで、今話題の新人トレーナーなんだよ!!」

 

不良1

「んな事知るか!いけっ、オニスズメ、【乱れ突き】っ!」

 

グリーン

「【殻にこもる】。」

 

オニスズメはカメールの硬い甲羅に突いてしまい、嘴が欠けてしまった

 

グリーン

「出直してきな、【水鉄砲】!」

 

オニスズメ2匹もろとも不良達を吹き飛ばした

 

不良1&2&3

「すみませんでした~!!」

 

不良達はそそくさと逃げていった

 

グリーン

「怪我はなかったですか?」

 

オジサン

「うむ。本当に助かったよ、ありがとう。」

 

グリーン

「ところで、このポケモンはオジサンの?」

 

オジサン

「いいや、野性なんだけどね、あの輩はこの子を傷つけようとしていた。

こんなにも気持ち良さそうに寝ているのにね。

私はポケモンが好きだから、ついムキになっちゃってね…。」

 

グリーン

「そうなんですね!

俺も、ポケモン好きなんで、ああいうのを見て見ぬふりはできないんです。」

 

オジサン

「よく言ったっ、気に入ったよ!

よかったら私の家に来て話でもしないか?もてなそう!」

 

グリーン

「ハハ、では、お言葉に甘えて!」

 

オジサンに連れられ、クチバシティに戻ってきたグリーン

着いたのは立派なとても大きい家だった

 

オジサン

「自己紹介が遅れたね。私は須木 好蔵(よしぞう)だ。」

 

グリーン

「グリーンって言います!」

 

好蔵

「やはりな。さっき確信したが、君はオーキド博士の孫…ではないかな?」

 

グリーン

「どうしてそれを!?あまり人には言ってないんですけど…。」

 

好蔵

「私はポケモン大好き倶楽部の会長をやっててね、オーキド博士と親交が深いのだよ。

博士は、君のことを自慢げに話してたよ。」

 

グリーン

「じいちゃんが…俺のことを。」

 

好蔵

「小さい頃からポケモンと一緒に遊んでたと聞いてるよ!

私は今、君に会えたことに感動してる!

君とはもっとポケモンについて話をしたいけど長いのは…苦手だろう?」

 

グリーン

「…そうですね(笑)」

 

好蔵

「素直でよろしい!君のポケモンに対する想いは、先程のを見れば十分伝わった…。

これは、倶楽部代表として、お礼だ。」

 

グリーンは好蔵さんから自転車引換券をもらった

 

好蔵

「それは最新モデルの自転車の引換券だ。

ロードバイクとか言うらしいが、それに乗って移動すると気持ちいいぞ!」

 

グリーン

「こんな凄いもの戴いていいんですかっ!?」

 

好蔵

「遠慮せずもっていきなさい。

ただ1つお願いがあるんだが、君とポケモンとの写真を撮ってもいいかな?」

 

グリーン

「はい、是非!」

 

こうして写真を撮った後、グリーンは好蔵に別れを告げ再び修行に戻っていった

好蔵の家の壁に新しく1枚の記念写真が貼られた

そこには満面な笑みのグリーンとカメール、ゴルバットが写っていた

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