Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
レッドはやっとのことでハナダシティに着いたのだった
9・10番道路~レース参戦っ!~
レッド
「ふぅー、ようやくハナダシティかぁ。
今思えば地下通路通れば早かったんじゃね?
まっ、急ぐ旅でもないし、いっか!」
ハナダシティから東に向かうレッド
すると同じ服を着た集団が何やら話をしている
レッド
「すみませんが、ここで何を?」
レッドは一番偉そうな人に喋りかけた
偉そうな人
「僕達は、ボーイスカウトと言ってキャンプ、ハイキングをポケモンと共に行い、人同士だけでなくポケモンとも関係性を築くことを目的としてるのさっ!
僕はその教官なんだ!!」
レッド
「へぇ~、楽しそうですねっ!」
教官
「ふふ。今日は1ヵ月に一度行う、チーム対抗サバイバルレースがあるんだが…特別に参加してみるかいっ?」
すると、団員の中から威勢のいい少年が声をあげた
???
「教官っ!!そんな飛び入り参加、俺が許しませんよ!」
教官
「このレースの決定権は僕だ!
それとも、ポッと出の彼に負けることが恐いのかな?」
???
「ちっ、違うやいっ!!
おいっ、そこのお前!絶対負けねぇぞ!!」
レッド
「お、おう…。」
教官
「いきなりゴメンね、彼はタケオ。
この中で、ポケモンの扱いは飛び抜けて上手いんだけど、対人関係が…ね。
まぁ、レッド君はこっちのチームに入ってくれ。」
チームは1チーム3人らしく、レッドが入ったチームには、眼鏡をかけた男の子と、見た目ごく普通の女の子がいた
レッド
「俺はレッド、ヨロシクっ!!」
男の子
「ぼ、僕はスグルっていいます。よろしくお願いします!」
女の子
「私はアキ、ま、ヨロシクねっ!」
ここで教官からルールの説明がされる
1.持っていけるポケモンは2匹まで
2.相手チームへの妨害は有り
3.レースは南に位置する"無人発電所"に置いてある旗をチームの誰かが手にした時点で終了とする
レッド
「持っていけるポケモンは2匹か…。
リザードとニョロモだな!君達は?」
アキ
「私はピカちゃん(ピカチュウ)!」
スグル
「僕は…マダツボミですっ。」
レッド
「1匹ずつ…か。」
アキ
「私達は基本的に多く持つことにこだわらず、1匹のポケモンとの関係を大切にしてるの。」
スグル
「でも、タケオ君だけは、その…たくさん持ってて、どれも強いんだ!
しかも、このレースを10連覇してる!!」
レッド
「じゃあ、俺達でその連覇を止めてやろうぜっ!
それに、強いだけが全てじゃないんだってことを教えてやらなきゃな!」
スグル&アキ
「うんっ!!」
出場チームは5チーム
レッドのチームはEチーム
タケオのチームはAチームとなった
教官
「では、ボーイスカウト恒例サバイバルレース、スタートっ!!」
一斉に全チームが走り出す
スグル
「1stステージは背丈ほどの草むらをかき分けながら進むんだけど…」
するといきなり、"うわぁぁぁっ!"という悲鳴が遠くで聞こえた
レッド
「何だっ!?」
スグル
「ここには、いくつもの罠が仕掛けられてるんだっ!
今の声はCチームの人達だ。ここは慎重に行くしか…。」
アキ
「でも、そんな悠長なこと言ってたら、タケオに先越されるよ!?」
レッド
「…だったら、ポケモンの技を上手く使って乗り越えるしかないんじゃないか?
例えば…リザード、【ひっかく】っ!」
リザードの爪で草を刈ると目の前には落とし穴が仕掛けられていた
アキ
「危なかったぁ~!」
レッド
「よしっ、これで行こう!!」
その頃、タケオ率いるAチームは1stステージの終盤に差し掛かっていた…
タケオ
「他のチームの妨害もありだからね。
なるべく弱いチームは、ここで落とす!」
タケオが相手にしてるのはBチームだった
Bチームの人
「無駄な争いはしたくないんだ!
それでもやるってんなら…っ!」
タケオ
「…やるって言うなら?」
Bチームの人達
「コラッタ、【体当たり】っ!
ズバットっ、【噛みつく】だ!
ワンリキー、【蹴たぐり】!!」
タケオ
「やれやれ…イワークっ、【岩落とし】。」
岩を次々と落とし行く手を阻んだ
タケオ
「これで、Bチームも脱落だぜっ!
あのレッドとかいう奴…絶対に俺が勝ってやる!
行くぞお前らっ!」
そしてレッド達も2ndステージに辿り着いた
レッド
「これはっ!?」
そこには川が流れてあり、ボートが準備されていた
アキ
「2ndステージは、このボートを漕いで発電所まで行くのっ!」
レッド
「そういう事かっ!よし、行こうっ!!」
前方にはタケオらしき人が乗ったボートが見える
そしてレッド達の後ろからは、Dチームが追いかけてくる
残るチームは3チーム
怒濤の2ndステージ突入!