Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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シオンタウンに到着したレッド
しかし、目の当たりにしたのは意外な光景だった


シオンタウン~惨劇!?~

レッド

「どういうことだ?人が出歩いていない…。」

 

レッドの地面を歩く足音だけが不気味なほど大きく聞こえた

 

レッド

「(…!よく見ると家の壁に傷跡がついてる。

ここで戦闘でもあったのか!?)」

 

???

「……。」

 

レッドは窓のカーテンの隙間から覗く視線に気づいた

 

レッド

「出てきてください!俺は怪しい者じゃありませんっ!」

 

すると"ガチャリ"と扉が開き、そこからボロボロになったおじいさんが出てきた

 

レッド

「っ!!どうしたんですかっっ!?」

 

???

「ちょいと…な。とにかく中へ。」

 

訳も分からないまま、謎の老人に連れられ家に入るレッド

そこには老若男女、たくさんの人が肩を寄せ合い座っていた

 

レッド

「これは…?」

 

???

「ワシの名前はフジ。このシオンタウンの町長じゃ。」

 

レッド

「俺はレッドって言います。

突然ですが、この町で一体何があったんですか?」

 

フジ老人

「あれは、先日の事…。

いつものようにポケモンと散歩していると、いきなり襲われてしまってのぅ。」

 

レッド

「襲われた…?」

 

フジ老人

「奴らはワシだけでなく、関係の無い者まであたり構わず攻撃し始めた。

狙いは、ワシの持っておった《シルフスコープ》だったのじゃ。」

 

レッド

「シルフスコープ?」

 

フジ老人

「大手シルフカンパニーの最新技術が生み出した代物でな…。まだ世間には出回っておらず、たまたまワシがシルフカンパニーの社長と仲が良かったので1つ貰ったのだよ。」

 

レッド

「なるほど…。で、その襲ってきた奴らって。」

 

フジ老人

「ロケット団じゃ…。」

 

レッド

「…ロケット団っ!!

だから、こんな無茶苦茶な事をっ!

フジさん、そいつらどこに向かったか知りませんか!?」

 

フジ老人

「皆やられてしまって、後の事は分からんのじゃ。

ただ、外に出るのが恐ろしくて、恐ろしくて。」

 

レッド

「…俺が仇討ってきます。」

 

フジ老人

「やめなさい!子供一人じゃ、敵いっこない!」

 

レッド「心配しないでください、俺ポケモントレーナーですし、バッジ所持者ですから。

必ず、シルフスコープ取り戻してきますよ!

それに、ロケット団とはちょっと因縁があるんで…。」

 

フジ老人

「…かたじけない。せめて、この良い傷薬をもっていきなさい。

荷物にはなるが、役にたつ時がくるやもしれん。」

 

レッド

「ありがとうございます!では。」

 

フジ老人

「(ロケット団…。)」

 

レッドは家を出ると、一人悩んでいた

 

レッド

「うーん、ロケット団の奴ら、どこに向かったんだ。

1度オーキド博士に連絡してみよう!」

 

ポケモンセンターに入り、電話をかけた

 

・・・

 

オーキド博士

「おーーっ!レッドか、久しぶりじゃの!

旅立ってから音沙汰なしだったから心配したぞ?

旅の方は順調か!?」

 

レッド

「もちろんですよっ!!」

 

レッドは電話の画面越しにバッジを見せる

 

オーキド博士

「3つも手にいれたか、うむ、快調のようじゃないか!

で、今回は何の用じゃ?」

 

レッド

「それが…、博士はロケット団って知ってますか?」

 

オーキド博士

「ニュースでも度々取り上げられとるからのぉ。」

 

レッド

「じゃあ、そいつらが今どこで活動してるかとかは、知ってますか?」

 

オーキド博士

「彼らの活動内容などは詳しく知らんが、その件はワシも気になっててのぉ、今ある人物に任せてある。」

 

レッド

「ある人物…?」

 

オーキド博士

「そやつの情報によると、今はタマムシシティで何やら不穏な動きを見せとるようじゃ。」

 

レッド

「(タマムシシティか…!ジムもあるし、丁度いいぜ!)」

 

オーキド博士

「レッド…、ワシはレッドの旅に口を挟むつもりはないが、一歩踏み外せば危険と隣り合わせな世の中じゃ、あまり無理はするなよ?」

 

レッド

「心配ありがとうございます…電話、切りますね!」

 

受話器を置いたレッド

向かうは引き続きタマムシシティ

待ち受けるのは、ロケット団!!

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