Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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警備員扮するロケット団を倒し、8番道路に入ったグリーン
長い一本道の先に見えるのは、バイクのエンジンを空吹かしする連中だった


Another Story 6 ~警察の番犬~

グリーンは、彼らに絡まれないよう、彼らの横を黙って通りすぎる

 

???

「おいっ、何シカトしとんじゃ。」

 

グリーン

「はい?」

 

???

「俺らが誰だか分かってねぇようだなぁ。

…俺達はこの地方を拠点とする、"カントーポケモン連合"じゃ!」

 

グリーン

「カントーポケモン連合?」

 

下っ端

「カントー地方最大勢力の暴走族だっ!!。」

 

グリーン

「あぁ…、で、子供相手に何の用ですか?」

 

下っ端

「…ってめえぇ!!」

 

すると、彼らの奥から顔に十字傷のついた男がでてくる

 

???

「お前らうるせぇぞ、何事だ!」

 

下っ端

「と、虎男(とらお)さんっ!」

 

虎男と呼ばれる彼はグリーンの顔をじっと見る

グリーンも負けず嫌いな性格なので、大人相手に睨み返した

 

虎男

「いい眼をしてるなぁ、ガキ。

俺は、カントーポケモン連合 特攻隊長、白井 虎男だ。」

 

グリーン

「俺はグリーン。

その特攻隊長さんが、ここで何してるの?」

 

虎男

「この道路にはなぁ、警察の相棒ともいえるガーディっつうポケモンが生息しててな。

こいつらに吠えられちゃあ、毎度警察に追われてんだ。

…で!1匹でも始末しとこうと思ってな、今はその狩りの最中ってわけっ!」

 

下っ端がボロボロになったガーディを連れてくる

 

虎男

「こんな風にな。」

 

グリーン

「おじさん達、こんな事してて面白い?」

 

虎男

「最高の気分だな!!」

 

グリーン

「おじさん達、自分達の面子に傷がつかない内にこの場を離れた方がいいよ?」

 

下っ端

「はぁ?何言っちゃってるの、この子は?

相手が誰だか分かってるのかな?」

 

下っ端の前に手を出す虎男

 

虎男

「どういうことだ?」

 

グリーン

「簡単に言うと、俺が許さないって事っ!!

いけ、カメールっ!!」

 

虎男

「大人には敬語を使えって親から言われなかったかなぁ?

まぁ、いい…。特攻隊長の力魅せてやるよ!

ガキは家に帰ってママの乳でもしゃぶってな!!ドガース!」

 

そして側で倒れていたガーディもまた、フラフラになりながら彼らに立ち向かおうとしていた

 

グリーン

「ガーディ、一緒にやってくれるか!?」

 

ガーディ

「!!」

 

グリーン

「よし、いくぜ!?カメール、【水鉄砲】!」

 

虎男

「【煙幕】っ!!」

 

煙が充満し、ドガースは姿を眩ます

 

グリーン

「どこから来る…?」

 

虎男

「【ヘドロ攻撃】ぃっ!」

 

見えない所から飛んできたヘドロが顔面に付着してしまい、さらに視界を遮られてしまった

 

ガーディ

「!」

 

ガーディが臭いを嗅ぎわけ、ドガースを見つけ出した

 

グリーン

「そっちだな!?カメール、6時の方向に【水鉄砲】だ!」

 

煙が晴れ、レッドの視界にも、はっきりとドガースの位置が確認できた

 

グリーン

「ガーディ、【噛みつく】でドガースを取り押さえるんだ!!

カメールは、自分に【水鉄砲】を撃ってヘドロを洗いながしとけっ!」

 

虎男

「このガーディめ…!ドガース、【自爆】で吹き飛ばしちまえっ!!」

 

ドガースは爆発しようと蒸気を吹き始める

 

グリーン

「ガーディ、退くんだ!

カメール、最大威力の【水鉄砲】でドガースをぶっ飛ばせ!」

 

カメールとガーディ…2匹の息の合ったタイミングで、

間一髪ドガースの【自爆】から難を逃れることができた

 

虎男

「そんなっ、この俺が…。」

 

グリーン

「観念するんだな!」

 

グリーンの通報により駆けつけた警察によって、虎男達は逮捕された

 

虎男

「へっ、俺を倒したからってイイ気になるなよ?

頭が黙ってないぜ…っ!?」

 

そう言い残し、虎男はパトカーに乗り込んだ

 

巡査

「あぁーっ、君は!!ハナダシティで助けてくれた、えーと…。」

 

グリーン

「グリーンです。」

 

巡査

「グリーン君、本当君には感謝するわっ!

次々と警察の問題を解決してくれるんだもの!」

 

グリーン

「いえ…今回は、このガーディを助ける為に闘ったようなもんですから。」

 

巡査

「酷く怪我をしてるわね…早くポケモンセンターに連れてかないとっ!

どこの部署のガーディかしら…?」

 

グリーン

「野生のガーディですよ。

そこで、あのぉ…差し支えなければこのガーディ、俺が世話してもいいですかっ!?」

 

巡査

「…問題ないわよっ!むしろ、君みたいに勇敢な子にはお似合いだと思うわ?」

 

グリーン

「ありがとうございます!!ガーディ、一緒についてきてくれるか!?」

 

ガーディ

「!!」

 

ガーディは精一杯の声で吠えた

 

・・・回想・・・

 

図鑑で様々なポケモンの生息地を調べるグリーン

 

グリーン

「!!こいつが近くにいるのかっ。」

 

図鑑が指していたのは8番道路だった

そして、そこに載っていたのは紛れもなくガーディであった

 

欲しかったガーディをGetしたグリーンは、一旦手持ちをポケモンセンターで回復させ、クチバジムに再戦するのであった

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