Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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グリーンと別れたレッドは草木が生い茂るトキワの森に足を踏み入れた。
また、1人意気揚々と歩いていくレッドの周りで、たくさんの虫ポケモンが蠢いていた。


トキワの森~虫捕り少年との出会い~

レッド

「うっげ~。こいつはビードルにぃ、あっちはキャタピーってのかぁ。

昔から俺は虫が大嫌いなんだよっ!!」

 

そこに一匹のビードルが現れた

 

レッド

「うおぉっっ!ヒトカゲっ!【火のこ】!!」

 

あっけなくビードルは倒れた

 

レッド

「ったく、これだから虫ポケモンは急に現れたりするから嫌い…」

 

と言いかけた瞬間、やられたビードルの仲間だろうか、群れのキャタピーやビードルがレッド目掛けて襲いかかってきた

 

レッド

「うじゃうじゃと現れやがって!!

まとめて蹴散らしてやるぜっ!

ヒトカゲ、【火のこ】の連続攻撃だーっ!」

 

ヒトカゲは次から次へとキャタピーやビードルを丸焦げにしていくが、きりがない。

するとヒトカゲは背後をつかれビードルの【毒針】を受けてしまった

 

ヒトカゲ

「!!」

 

そして運悪く、毒に侵されてしまい悶え苦しむヒトカゲ

 

レッド

「ヒトカゲっ!!

ちくしょうっっ!!」

 

衰弱しきったヒトカゲを抱き抱えるレッドに

ビードルの【毒針】が襲いかかる

 

レッド

「っ!!」

 

そこへ突風が吹き荒れ、1人の少年と一匹のポケモンが現れた。

彼のポケモン、バタフリーの【風おこし】で

キャタピーとビードル達は一掃された

 

レッド

「!?」

 

???

「大丈夫だったか!?お前!」

 

レッド

「ああ。助けてくれてありがとう!

俺はレッド、君は?」

 

???

「俺は、鍬形 甲(こう)ってんだ!

ここらで虫ポケモンを捕まえては、育ててるんだ!

ところでレッドはこんなとこで何してたんだ?」

 

レッド

「いや、そのぉ~。

(いかにも虫ポケモン大好きな奴の前で、虫ポケモンを丸焦げにしたなんて絶対言えねぇ…)

迷子になってしまい~。」

 

「って、お前!呑気な事言っとる場合かっ!?

お前のヒトカゲ、毒状態じゃねぇか!!

このままだと、非常に危険だ!

この毒消しやるから使ってやれ!」

 

レッド

「え!?あっ!サ、サンキュー。」

 

甲からもらった毒消しでヒトカゲはなんとか一命をとりとめた

 

「ふう。ま、大事に至らなかっただけましだ。

に、してもレッドは無防備な奴だなぁ。

この森に毒消し1つ持たないでやって来るとは…。」

 

レッド

「自分、なにしろ新米なもんでっ!!」

 

「威張るなっ!(笑)」

 

2人はすぐに打ち解けあい、風がちょっぴり吹き通る静かな森に2人の

笑いあう声が木霊した

 

レッド

「で?どうして甲はここに居座り続けるんだ?」

 

「……この森を守る為。正確には虫ポケモン達が住みやすくするため。

実は最近、ここら一帯を縄張りにしてるスピアーっていうポケモンがいて、その親玉が他の虫ポケモンの住みかを奪ってしまってるんだ。

それまで温厚だったキャタピーやビードルも、そのスピアーが現れてから住みかを失い、警戒心を強めてしまったんだ。

だから見馴れないレッドに襲ってしまったんだと思う…。」

 

レッド

「そうだったのか。

(そんな事も知らないで、俺は虫ポケモンを……っ!)」

 

レッド

「よしっ!!

じゃあ、俺がそのスピアーを退治してやるよ!」

 

「え、本当かいっ!?とても助かるよ!」

 

レッド

「困った時は、お互い様ってな!!」

 

「うんっ!でも、今日はもう遅いし、明日作戦決行だ!!」

 

こうしてレッドと甲は協力して悪の親玉であるスピアーを退治することを決意した

 

そしてその晩・・・

 

「今日の晩飯は景気付けに芋虫の丸焼でも食いますかぁ!」

 

レッド

「それだけは勘弁~~。」

 

「えーー!?そんな事言わずに、スタミナバッチリつくからさぁ!!」

 

・・・騒ぎあう2人であった

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