Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
しかしながら、そのエレベーターを動かすにはカードキーが必要らしく…
グリーン
「レッドのやつ、余計な詮索してねぇだろうなぁ。」
待ち合わせの場所でレッドを待つグリーン
すると反対側の通路からレッドが走ってくる
レッド
「ーーーー!!!」
グリーン
「え?」
レッド
「走れえぇぇぇーっ!」
見るとレッドは大量のロケット団員から追われていた
グリーン
「ったく、お前はほんっとにトラブルに巻き込まれやすい体質だな!?
とりあえず、こっちに来い!!」
グリーンに導かれ、レッドは何とか振り切ることができた
レッド
「はぁ、はぁ、はぁ。助かった~。」
グリーン
「警戒が強くなってきたな。
これじゃあ、カードキー見つけるのも一苦労するぜ?」
レッド
「カードキー?もしかして…これか?」
レッドは先程のモニタールームで偶然にもカードキーを見つけていた
グリーン
「そっ、それは!!
よくやったぜ、レッド!これでエレベーターを動かせる!!」
レッドは話が進みすぎていて、状況を理解できないでいた
グリーンは事情を話し、二人はエレベーターまでやって来た
グリーン
「ここからは何が待ち受けているか分からない。
だが、奴等の話しからしておそらくボスがいるに違いない…気を引き締めていくぞ、レッドっ!!」
レッド
「おおともよ!」
エレベーターはぐんぐんと降下していく
そしてチンと音が鳴り、扉が開いた
そこは一本道で周りには部屋がなかった
ただ1つ…二人が見たものは、立派な扉の前に立つ2人の屈強な団員だった
レッド
「あいつらが最後の門番ってことか。」
グリーン
「そうみたいだな。」
ロケット団(1)
「よくここまで来れたな。」
ロケット団(2)
「それよりも…上のやつらは何やってたんだ!
こんな小僧2人にっ!!」
ロケット団(1)
「まっ、来ちゃったもんは仕方ないでしょ。
俺らもずっと立ってるだけで、退屈だったんだし…。」
ロケット団(2)
「残念だけど、ボスの顔は拝めないぜ?」
レッド&グリーン
「!?」
ロケット団(2)
「なぜなら、お前らはここで御陀仏しちまうからだよぉ!!
いくぞ、アーボック!」
ロケット団(1)
「暴れるとしますかねぇ、ゴーリキー!!」
グリーン
「レッドっ、いくぜ!?カメール、頼んだ!!」
レッド
「おっしゃあっ!ピジョン!!
ゴーリキーに【翼で打つ】!」
ロケット団(2)
「いきなり狙ってくるなんてねぇ。アーボック、【毒針】!」
レッド
「避わせ!」
ほんの一瞬、ゴーリキーから目を逸らしただけだった…
ロケット団(1)
「打ち落とせっ、【空手チョップ】っ!!」
グリーン
「レッド、上だっ!!」
ロケット団(2)
「お前も油断してちゃあいかんでしょうよ!?
【巻きつく】!」
グリーン
「しまっ…!」
カメールはアーボックに巻きつかれてしまった
叩き落とされてしまったピジョンに追い打ちをかけるロケット団
ロケット団(1)
「起き上がられると面倒だからなぁ…【蹴たぐり】!」
レッド
「させねぇよ!!【吹き飛ばし】!!」
ゴーリキーはあまりの風圧で吹き飛ばされる
グリーン
「俺ばっかりやられてたまるかよ。カメール、 手足首引っ込めろ!【殻にこもる】!
殻にこもったカメールに滑ってしまい、アーボックはうまく巻きつけれない
レッド
「ピジョン、【電光石火】だ!」
ピジョンは高速でアーボックをふっとばした
レッド
「どうだっ!!」
グリーン
「……。」
ロケット団(1)
「確かに、やるねぇ。今までロケット団が苦戦したのもやっと解ったよ。」
ロケット団(2)
「あぁ…ったく、久しぶりにゾクゾクするぜぇ?」
グリーン
「レッド、来るぞ!」
ロケット団(2)
「おいっ!!」
ロケット団(1)
「そんなにムキになるなって。もう"入ってる"からさぁ!」
吹き飛ばされたゴーリキーがムクッと立ち上がる
その様子は腕を組み、まるで弁慶の仁王立ちのように堂々としたものだった
グリーン
「(…!?なんかヤバそうだなぁ、おい!!)
カメール、【水鉄砲】!!」
レッド
「ピジョン、【電光石火】だっ!!」
しかし2匹の体が動かない…
レッド&グリーン
「っ!!」
ロケット団(2)
「ひゃーっはっはっはっっ!!【蛇睨み】。
準備できたかよ?」
ロケット団(1)
「そろそろだな。」
ゴーリキー
「!」
ロケット団(1)
「よし!【気合い溜め】完了っ!!カメールに【地獄車】!!」
迫るゴーリキーに対し、身動きがとれないカメール
グリーン
「カメール…っ!!」
そのまま見事ともいえる地獄車で両者地面に叩きつけられる
グリーン
「カメール…。」
ロケット団(2)
「恐ろしい技だぜ!おいっ、ゴーリキーは無事か?」
カメールに大ダメージを与えたものの、ゴーリキーも自身にダメージを受けてしまったのだ
ロケット団(1)
「これで、残すは……なっ!?」
そこにはまだ立ち上がるカメールの姿があった
ロケット団(1)
「どういう事だ!?手応えはあったはずだ!」
レッド
「持っててよかったぜ。まさかここで使う時がくるとはな。」
レッドの手には"良い傷薬"があった
グリーン
「いやぁ、今回はお前に助けられちまったぜ!」
レッド
「気にすんな、それより…今度はこっちの番だっ!!」
ロケット団(2)
「おいっ、もっかいいくぞ!アーボック、【蛇にら…」
レッド
「陰気な蛇は黙ってろ!【砂かけ】!」
アーボックは目に砂が入り開けることができない
グリーン
「ナイスだ、レッド!アーボックに【噛みつく】っ!!」
アーボックは戦闘不能になる
ロケット団(1)
「嘘だろ?ゴーリキー、そのままカメールに【空手チョップ】だ!」
グリーン
「【殻にこもる】!」
ゴーリキーは硬い甲羅に素手のチョップをしてしまい痛がっている
グリーン
「今だっ、レッド!!」
レッド
「いけえっ、ピジョン!」
すると、ピジョンの翼が突然光だす
そこから大きく翼を振りかざし"何か"が飛んだ
ゴーリキー
「!!」
誰も何が起きたか分からなかったがゴーリキーは倒れていた
レッド
「これはもしかして【鎌鼬】…?」
ロケット団(1)
「俺達が負けた…。」
ロケット団(2)
「あぁ、信じられねぇが俺達は無駄な足掻きはしねぇ。
この部屋にボスが居られる。」
グリーン
「遂にか。」
レッド
「…行こう。」
2人は最後の扉を開いた
それを観ていた謎の人物
???
「ここまでたった2人で来るとはなぁ、大したもんだ。」
部屋に入ると、一人の男がイスに座っていた
しかし背を向け、顔はハッキリと確認できない
???
「待っていた…。レッド、そしてグリーン。
そしてようこそ、ロケット団へ!」
遂にロケット団のボスに接触したレッドとグリーン
ロケット団との戦いに終止符を打つ!!