Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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ワタルと別れ、タマムシシティを出たレッドとグリーンはシオンタウンに向かった


シオンタウン~この世のものではないもの…~

グリーン

「ここが、シオンタウン…。」

 

現場は未だレッドが来たときと変わらず、荒れ果てていた

 

レッド

「とりあえず、フジさんに会いに行こう。」

 

2人はフジ老人の家へと向かった

 

レッド

「すみませーん!レッドですっ!!

フジさんは、いらっしゃいますかーっ!?」

 

すると、扉が開き中から女性が出てきた

 

女性

「あぁっ!レッドさん!

そのっ、フジさんがロケット団に連れていかれてしまって…!」

 

レッド&グリーン

「何だって!?」

 

女性

「恐らく、ポケモンタワーだと思われます。」

 

グリーン

「ポケモンタワー?」

 

女性

「ここシオンタウンの名所でもあり、ポケモンを供養するためのお墓が並んでる場所です。

あそこにそびえ立っている塔が、それです。」

 

女性が指差す方を見ると、霧で天辺が見えないほど高い塔が立っていた

 

レッド

「分かりました、行ってみます!!」

 

女性

「どうか、お気をつけて…。」

 

2人はポケモンタワーに到着した

辺りは何だか寒気がし、嫌な空気が立ち込めていた

 

レッド

「うっ…!」

 

グリーン

「怖がってる暇はないぞ、レッド。」

 

レッド

「よ、よっしゃ、行ったるぜ!」

 

中は広く、各階には多くの墓が建てられていた

 

グリーン

「…亡くなったポケモンがここに眠ってるんだな。」

 

レッド

「この、フロアにはいないなぁ。

次、行こう。」

 

どんどんと階を昇っていくが、なかなかフジさんは見当たらない

 

レッド

「ここじゃないかもな。」

 

グリーン

「静かに!!上の階から話し声が聞こえる。」

 

レッドとグリーンは目を合わせ、頷いた

階段を昇ると、そこにはロケット団2人と対峙するフジ老人の姿があった

 

ロケット団(1)

「おいおいフジさんよぉ、いい加減こんなとこで隠居してないで、もう一度俺らと手を組もうぜ!?」

 

ロケット団(2)

「今の私達はあなたの天才的な脳を必要としているのです。」

 

フジ老人

「言ったはずじゃっ!ワシは2度と貴様らと関わらんと…っ!」

 

ロケット団(1)

「つれねぇなぁ…やれ、ドガースっ、【ヘドロ攻撃】!!」

 

フジ老人

「!!」

 

レッド

「ニョロモ、【水鉄砲】だ!」

 

ロケット団(1)

「誰だっ!?」

 

ロケット団(2)

「これは、これは…、レッドとグリーンですか。」

 

フジ老人

「レッド君!」

 

レッド

「助けに来ましたよ!後、シルフスコープも取り返してきました!!」

 

フジ老人

「何と…。まことにかたじけない。」

 

ロケット団(1)

「こいつらに手加減はいらねぇっ!!やるぞ!!」

 

ロケット団(2)

「ふん。」

 

戦闘が始まろうとした、ちょうどその時だった

場に冷たい空気が漂い始め、辺りで"パチッ"っとラップ音が鳴り始めた

 

全員

「!?」

 

ロケット団(1)

「おいっ、肩叩くんじゃねぇよ!」

 

ロケット団(2)

「俺は叩いてないぞ?」

 

2人のロケット団の顔は真っ青になり、悲鳴をあげてその場を立ち去っていった

 

???

「コノバヲサレ…。」

 

グリーン

「何の声だ!?」

 

???

「コノチヲコレイジョウアラスナ…。」

 

フジ老人

「亡くなったポケモン達が、墓を荒らされて怒っておる。

…レッド君っ、シルフスコープを着けてみてくれないか?」

 

レッド

「…はい。」

 

レッドはシルフスコープを装着すると何やらモヤモヤとしたモノが見えた

 

レッド

「ななな!何だ、これはぁぁーっ!!」

 

そのモヤはレッドの方に近づいてくる

咄嗟にレッドはバッグに入っていた物を投げつける

 

フジ老人

「待つんじゃレッド君っ、そやつは…」

 

そして、レッドが投げつけた物の中に、モンスターボールが混じっており

…偶然にもそれをGETしてしまった

 

レッド

「へ…?」

 

フジ老人

「レッド君、それは見えないゴーストタイプのポケモンを発見することのできる道具なのじゃよ。

そして、君が捕まえたポケモンは、多分ゴースじゃな。

ここらでよく、目撃されるポケモンじゃ。」

 

ボールから出してみると既にレッド達にはハッキリ見えていた

 

レッド「なぁんだ…。早く言ってくださいよぉ。

それにしても、せっかく捕まえたんだし、ゴースはとりあえず、手持ちに加えておくか。」

 

フジ老人

「うむ、せっかく来てもらったのじゃが、厄介事は済んだことじゃし、申し訳ないが家に帰ろう。」

 

3人はフジ老人の家に戻り、タマムシシティでの事を話した

一同は、2人に感謝し盛大にもてなした

だが、皆が盛り上がる中、2人には気掛かりな点が残っていた

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