Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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レッドはトキワの森で虫捕り少年、甲と出会いトキワの森で起こっている事情を知る。
その元凶であるスピアーを倒すべく、レッドと甲は立ち上がった。


トキワの森~決戦!スピアー討伐~

「じゃ、行きますか!」

 

レッド

「準備は万端だぜっ!!」

 

2人はバッグの中に大量の毒消しを詰め込み

、膝の高さにまで伸びた草むらをかき分けながら森の奥へ奥へと突き進む

 

「…見えてきたな。」

 

そこには明らかに他とは比べ物にならない程の大樹がそびえ立ってたいた

 

レッド

「あそこに、いるのか?」

 

「一匹だけとは限らない、油断は禁物だぞっ!!」

 

すると2人の背後から3匹のスピアーが現れ、スピアーはそのお尻にある獰猛な毒針で攻撃してきた

 

レッド

「先手を打たれたっ!?」

 

「くっ!だがあの中に親玉はいない!

きっとあの大樹のとこだっ!レッドっ!!

ここは、俺が食い止めるからレッドは親玉を叩け!!」

 

「いけっ!バタフリー【風おこし】っ!!」

 

スピアーは風圧で飛ばされるも、まだまだ余裕の表情を浮かべる

 

「ここで俺達がやられてしまっては、作戦が台無しだ。

森もこいつらのもんになってしまう!

行けっ!レッドっ!!」

 

レッド

「わ、わかったっ!

親玉は俺に任せとけ!!」

 

レッドは大樹に向かって走り出した

 

レッド

「(強がっちまったけど…俺にやれるのか?)」

 

不安が募るレッドにグリーンの言葉が脳裏をよぎった

 

グリーン

「(困難を乗り越えてこそ一流のトレーナーに……)」

 

レッド

「……っ!!そうだ!これくらいやれないで、一流のトレーナーになんかなれるか!!」

 

大樹の下にたどり着いたレッド。

すると上の方から"ブーン"という羽音と伴に親玉であるスピアーが現れた。

 

レッド

「お前が悪の親玉かっ!!

他の虫ポケモンが安心してこの森で暮らせるようにお前を倒す!!」

 

スピアー

「!!」

 

スピアーは怒りの表情でレッドに突っ込んでくる

 

レッド

「いけっ!ヒトカ……っ!

そうか、ヒトカゲはまだ、前回の傷が癒えていない。

無茶させるのはダメだ!

だったら…お前だっ!ポッポ!!」

 

レッド

「ポッポ、【風おこし】だっ!」

 

ポッポの【風おこし】でスピアーは一度退くが、しかしスピアーは遠距離から【毒針】を放ってきた

 

レッド

「【風おこし】で毒針を吹き飛ばせっ!!」

 

毒針は地面にあっけなく落ちていったが、スピアーは間髪入れず、ポッポの懐に入り両腕の針で【乱れ突き】を繰り出してきた

 

レッド

「ポッポっ!」

 

スピアーはとどめと言わんばかりの【毒針】で

ポッポを攻撃した。

ポッポは毒に侵されてしまい、地面へと叩きつけられる

 

レッド

「ポッポっ、この毒消しを飲んでくれっ!

………悪かったなぁ、俺がまだまだ甘いばかりに、上手くお前をリードしてやれず…。

やっぱり、俺1人じゃ…。」

 

落ち込むレッドとは対照的にポッポは諦めの表情を見せなかった。

これからだという強気の表情だ

 

レッド

「そうだよなぁ!トレーナーがこんな弱気でどうすんだよなぁ!

すまん、ポッポ!こんな俺だけど無茶に付き合ってくれっ!!」

 

ポッポはその小さな体からとは思えない

気高く大きな鳴き声を発し、その声はやがて広大なトキワの森に響き渡った

 

ポッポ

「!」

 

レッド

「ポッポ!?」

 

突然ポッポの体が発光し、その姿は一回り大きなものとなった

 

レッド

「これは…進化っ!?

ポッポが、ピジョンに…進化した!?

はは、そうか、俺の期待に応えてくれたのか!」

 

レッド

「だったら、俺もお前の期待に応えなきゃな!

強くなったピジョンを魅せてやるよ!

ピジョン【風おこし】!

そして、その風の渦に向かって【砂かけ】だっ!」

 

砂の渦に包まれたスピアーは視界が遮られ

反撃できないでいる。

効果は抜群だっ

 

砂煙がやみ、スピアーの姿が露になる

 

レッド

「反撃する暇なんてあたえないぜっ!

ピジョン!【電光石火】!!」

 

高速で突っ込むピジョンの姿を

捉えきれず、スピアーは直撃してしまった

やられた箇所を押さえながら

敗北を認めたのかスピアーは一目散に逃げていった

 

レッド

「やったなぁっ!ピジョンっ!!」

 

そこへボロボロになった甲とバタフリーの姿が

 

レッド

「甲っ!?」

 

「レッド!やったみたいだなっ! 」

 

レッド

「甲、その体…。」

 

「へへ…ちょっとばかり俺もバタフリーも無茶しちゃったみたいだ。

なぁに、森の為だったら、こんなの軽傷よっ!

それより、ありがとな。色々巻き込んじまってすまんかった。」

 

レッド

「いいってことよ!ポケモンが大好きな奴の頼みを断る理由なんて無いからなっ!

じゃあ、俺はそろそろ行くよ!

早くジムリーダーって奴を倒したいからよ!」

 

「そっか!道中気をつけてな!

毒消し無くなったら、タダでやるから!

ジム戦頑張れよっ!」

 

レッド

「おうっ!!」

 

こうして森に平和は訪れた。

甲に別れを告げ、光差す森の出口に向かってレッドは再び歩き出した

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