Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
レッドとグリーンはフジ老人とロケット団の会話が耳に残り、複雑な心境でいた
レッド
「あのぉ、フジさん。
俺達、ポケモンタワーでロケット団とフジさんの会話聞いちゃって…
それで…。」
フジ老人
「ふぉっふぉっふぉっ!
すまなかったな2人共…、だがあの会話は事実。
ワシは少し前まで、ロケット団の幹部を務めていたのじゃ。」
レッド&グリーン
「!!」
フジ老人
「ワシは、化学部に所属しててな。
日夜ポケモンの研究と実験に明け暮れていた…。
当時のワシもサカキと同じくして、ポケモンの未知なる進化について興味をもっていてのぉ。
じゃが、自分の研究が良くない方に利用されているのを知り、逃げ出してきてここへ住むことにした。
今までこの手で傷つけてしまったポケモンの為…、せめてもの償いとして、あのポケモンタワーを建設したのじゃ。」
グリーン
「…だが、その天才的な頭脳を欲しがった奴らが執拗にフジさんを追ってきたってことか。」
フジ老人
「ワシのせいで、シオンタウンの関係ない者まで捲き込んでしまった…!
それは人だけじゃなく、ポケモンにまで及んでしまったのじゃっ!!」
レッド
「?」
フジ老人
「そこにおるカラカラというポケモン。
その子の親であるガラガラは、攻めてきたロケット団を追い払おうとワシと闘ってくれたのじゃが、その時に…。
以来、その子はワシのせいで独りぼっちになってしまったのじゃ。」
グリーン
「……。フジさん、そんなに自分を責めないでください!
フジさんが、足を洗ってポケモンの為に尽くしてきたことは十分伝わりましたから!!
やっぱり許せない…ロケット団っ!
フジさん、そのカラカラ俺が貰い受けていいですか?
そいつと、ロケット団を倒したいんです!!」
レッド
「俺からも、お願いします!」
フジ老人
「君達なら、その子の心の傷を癒してあげれるとワシは信じておる。
その子をヨロシク頼むっ…!」
グリーン
「もう、独りぼっちなんかじゃないからな!
お前らも、カラカラと仲良くしてやってくれ!」
グリーンのポケモン達は新しい仲間に大歓迎の様子だった
レッド
「じゃあ、俺達はこれで失礼します!
もう、2度と負けられないんで…強くならなくちゃ!!」
グリーン
「レッド、俺もここからは単独行動するぜ?
ジム回ってバッジゲットしなきゃな!お前に遅れをとるわけにはいかねぇよっ!
ところで、お前次はどこに向かうんだ?」
レッド
「5個目のバッジ…ヤマブキシティだ!!」
グリーン
「じゃあ、またそこで合流しよう。
俺はタマムシシティでジム戦と…買い物もしたいからな。
お前はワタルさんの連絡先知らないから、何があっても今日から1週間はヤマブキシティを出るな!
捜しにくくなるからな…。」
フジ老人
「2人には迷惑をかける。
最後にレッド君…シルフスコープのお礼じゃ、このポケモンの笛を…っ!?」
レッド
「どうしたんです?」
フジ老人
「確かに大切に保管しておいたのじゃが、…っ!
もしや、あやつの仕業か!?
君にあげようとしたポケモンの笛は、カビゴンというポケモンを起こす道具なのじゃが…。」
グリーン
「(カビゴン…?)あ~、あのスヤスヤ気持ち良さそうに寝てるポケモンですか?」
フジ老人
「うむ。」
グリーン
「そいつなら、え~と。」
グリーンはマップを開き、位置を確認する
グリーン
「ちょうど、このシオンタウンを南に行ったところにいましたよ?」
フジ老人
「前からそのカビゴンを欲しいと嘆いておった君達ぐらいの年の子がいてな、ワシは危ないからと笛を渡さなかったのじゃが。
ワシがポケモンタワーにいる間に盗んでいきおった…。」
レッド
「許せん!そんな強そうなポケモンを独り占めするとは…!
俺、そこに行ってきます!」
グリーン
「じゃ、俺は先にタマムシシティに向かうぜ!?
またヤマブキシティでなっ!!」
フジ老人
「2人共、気をつけてなっ!」
こうして2人はシオンタウンを後にした
そしてレッドはゴースを
グリーンはカラカラという新たな仲間をつれ、それぞれの旅を再開した