Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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ヤマブキシティに到着したレッド
カントー地方の最大都市であるヤマブキシティでレッドを待ち受けるのは…


第5章 ロケット団
ヤマブキシティ~わがまま娘?~


レッド

「色んなとこ、見て回りたいけどなぁ。

まずはジムだな!!」

 

そんなレッドの目の前から女の子が走ってきた

彼女はレッドにおもいっきりぶつかってきたのだ

 

レッド

「わっっ!」

 

???

「痛~っ!!どこ見て歩いてんの!?」

 

レッド

「おいおいっ、ぶつかってきたのはそっちだろ?」

 

???

「あなた、田舎もん?

余所見しすぎなんじゃないの!?

これだから、のんびり屋さんは…。」

 

レッド

「こんな大都会の街中を走ってたら、そりゃぶつかるだろ?」

 

???

「あなたとダラダラ話してる暇ないの!!

早く行かなきゃ…っ!」

 

すると、彼女を追ってくる男性が

 

???

「ヤバッ!」

 

男性

「待ちなさいっ!!」

 

レッド

「?」

 

男性は彼女の手を掴む

 

???

「離してよ、パパ!」

 

レッド

「パパ?」

 

父親

「どうやら娘が迷惑かけたようだね、お詫びにお茶でもどうかな?」

 

レッドは父親の案内で家に招待された

 

レッド

「…。」

 

???

「…。」

 

父親

「…で、真以子(まいこ)、どうして家の金をくすねようとした?」

 

真以子

「どうせ、買ってくれないじゃない!!

皆持ってるのに私だけ…誕生日にも買ってくれなかった。」

 

どうやら話を聞くと、霊能力者である父親の稼ぎは少なく、家計は火の車らしい

そんな家庭の事情を子供なのでよく知らない真以子は、わがままばかり言うのだとか

 

真以子

「どうして、買ってくれないの?」

 

父親

「他所は他所、家は家!」

 

レッド

「真以子は一体そんなにしてまで、何が欲しいんだ?」

 

真以子

「…ピッピ人形。」

 

レッド

「ピッピ人形…?」

 

レッドはタマムシデパートでそれをノリで買っていたのを思い出した

 

レッド

「なぁ、それあげようか?

ずっと、バックに入ってたやつだけど。」

 

真以子

「え…?いいの!?」

 

レッド

「仕方ないなぁ、女の子の涙は見たくないからなぁ…。」

 

カッコつけるレッド

そんな台詞も聞いておらず、喜ぶ真以子

 

父親

「何かすみません、娘の為に大事なものを。」

 

レッド

「いいんですよ、俺も寂しさ紛らわせ…じゃなかった、もういらなかったんで!」

 

父親

「そうだなぁ、レッド君、君はポケモントレーナーって言ってたよね?」

 

レッド

「そうですけど…。」

 

父親

「ちょっと見せてもらっていいかな?」

 

真以子の父親はレッドのポケモンに目を通すと、ある一匹に手をかけた

 

レッド

「(…ゴース?)」

 

父親

「この子がちょうどいいっ!

私はさっきも言ったが、霊能力を得意としている。

このゴースに、特別な力を与えよう!!」

 

レッド

「特別な力…!?」

 

父親はボールに手をかざし念を送る

 

父親

「よしっ、これでオッケーだよっ!」

 

レッド

「何したんですか?」

 

真以子

「サイコキネシスという、エスパータイプの技のなかでもトップクラスの威力をもった技を覚えさせたのよ!!」

 

レッド

「こんなことまでしていただいて、本当にありがとうございます!!」

 

父親

「そんな…お礼を言うのはこちらの方だよ。ありがとう!」

 

レッド

「真以子っ、これからは親父さんの言うこと聞くんだぞ!?」

 

真以子

「はいはい!」

 

真以子の二つ返事に呆れるレッドと父親

こうして、思わぬ出会いから人助けをしたレッド

サイコキネシスを覚えたゴースの活躍にこうご期待

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