Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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ヤマブキシティの格闘道場に挑戦中のグリーン
エビワラーの攻撃に苦戦するカラカラ
そんな中、グリーンが…


Another Story 8 ~緊急事態発生!!~

猛範

「(さっきのエビワラーの【メガトンパンチ】…。

【高速移動】で確実に動きは読めなかったはずだが。

あやつの指示はまるで、どこを狙ってくるか知ってたような。)

次で決めるとしよう!」

 

グリーン

「(一発一発の攻撃なら、何とかエビワラーのパンチが見えるっ!

だったら、カウンターを狙うだけだ!!)

来いっ!」

 

猛範

「【連続パンチ】!!」

 

グリーン

「何だと!?」

 

エビワラーのラッシュがカラカラに次々と当たる

 

猛範

「さぁ、どう対処する?」

 

グリーン

「(どうすればいい…。

威力は低そうだが、こうも袋叩きにされるとっ…!)

カラカラ、よくパンチを見るんだ!

必ず隙があるはずだ!!」

 

しかし、既に攻撃の流れをつかんだエビワラーを止めることができなかった

 

グリーン

「くそぉっ!」

 

猛範

「(ここまでかな…?)」

 

グリーンはエビワラーの【連続パンチ】を見ていることしかできなかった

…が!

それがグリーンの才能を発揮させた!

 

グリーン

「(待てよ!?エビワラーのあの【連続パンチ】…、攻撃に癖というか、リズム性がある!!

…右、右、右、左。…右、右、右、左。

やっぱりな!)

カラカラ、次は右から来るぞ!?左に避けろ!」

 

カラカラ

「!」

 

カラカラは、見事エビワラーのパンチを避わす

 

猛範

「むっ!?」

 

そしてグリーンの指示の下、カラカラは全てのパンチを避け続ける

 

グリーン

「よし、そこだっ!!

右に避わして、【骨棍棒】だ!!」

 

カラカラは持ってた骨を下から上に振り上げ、エビワラーの顎を打ちぬいた

 

エビワラー

「…!!」

 

エビワラーは脳が揺れ、再起不能に

 

門下生

「そこまで!エビワラーの戦闘不能により、勝者グリーン!!」

 

グリーン

「どうだ!」

 

猛範

「最後のエビワラーの攻撃、君には見えたのか?」

 

グリーン

「あ…はい。パンチにリズムがあるのに気づいて。」

 

猛範

「やはりな…。【メガトンパンチ】を避けられた時から薄々思っていたが、君は優秀な洞察力を兼ね備えているようだ。」

 

グリーン

「洞察力?」

 

猛範

「つまりは、相手の動きを読むのが得意と言った方が分かりやすいかな…。」

 

グリーン

「そうだったのか。俺は無意識の内に…。」

 

猛範

「その力をポケモンバトルに活かして、困難な戦いも有利な展開に運びなさい。

そして、いつの日か…。

よし、…おい!」

 

猛範は門下生に何かを告げると、その門下生は2つのモンスターボールを持ってきた

 

猛範

「君は儂に勝利した!

挑戦者が勝って褒美なしとはつまらないからの。

このボールには、儂も育てておるサワムラーとエビワラーが入っておる!

どちらか、好きな方を選び連れていくといい。」

 

グリーン

「本当ですか!?

だったら…俺はサワムラーをいただきます!!」

 

猛範

「ジムリーダーの夢、決して諦めるでないぞ!」

 

グリーン

「はいっ!!」

 

そこへ、門下生の1人が慌てて道場に入ってくる

 

門下生

「師範代っ、大変です!ヤマブキシティが…!!」

 

猛範

「何事だ!?」

 

グリーン

「…?」

 

すると、グリーンの携帯に1本の電話が入る

ワタルからだ

 

グリーン

「ワタルさん!?」

 

ワタル

「グリーン君、落ち着いて聞いてくれ。

たった今、ヤマブキシティのシルフカンパニーが、ロケット団によって占拠された!」

 

グリーン

「シルフカンパニーがっ!?」

 

ワタル

「人質をとっているらしい…。

最悪の事態だ、僕も今から向かう!!

君は、レッド君と共に、シルフカンパニーの前に来てくれ!

15分後にそこで落ち合おう!」

 

グリーン

「了解です!」

 

猛範

「何か分かったか?」

 

グリーン

「シルフカンパニーがロケット団に占拠されました。」

 

猛範「シルフカンパニーがっ!?

して…ロケット団とは?」

 

グリーン

「強いポケモンや、珍しいポケモンを奪ったりして悪事を働く連中です!

俺はこいつらを追ってたんです!!

まさか、ヤマブキシティを襲撃するとは…、じゃあ、俺は急ぎなんで行きます!」

 

猛範

「…待ちなさいっ!!

儂も連れてってくれないか?」

 

グリーン

「えっ…!?」

 

猛範

「故郷の街が危機にある中、ビクビクしておれん!

力になりたいんじゃ!!」

 

グリーン

「はは。勿論ですよ!

では、行きましょう!

その前に…もう1人連れてく奴がいるんで、そいつを探しに…」

 

とそこへ、また携帯が鳴り響く

 

グリーン

「俺だ。…レッド!?」

 

どうやら、レッドはこの状況を理解できず、ポケモンセンターの電話からグリーンに連絡したとのこと

 

レッド

「マジかよ!?」

 

グリーン

「じゃあ、俺もポケモンセンターに向かうから、お前はそこを動かず準備しとけ!!」

 

レッド

「おうっ!!」

 

グリーンと猛範はポケモンセンターに急ぐ

ついにロケット団との最終決戦が幕をあけようとしている

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