Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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ヤマブキシティを出発し、セキチクシティを目指すべく16番道路に来たレッド
そこは、サイクリングの地として有名らしいが…


第6章 成長期
16番道路~マタドガス攻略法!~


レッド

「え~っ!?

自転車かバイクじゃないと通行できないってどういう事ですか!?」

 

案内係

「そう言われましても…。

ですが、レンタルの物で宜しければお貸しすることはできますよ?」

 

レッド

「なぁーんだ!それを先に言ってくださいよぉ。

じゃ、自転車を1台レンタルで!」

 

案内係

「かしこまりました。では、レンタル料金1000円になります!」

 

レッド

「やっぱ、金とるのかぁ~。」

 

渋々金を払い、自転車をレンタルするレッド

そこへ、どこか見覚えのある団旗を掲げた連中が猛スピードで駆け抜けて行った

 

レッド

「危なっかしいやつらだなぁー!」

 

案内係

「あれは、カントーポケモン連合の人達です。

最近ここらで暴れ回ってて、私共も迷惑してるんです。」

 

レッド

「カントーポケモン連合って、なんか聞き覚えのある…。

あー、はいはい!!

武志のとこの族かぁ。

いっちょ懲らしめてやらないとなっ!」

 

レッドは自転車を盛漕ぎして、先程のグループに追いつく

 

レッド

「おおぃっ、待ちなっ!」

 

下っ端

「なんだぁ、小僧!?」

 

レッド

「もっと片側に寄って走れよ!

そんな道いっぱいに広がって走ってたら、他の人に迷惑だろ!」

 

???

「やかましいガキだなぁ、おいっ!」

 

下っ端

「雲雀さん!」

 

レッド

「雲雀…?」

 

???

「俺はカントーポケモン連合副総長の朱峰 雲雀(ひばり)だっ!」

 

レッド

「俺は、レッド!カントーポケモン連合っていやぁ、武志が所属してたんだよなぁ?」

 

雲雀

「そうか…こいつがレッド。武志が族抜けると聞いたときはビックリしたが、お前が原因か。」

 

レッド

「そうさっ、俺が更正させてやったのよ!」

 

雲雀

「あいつもこんなガキに正されるような腑抜けた野郎だったんじゃあ、族抜けて正解だわ!!」

 

下っ端達

「ギャハハハッ!!それ、言えてるっす!!」

 

レッド

「お前ら、仲間じゃないのか?」

 

雲雀

「仲間?俺をあいつらと同類にすんな!

俺はあいつらと格が違うんだよ、格がっ!!」

 

レッド

「お前らってそんな連中ばっかしなのな?」

 

雲雀

「あ?さっきから俺達に喧嘩腰だが…やるってのか?」

 

レッド

「いいですよ?

あなたも正してあげましょうか?フシギダネ、出番だ!!」

 

雲雀

「マタドガス!!」

 

レッド

「【蔓のムチ】っ!」

 

雲雀

「ひひっ、【煙幕】をはれ!!」

 

周囲に煙が充満する

 

レッド

「こんにゃろ~、【葉っぱカッター】!!」

 

雲雀

「見えない敵に攻撃が当たるわけないだろ!【ヘドロ攻撃】!」

 

フシギダネは、見えない敵からの攻撃をうける

 

レッド

「ならば、【痺れ粉】!

これなら、見えなくても、吸っただけでアウトだぜ!?」

 

マタドガス

「…!」

 

雲雀

「マタドガス!?」

 

レッド

「煙も晴れた…いくぜ、【体当たり】!」

 

マタドガスは体重が軽いせいか、威力の低い【体当たり】でも吹っ飛んでしまう

 

下っ端

「雲雀さん…?」

 

雲雀

「うるせぇぞ、俺が負けると思ってんのかっ!?

マタドガス、【スモッグ】っ!!」

 

レッド

「(さっきよりも濃いな…。)」

 

雲雀

「…魅せてやるよ、こいつの得意技をっ!」

 

下っ端

「まさか!?」

 

雲雀

「【大爆発】!!」

 

マタドガスは爆発の態勢にはいる

しかし、レッドにとって爆発の手がかりとなる煙の匂いさえも【スモッグ】で消されてしまっていた

そんな中レッドは至って冷静だった

 

レッド

「ふんっ、この状況下でのドガースや、マタドガスとの戦いには慣れてるんだ!!

お前らがやりそうなこともお見通しなんだよっ!!」

 

下っ端

「どこでもいいから物陰に隠れろ、急げぇーっ!!」

 

マタドガスの爆発により、甚大な被害を被る

 

雲雀

「はぁ、はぁ…。どうだ、お前のポケモンを木っ端微塵に…」

 

レッド

「たまに同じ過ちをするんじゃねぇって人がいるけど…誰だって人間である以上、繰り返しちまう事はあるよ…。だから俺は仕方ねぇって思ってる。

でもさ、その失敗を忘れちまうような真似だけはしちゃいけねぇ!

だから俺はあの時の失敗を忘れないし、フシギダネにつらい思いをさせたくない…。

その一心で、この技を会得させたんだ。だよな、フシギダネ!」

 

煙の中から【リフレクター】でしっかりと身を守るフシギダネが姿を現す

しかも、360度全方向に対応できるようシールドを進化させていた

 

雲雀

「そ、そんなぁ。」

 

レッド

「さ、負けを認めたら道をどくんだな。」

 

そう言うとレッドは雲雀達の間を抜け、軽快に自転車で下っていく

 

雲雀

「あいつ…!」

 

下っ端

「しゃあないっす。さっき届いた情報で、あいつ先日のヤマブキシティでの騒動を鎮圧した英雄の内の1人らしいっすから!」

 

雲雀

「あんな小僧が…。

どうりで、戦闘慣れしてると思ったぜ。」

 

下っ端

「でも、さすがのあいつでも青島さんには勝てないですって!

この先にいるってのも知らないで…くくっ!!」

 

雲雀

「あぁ、なんたって頭はいまだ売られた喧嘩に負け無しだからなっ!!

俺を倒して浮かれてると痛い目に遭うぜ…あの小僧。」

 

雲雀の言うように、レッドはロケット団、カントーポケモン連合といった大物との戦いに連戦連勝の末、少々浮かれ始めていた

そんなレッドの前に、一際目だったバイクに乗る人物が…

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