Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

79 / 151
レッドの前には大連隊を率いる総隊長がバイクに股がっていた


17番道路~カントーポケモン連合総隊長~

???

「ここに余所者が居るということは、雲雀はやられたのか。

あの役立たずがっ!

ネズミ1匹の侵入を許しちまうとは、情けねぇなぁ…あぁ?」

 

レッド

「偉そうな事言うだけで全然強くねぇもんなぁ、お前ら。」

 

???

「ほら見ろ、てめぇらが不甲斐ねぇことばっかしてやがるから、こんなガキにも舐められるんだろうがよぉ!!」

 

レッド

「あんただって、一概には言えねぇんじゃないの?」

 

???

「ふっ…そんなら数百の部下をまとめる俺の実力、見せてやるよ!!

この青島 龍二(りゅうじ)の支配力をなぁっ!

ほらよ、久しぶりのシャバだぞ!

暴れてこいっ、オコリザル!!」

 

レッド

「やるぞ、ゴース!」

 

だが、ゴースは不機嫌そうだった

 

レッド

「どうした、ゴース?」

 

ゴース

「…。」

 

レッド

「もしかして、ロケット団との戦いに参加してなかったからすねてんのか?」

 

コクりと頷くゴース

 

レッド

「お前、お化なのに可愛げあるじゃないか!

大丈夫、ほらっ今回はこんなにもギャラリーがいるんだぜ!?」

 

周りは暴走族の連中が取り囲み、睨むように戦いを観戦している

 

レッド

「ここで勝ちゃあ、おいしいところ総取りだ!」

 

龍二

「おい、何ごちゃごちゃ喋ってるのかしらねぇが、油断してんじゃねぇぞっ!?

バトルはもう始まってるんだ!やっちまえ、【蹴たぐり】!!」

 

レッド

「っ、しまった!」

 

しかし、どうしたことかオコリザルの攻撃はゴースをすり抜ける

 

龍二

「ん?」

 

レッド

「…へ?」

 

龍二

「(確かに攻撃は当たったはずだが。)

運のいい奴だぜ!…いや、逆だったかな?

こいつの攻撃を避けたことでさらに、怒らせてしまったぞ?

【空手チョップ】でそいつの脳天をかち割ってやれっ!!」

 

レッド

「させるかっ、【怪しい光】!」

 

オコリザルは【怪しい光】を受け、混乱してしまう

 

龍二

「馬鹿やろうが…あんな技にかかっちまうなんて。

おい、目を覚ませ…覚ませって言ってんだろぉぉぉっ!!」

 

オコリザル

「…!」

 

龍二の激を受け、混乱を解くオコリザル

 

龍二

「【気合い溜め】で全開だ!!

てめぇみたいな生意気な野郎は葬ってやる!【地球投げ】だっ!!」

 

レッド

「ゴース捕まるな…逃げろ!」

 

龍二

「それはどうかな…?こいつの怒りはどこまでも追いかける!!

ずっとボールの中に入ったままでストレスたっぷりだからなぁ。

当たり所があって、さぞ嬉しいだろうよっ!」

 

レッド

「ちっ、逃げてばっかはカッコ悪いか…。

こうなったら、真っ向勝負だ、【サイコキネシス】!!」

 

オコリザル

「!!!」

 

強い念力で体がうまく動かせないオコリザル

だが、なんということだろう

オコリザルは我を忘れるほど狂乱し、【サイコキネシス】を無理矢理破る

 

レッド

「【サイコキネシス】が破られるなんて…!!」

 

龍二

「そらぁぁっっ!!」

 

"ドサァァッ"っとずっこけるオコリザル

 

龍二

「どうしたっ!?オコリザル!」

 

レッド

「何が起きて…もしかして!

こいつ、ゴーストタイプだから直接的な打撃攻撃が効かないのか?」

 

ゴースは悲痛な表情から一変、余裕の表情になる

そして、レッドとゴースは不敵な笑みを浮かべながら龍二に歩み寄る

 

龍二

「く、来るなぁっ!オコリザル、【乱れ引っ掻き】!!」

 

だが、オコリザルの攻撃は虚しくもゴースの体をすり抜ける

 

レッド

「お前ら不届き者は、夢の中で暴れ回ってろ!

【ナイトヘッド】!!」

 

龍二

「うわぁぁっ!」

 

龍二とオコリザルは悪夢の中へと誘われ、戦闘不能になる

 

レッド

「この際、お前らに言っておく…。

お前らは寄って集って戯れやがって!

強ぶってるが実際はこんな子供1人も倒せない臆病者だらけだ。

つまり…烏合の衆ってわけ!

俺は知ってるんだ…。

例え自分より強い相手と分かっていても、臆することなく1人で立ち向かっていった男をっ!!

これに懲りたら、もういっそのこと解散して自分の道走りゃあいいんじゃねぇか?」

 

それを聞いて胸に響いたのか、感激する族の連中

 

族(1)

「俺、抜けるわ…。」

 

族(2)

「俺も、実家の後継いでサイクリングショップ経営しようかな。」

 

族(3)

「そんじゃ野郎共っ!最後くらい気持ちよく、このサイクリングロードを駆け抜けようぜ!?」

 

族達

「おおっっ!!」

 

レッド

「へ?」

 

レッドの後ろを、(元)カントーポケモン連合の連中がついて走り、

本日の17番道路は賑やかで色とりどりの鮮やかなバイクが列なって見えた

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。