Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
ラブラブカップルもベンチでイチャイチャしてると…
サイクリングロードから大勢の族が降りてくるではないか
しかも先頭を走るのは、子供である
レッド
「…。」
族達
「ふぅ~っ、気持ちがいいぜ!!」
その光景を見て、逃げ出すカップル
レッド
「…あのなぁ、もう帰っていいんだぜ?
別に俺が龍二を倒したからって、次の頭が俺になるわけじゃないし。」
族達
「そうだったのかよ!?知らなかったぁ~。
んじゃ、レッドの旅の邪魔になるから、俺達は行くぜ!」
レッド
「おう、公共のマナーは守れよーっ!」
こうしてレッドはカントーポケモン連合の連中と別れた
セキチクシティまでは後少し
そんなレッドは1人のポケモントレーナーと目が合う
レッド
「目が合ったら、ポケモン勝負って言うしな!」
???
「ああっ、いっちょやりますか!」
レッド
「俺はレッドだ、ヨロシクな!!」
???
「俺は羽賀 舜(しゅん)!
鳥ポケモンをこよなく愛す…勝負は1対1でいいか?」
レッド
「いいぜ!!鳥ポケモンを愛すか…だったら俺も場に合わせよう、いけ、ピジョン!」
舜
「ピジョンっ!いいよなぁ~、俺も育ててるんだけども今回は…こいつだ、ドードリオ!」
レッド
「ドードリオ?…3つ首にそれぞれ異なる感情をもつのか。」
舜
「【乱れ突き】っ!!」
レッド
「鳥ポケモンだったら、この空と風をうまく利用しなきゃな!?
【鎌鼬】!!」
風の刃がドードリオを襲う
舜
「【鎌鼬】を覚えてるのか…、格好いいな!
【つつく】で攻め立てろ!」
レッド
「【風おこし】!」
舜
「やっほう!ドードリオ、この風を利用して上空へ!【空を飛ぶ】!!」
レッド
「何っ!?」
舜
「さて…この空からの攻撃に耐えれるかな?」
ドードリオはピジョンめがけて、上空からぶつかってくる
レッド
「(あんな高さから衝突されたら、さすがのピジョンでもマズイな…。)」
スピードが増すドードリオ
レッド
「ピジョン、【電光石火】で避けろ!」
間一髪で、ドードリオの攻撃を回避したピジョン
レッド
「よしっ!!今度はこっちだ、【翼で打つ】!!」
舜
「…さて、ドードリオの3つ首の恐ろしさを味わわせてあげよう。
まずは、哀しみの【鳴き声】!」
ピジョン
「…!」
なんとも悲しげなドードリオの【鳴き声】がピジョンの力を無くす
舜
「次は、怒りの…【怒り】!!」
ドードリオは【空を飛ぶ】を避わされた怒りをピジョンにぶつける
レッド
「ピジョンっ!!」
舜
「最後は…闘うことの楽しさ、喜びを感じようぜ!
【ドリル嘴】だっ!!」
ドードリオの鋭く尖った嘴がピジョンの急所にヒットする
レッド
「ピジョン!立て、立つんだ!!
まだお前は、空を舞ってねぇぞ!?
この無限に広がる空を自由に架けろっ、そして…その羽を羽ばたかせろ!!」
ピジョンはレッドの声に反応し、立ち上がる
そして、声高く雄叫びをあげると…進化が始まった
レッド&舜
「!!」
レッド
「ピジョンがピジョットに進化した…!!」
舜
「やるなぁ~、ってことは本当の勝負はこれからかよ!」
レッド
「ピジョット、大空へ…【空を飛ぶ】っ!」
舜
「ドードリオだって負けないさ、【空を飛ぶ】!!」
互いに空高く舞い、空中で衝突しあう
舜
「そろそろ終わりといこうか、【ドリル嘴】!!」
レッド
「こっちも全力でいくぜ!
【高速移動】しながらの…【翼で打つ】っ!!」
2匹は遥か上空でぶつかる
落ちてきたのは…2匹だった
レッド
「危ねぇっ、ピジョット!」
舜
「この高さからはヤバイな!今助けに行くぞドードリオ!!」
2人は自分のポケモンを身を挺してキャッチしに行く
レッド
「よくやったな。」
舜
「ご苦労さん、間に合ってよかった…。痛っ、腰いったかも。」
当然である
人並みの体重があるドードリオをキャッチすればただではすまない
舜
「こ、こんなの平気さっ。
それよりも…レッド、引き分けは悔しいけど、凄く楽しかったぜ!」
レッド
「あぁ、俺もだ!
(純粋なトレーナーと、純粋なポケモンバトルするのが、こんなにも楽しいなんてな…。
本当に、終わったんだな。)」
舜
「さ、こいつらポケモンセンターで診てもらわなきゃな!
ついでに俺も…(笑)
セキチクシティはすぐそこだ!!」
レッド
「よっしゃあっ!セキチクシティにはどんな出会いが待ってんだろうな…!」
上空の決戦は引き分けに終わった
そして、レッドはこの闘いでカントー地方に平和が訪れたのを少しずつ感じていた
セキチクシティ、いざ参る!