Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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18番道路…いつもは長閑で穏やかなこの道
ラブラブカップルもベンチでイチャイチャしてると…

サイクリングロードから大勢の族が降りてくるではないか
しかも先頭を走るのは、子供である


18番道路~この広い空を架けろ…!~

レッド

「…。」

 

族達

「ふぅ~っ、気持ちがいいぜ!!」

 

その光景を見て、逃げ出すカップル

 

レッド

「…あのなぁ、もう帰っていいんだぜ?

別に俺が龍二を倒したからって、次の頭が俺になるわけじゃないし。」

 

族達

「そうだったのかよ!?知らなかったぁ~。

んじゃ、レッドの旅の邪魔になるから、俺達は行くぜ!」

 

レッド

「おう、公共のマナーは守れよーっ!」

 

こうしてレッドはカントーポケモン連合の連中と別れた

セキチクシティまでは後少し

そんなレッドは1人のポケモントレーナーと目が合う

 

レッド

「目が合ったら、ポケモン勝負って言うしな!」

 

???

「ああっ、いっちょやりますか!」

 

レッド

「俺はレッドだ、ヨロシクな!!」

 

???

「俺は羽賀 舜(しゅん)!

鳥ポケモンをこよなく愛す…勝負は1対1でいいか?」

 

レッド

「いいぜ!!鳥ポケモンを愛すか…だったら俺も場に合わせよう、いけ、ピジョン!」

 

舜

「ピジョンっ!いいよなぁ~、俺も育ててるんだけども今回は…こいつだ、ドードリオ!」

 

レッド

「ドードリオ?…3つ首にそれぞれ異なる感情をもつのか。」

 

舜

「【乱れ突き】っ!!」

 

レッド

「鳥ポケモンだったら、この空と風をうまく利用しなきゃな!?

【鎌鼬】!!」

 

風の刃がドードリオを襲う

 

舜

「【鎌鼬】を覚えてるのか…、格好いいな!

【つつく】で攻め立てろ!」

 

レッド

「【風おこし】!」

 

舜

「やっほう!ドードリオ、この風を利用して上空へ!【空を飛ぶ】!!」

 

レッド

「何っ!?」

 

舜

「さて…この空からの攻撃に耐えれるかな?」

 

ドードリオはピジョンめがけて、上空からぶつかってくる

 

レッド

「(あんな高さから衝突されたら、さすがのピジョンでもマズイな…。)」

 

スピードが増すドードリオ

 

レッド

「ピジョン、【電光石火】で避けろ!」

 

間一髪で、ドードリオの攻撃を回避したピジョン

 

レッド

「よしっ!!今度はこっちだ、【翼で打つ】!!」

 

舜

「…さて、ドードリオの3つ首の恐ろしさを味わわせてあげよう。

まずは、哀しみの【鳴き声】!」

 

ピジョン

「…!」

 

なんとも悲しげなドードリオの【鳴き声】がピジョンの力を無くす

 

舜

「次は、怒りの…【怒り】!!」

 

ドードリオは【空を飛ぶ】を避わされた怒りをピジョンにぶつける

 

レッド

「ピジョンっ!!」

 

舜

「最後は…闘うことの楽しさ、喜びを感じようぜ!

【ドリル嘴】だっ!!」

 

ドードリオの鋭く尖った嘴がピジョンの急所にヒットする

 

レッド

「ピジョン!立て、立つんだ!!

まだお前は、空を舞ってねぇぞ!?

この無限に広がる空を自由に架けろっ、そして…その羽を羽ばたかせろ!!」

 

ピジョンはレッドの声に反応し、立ち上がる

そして、声高く雄叫びをあげると…進化が始まった

 

レッド&舜

「!!」

 

レッド

「ピジョンがピジョットに進化した…!!」

 

舜

「やるなぁ~、ってことは本当の勝負はこれからかよ!」

 

レッド

「ピジョット、大空へ…【空を飛ぶ】っ!」

 

舜

「ドードリオだって負けないさ、【空を飛ぶ】!!」

 

互いに空高く舞い、空中で衝突しあう

 

舜

「そろそろ終わりといこうか、【ドリル嘴】!!」

 

レッド

「こっちも全力でいくぜ!

【高速移動】しながらの…【翼で打つ】っ!!」

 

2匹は遥か上空でぶつかる

落ちてきたのは…2匹だった

 

レッド

「危ねぇっ、ピジョット!」

 

舜

「この高さからはヤバイな!今助けに行くぞドードリオ!!」

 

2人は自分のポケモンを身を挺してキャッチしに行く

 

レッド

「よくやったな。」

 

舜

「ご苦労さん、間に合ってよかった…。痛っ、腰いったかも。」

 

当然である

人並みの体重があるドードリオをキャッチすればただではすまない

 

舜

「こ、こんなの平気さっ。

それよりも…レッド、引き分けは悔しいけど、凄く楽しかったぜ!」

 

レッド

「あぁ、俺もだ!

(純粋なトレーナーと、純粋なポケモンバトルするのが、こんなにも楽しいなんてな…。

本当に、終わったんだな。)」

 

舜

「さ、こいつらポケモンセンターで診てもらわなきゃな!

ついでに俺も…(笑)

セキチクシティはすぐそこだ!!」

 

レッド

「よっしゃあっ!セキチクシティにはどんな出会いが待ってんだろうな…!」

 

上空の決戦は引き分けに終わった

そして、レッドはこの闘いでカントー地方に平和が訪れたのを少しずつ感じていた

セキチクシティ、いざ参る!

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