Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
レッド
「この町には何があるんですか?」
女医
「そうねぇ…、ジムとサファリゾーンぐらいかしら。
田舎って思われがちだけど、意外と観光客は多いのよ?
サファリゾーンが人気を誇ってるの!」
レッド
「サファリゾーン?」
女医
「広大な敷地でたくさんの種類のポケモンをゲットできるレジャースポットよっ!」
レッド
「なんと!?これは絶対行くしかないぜ!!」
早速ポケモンセンターを出て、サファリゾーンに向かう
そこは、水林に囲まれ、ポケモンが生息するには最適な場所だった
レッド
「すいませ~ん、サファリゾーン体験したいんですけど~?」
すると奥から杖をついた1人の老人が出てくる
???
「はひ、ふがふが…▽★~※。」
レッド
「な、何だぁ?」
レッドの声を聞きつけ、スタッフがやって来る
スタッフ
「あーっ、バオバさん!張り切らなくていいから今日は静かにしててください!!」
レッド
「どうかされたんですか?」
スタッフ
「いきなりゴメンね。このお方は、ここサファリゾーンの園長のバオバさん。
いつも、来場される方と世間話をしてゆっくりするのが日課なんですが…実は昨日、夕飯で出たニラレバを食べた後ニラが歯に挟まってしまったから取ってくるといって…帰ってきたらこの有り様。
入れ歯をどこかに忘れてきてしまったらしいんだ!
当の本人もこの歳だからねぇ、物忘れが激しくてどこに置いたのかすら忘れてしまったらしいんだ。」
レッド
「そういう事でしたら、探してきますよ!
物探しは得意なんです!
サファリゾーンのどこかにあるんですよね?」
スタッフ
「あ、あぁ。
でも、かなり広いよ?大丈夫かい?」
レッド
「任せてください!!」
スタッフ
「協力ありがとう!
ただ探すのも退屈だろうから、サファリゾーン1回分のボールをサービスするよっ!!
…誰にもいっちゃダメだからね?」
レッド
「やった!
ちなみに、オススメのポケモンとかは?」
スタッフ
「うちの看板ポケモンは、ラッキーとガルーラかな。
この2匹に遭えたら、運がいいんじゃないかな!」
レッド
「(ラッキーとガルーラか。)
じゃ、行ってきます!!」
スタッフ
「宜しくね。僕はお客さんの相手しなくちゃいけないから、ここに居るよ!」
こうして、バオバの入れ歯を探しついでに、サファリゾーンを体験することになったレッド
中に入ると、そこには見渡す限りの自然とポケモンが生息していた
レッド
「あれは…!
ケンタロスにタマタマ、パラセクトまでいる~!
ポケモンの宝石箱やーっ!!
むっ、あれは…ストライクじゃん!
男として見過ごせないぜ!!」
レッドは貰ったボールをストライクに投げつける
ストライク
「!!」
ストライクは鋭い鎌でボールを真っ二つにしてしまう
レッド
「まだまだぁ!こっちにはボールが有り余ってるぜ!」
次々とボールを投げるレッド
しかし、ストライクは素早い鎌捌きで全てのボールを斬ってしまう
レッド
「やるじゃねぇか…!
だからって諦めてたまる…」
レッドがバッグからボールを取り出そうとするも…
レッド
「あれ?」
バッグを逆さまにして揺するも、ボールは既に無くなっていた
レッド
「え!?もう終わり?」
そうこうしてる間に、ストライクは逃げてしまたった
レッド
「待ってくれぇー!
…はぁ、もっと考えて投げればよかったよ。
仕方ないっ、元はと言えばバオバさんの入れ歯を探すのが目的だ。」
レッドは広い園内を探し歩く
レッド
「(入れ歯だからなぁ…もしかして御手洗い場にあるかも!)」
レッドは休憩所に向かう
しかし、どこを探しても見つからない
レッド
「あーーっ、どこにあるんだよぉっ!!」
疲れ果てたレッドはベンチに座り込みボーッとする
旅の疲れもあったのか、自然と目を閉じてしまっていた
15分後…
レッド
「…ん?ふぁ~、寝ちまってたのか。よぉし、気合い入れ直して別の場所探すか!
…っ、これは!!」
レッドの横には、入れ歯が置いてあった
そしてレッドの目の前にはなんとラッキーが茂みに入っていく姿が映った
レッド
「あれは、ラッキー!?
もしかして、入れ歯を届けてくれたってのか?」
ラッキーは去り際、レッドの方を見てニコッと笑う
レッド
「ラッキー、何て親切なポケモンなんだ…。
さすが、女医さんの助手を務めるだけあるわ。
って、ラッキー見れたし…ラッキー!!」
それを持って、バオバの所に戻るレッド
レッド
「バオバさん、入れ歯ありましたよ!」
バオバさん、入れ歯装着
バオバ
「ほほ、若いの、感謝するぞ。
これで、皆様とお喋りできるし美味しいものも食べれるのぉ。」
スタッフ
「本当助かりました!
ところで、ポケモンはゲットできましたか?」
レッド
「それが…収穫0でした、トホホ。」
スタッフ
「ここでは色々とコツがあるからね。
ただ投げるだけでは、捕まえることは難しいんだ!
そのコツは、自分で見つけるしかないんだ、自己流ってやつをね!」
レッド
「そうだったのか…。
ま、野生のラッキーにも逢えたんで俺は満足です!!
では、俺は行く所あるんで…さようなら!」
レッドは、サファリゾーンを後にし、セキチクジムを目指す
バオバ
「はて、何か言い忘れたことがあったような…、なんじゃったかのぉ。」
バオバの入れ歯も無事見つかり、セキチクジムへ
だが、バオバはレッドに大切な何かを伝えたかったようだが…