Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~ 作:鍋奉行Lv5
グリーン
「やっほう~っ!サイクリングショップで貰った、この最新モデルのロードバイクは速いぜっ!
風を切って…最高だ!!」
こうして、早くもセキチクシティに到着したグリーン
グリーン
「ここにはサファリゾーンがあったっけ。
ここらで1匹仲間を加えていこう!」
グリーンはサファリゾーンに入園する
バオバ
「ようこそ!!我がサファリゾーンへ!!」
グリーン
「(元気なお爺さんだな…。)」
バオバ
「まぁまぁ、まずはお茶でも飲んで、旅の疲れを癒しなされ。」
グリーン
「は、はぁ。」
グリーンはバオバの言われるがままお茶を飲んで一服…
バオバ
「なんと!?では、あのマサラタウンから来たのか!
しかも、あのオーキド博士の孫とは…。
ワシも彼と闘った事があるが、1度とて勝てなかった。
年下のくせして生意気だが、強かったのう。」
グリーン
「へぇ、爺ちゃんが腕の立つトレーナーだっただなんて聞いたことなかったです!
…で、そろそろサファリゾーンを体験したいんですが…。」
バオバ
「おお、つい話に熱が入ってしまったのぉ。
ホレ、サファリボールじゃ!
…それと、今キャンペーン中でのぉ、一番奥の小屋まで行けば、秘伝マシン【波乗り】を贈呈しとるでの、頑張ってくれたまえ!
実は先日、儂の入れ歯を探してくれた少年に伝えるのを忘れていてのぉ。」
グリーン
「(そんなお願い引き受ける少年なんて、あいつぐらいだな…。)
じゃ、行ってきます!」
グリーンはサファリゾーンに足を踏み入れていく
グリーン
「へぇ~、カイロスなんて珍しいポケモンもいるのかぁ。
ま、でも俺の好みじゃあないかな。」
気づくとグリーンはサファリゾーンのかなり奥まで来ていた
木々が茂り、陽の光りも隠れてしまっていた
グリーン
「ここはどこら辺だ?」
すると、"ガサッ"という音が聞こえた
音のする方をそぉーっと覗いてみると、餌を食べているガルーラだった
グリーン
「(ガルーラ!!
…そういや、サカキもガルーラ持ってたな。
俺だって、あんな育てがいのあるポケモン欲しい!!)」
ガルーラの前に立つグリーン
グリーン
「ガルーラ、覚悟っ!」
ボールを投げつけるも、あっさり弾かれてしまう
グリーン
「くそぉっ!こうなりゃ…!」
そこらに落ちてる石をぶつけるグリーン
グリーン
「どうだ!!ちったぁくらったか!?
お前を捕まえるためだ…我慢してくれよな!」
しかし、このグリーンの行動に腹を立てたガルーラは、園内の岩をグリーンに向け投げてきた
グリーン
「うわぁぁぁっ!!あっぶねぇっ。」
すぐさま、木の影に隠れるグリーン
グリーン「(あいつ、凶暴すぎじゃねぇか?あっちがその気なら…!)
こうなりゃ、やけくそだぜ!」
ガルーラ
「!!」
グリーンの投げる石を悉く粉砕するガルーラ
グリーンが背後に回り、サファリボールを投げるも、【連続パンチ】で壊されてしまう
そして…
グリーン
「はぁ、はぁ…。」
ガルーラ
「…っ!」
かれこれ1時間にも及ぶ攻防に、お互い疲労困憊だった
グリーン
「これで…おしまいだぜ。」
グリーンが最後のボールを投げようとしたその時、ガルーラは倒れてしまう
グリーン
「よし、これでゲッ…!!」
グリーンがボールに手をかけようとしたその時、倒れたガルーラのお腹の袋から、まだ幼いガルーラが出てきて、親を心配し始めた
グリーン
「まさかあいつ、子供を庇って…。
おいっ、ちょっと待ってろ!!」
グリーンは周辺から餌を持ってきて、食べさせてあげた
グリーン
「しっかりするんだ!今、スタッフ呼んでくるから!!」
グリーンは走った
迷わないように、木に目印をつけながら、少しでも陽のある方へと。
そして、ようやく森を抜け出し、近くにいるスタッフに事情を話した
スタッフの看病のもと、ガルーラは回復することができたのだ
スタッフ
「君のおかげで、ガルーラは無事だ、ありがとう。」
グリーン「いえ。こんな事態を招いてしまったのは、自分ですから。
ガルーラに申し訳ない事をしてしまった…。」
スタッフ「…何はともあれだ!よくここまで来れたね!
記念の秘伝マシン【波乗り】だ。」
気づけばグリーンは、サファリゾーンの最奥まで来ていたのだ
グリーン
「…ありがとうございます。」
そこへ完治したガルーラが寄ってくる
グリーン
「ガルーラ…?」
スタッフ
「どうやら、君にお礼がしたいみたい!」
ガルーラはグリーンの投げそびれたボールを拾ってきて、それを渡す
グリーン
「俺についてきてくれるのか?ガルーラっ!」
ガルーラ
「!!」
スタッフ
「君の思いやりが、ガルーラの心を動かしたみたい!」
グリーン
「ガルーラ…ゲットだ!!」
グリーンは、ガルーラを見事仲間に引き込み、【波乗り】をも手にして、サファリゾーンを後にした
さぁ挑むはキョウ!