Road to ポケモンマスター ~カントー地方編~   作:鍋奉行Lv5

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グレンタウンのポケモン屋敷はロケット団の研究所だった
一体何が起きたのか…カツラが語るその全貌とは


グレンタウン~犯してしまった罪~

カツラにつれられ、とある研究室に入る3人

そこには、見たことの無い器具や、科学薬品、使い捨てされた注射器が転がっていた

 

レッド

「ここの部屋だけ他の部屋に比べて酷く荒れてるなぁ。

この部屋でどんな実験を?」

 

カツラは黙って机の引き出しから1つのレポートと、1枚の写真を取り出す

 

カツラ

「ここは、私にこのレポートを処理するよう頼んだ友人が使っていた特別研究室だ。

彼の名前は…フジ。今はシオンタウンで隠居してると聞くが。」

 

レッド&グリーン

「フジ老人!?」

 

カツラ

「何だ、彼を知っているのか?」

 

グリーン

「知ってるも何も、俺達シオンタウンでフジさんと一緒にロケット団と戦ったんですよ!

…そう言えば、元ロケット団の幹部って言ってたな!」

 

カツラ

「知ってるのなら早いな…。私達は同じ故郷で育った友であり、ロケット団であった頃も関係は変わらなかった。

そして、君達が聞いてる通り、彼はロケット団の化学部に所属する幹部であり、十数年前ここであるポケモンの実験に失敗して、自責の念にかられ脱退した。」

 

グリーン

「ポケモンの実験?」

 

カツラ

「その実験の経過が、このレポートに記されている。

…2度とあのようなポケモンを産み出してはいけない。

その思いから、フジはレポートの処理を頼んできた。」

 

レッド

「そのレポート、見せてもらっても…?」

 

カツラ

「フジが認めた君達になら構わないよ。」

 

レッド達はそのレポートを読み始める

 

《ミュウツーの記録》

7月5日 ここは南アメリカのギアナ。

ジャングルの奥地で新種のポケモンを発見。

 

7月10日 新発見のポケモンを私はミュウと名付けた。

 

2月6日 ミュウが子供を産む。

産まれたばかりのジュニアをミュウツーと呼ぶことに。

 

9月1日 ポケモン、ミュウツーは強すぎる。

ダメだ…私の手には負えない!

 

グリーン

「ミュウと、ミュウツー…。」

 

カツラ

「そうだ。このミュウというポケモンこそ、全てのポケモンの祖とも言える存在であり、当時のサカキ、フジ…ロケット団はミュウが産んだ子供に遺伝子改造をすることで、最強のポケモンを生み出す計画を考え、実行した。」

 

歌美

「だけど、実験は…。」

 

カツラ

「このレポートが最後に書かれた日、遺伝子改造されたことで凶暴な力と優れた知能をもったミュウツーが暴走し、研究所を破壊し逃げ出した。

サカキはこの事を隠蔽し、フジもロケット団を退団して一切の関係を断った。

後はこのレポートを抹消するのみ。」

 

レッド

「じゃあ、今そのミュウツーっていうポケモンは?

このカントー地方のどこかにいるっていうことですか!?」

 

カツラ

「あぁ、間違いなく生息しているっ!!

…さてさて、話はここまでにして、早くこのレポートを消して、ここを出よう。

最近は、もの珍しさに盗賊がうろついているという噂もあるからな!」

 

???

「いやぁ、全部聴かせてもらいましたよ、ジムリーダーさん?」

 

???

「さすがにあれだけの罠張られちゃあ、俺達だけでここまで辿り着くのは無理だからな。

跡をつけさせてもらったら、とんだビックな情報を手に入れちゃったぜ!!」

 

カツラ

「貴様らはっ…!VCブラザーズ!!」

 

グリーン

「カツラさん、こいつら誰です!?」

 

カツラ

「このグレンタウン周辺で活動している、兄弟盗賊!」

 

VC(兄)

「そのレポートをよこしてもらいましょうか…。

それを裏のメディアに売り渡せば、どれだけ高額で買い取ってもらえますかね~?」

 

レッド

「渡す訳ないだろ!?」

 

VC(弟)

「やかましいわっ!!

…力ずくでも奪っていくぜ。キュウコン、【火炎放射】!!」

 

棚に並べられた薬品に火がつき、建物内に火があがる

脆くなった建物がレッド達に襲いかかる

 

カツラ

「くっ!!」

 

カツラの足に棚が倒れかかり、軽傷を負ってしまう

 

歌美

「カツラさん!!」

 

レッド

「歌美っ、カツラさんを頼む!こいつらは俺達がやる。」

 

カツラ

「ならばせめてこれを持っていけ!

役にたつやもしれん。この研究所で手に入れた技マシンだ。」

 

カツラは2枚の技マシンのディスクを投げ渡す

それを1枚ずつ受け取り、下の階に向かう

グリーンは2階に、レッドは1階に…、それぞれ兄弟と闘うことに。

 

~1階~

 

VC(兄)

「一瞬で楽にしてあげますよ。」

 

レッド

「確かにグズグスしてはいられないなっ!」

 

~2階~

 

VC(弟)

「あの事実が世に流れればどうなるかなぁ?

最強のポケモン欲しさに探し捕まえようとする奴…、多くのポケモンハンター…、よりポケモンへの興味を持つやつが増える!

いい話じゃねぇか!?」

 

グリーン「馬鹿野郎…、犠牲者が出るだけだろうが。

絶対にこのレポートは渡さない!!」

 

明かされた真実、それはまさしくカントーに放たれた闇

それを悪用しようとVCブラザーズが強襲

レッドとグリーンのレポートを賭けた戦いが始まる

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