中庸を行くつもりがいつの間にか修羅道歩んでた   作:アブさん

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まだ説明回です。
一人称だか、三人称だかわからんね。ごめんね。
次から気をつけます。



幼女怒る

 目が覚めると、そこは見知らぬ平原だった。

 

 慌てて、周囲を見回すとあったのは、小川と池とボロ屋しかない。

 

「一体な……」

 

 声を出すと、まず声の高さに驚く、自分の声はこんな幼女みたいに高くは無かったはずだ……

 

 そして、さらに悪いことに自分の視線の高さもやたら低い。

 

 嫌な予感をヒシヒシと感じながらも、近くの小川まで行き自分の姿を映すと……

 

 「……グス」

 

 小川に写っていたのは、普段家の鏡で見慣れている俺とは全く違う、可愛らしい5歳前後の幼女だった。

 それは、昨晩自身が作っていたゲームのキャラを幼くしたような姿だった。

 

 今の自分の状況は、本当に信じられないことだが思い当たる事がある。

 

(一体、俺が何をした?あからさまなトラックに突っ込まれた記憶は無いし、工事現場を通って上から鉄骨が落ちてきた記憶も無い。ましてや、神様にも会った覚えがない……直前の記憶は、ゲームのキャラ作って寝落ちしただけだぞ……いや待てよ)

 

 今の自分の容姿を思い出し、最悪の思考が走った。

 

 もし、昨日のゲームのキャラメイクが二次創作でよくある神様転生でいう、神様から授けられる特典にあたるのではないのか?

 

 冷静に考えると、いくら技術が発展してゲームの性能が上がったとしても、自由枠や他作品の技・術の再現なんかできるわけがない。

 

 そう、各種才能や特典アイテムが転生特典と考えると納得できる、いやできてしまった。

 

 そして、転生してしまった世界は……ハイスクールD×D、人外が跋扈(ばっこ)する世界だ。

 

 (正直、生き残れる気がしない……その為の特典か……くそ納得できん)

 

 自分の中に燻る憤りをぶつける相手も、物もなく唯たたずむしかなかった。

 

 「はぁ~疲れた」

 

 身体は疲れてはいなかったが、妙に気疲れをしてしまった、だが状況を鑑みて仕方ない事だ、と自分を納得させる。

 

 (あのボロ……いや、あそこで休ませて貰おう)

 

 ボロ屋に近づくと表札らしきものがありそれを見ると……

 

 『雪姫(ゆき)』と刻まれていた。

 

 それは自分が作成したキャラにつけた名前だった。

 

 「もしかして、これ俺の家なのか?」

 

 にわかには信じ難い事だが、念のため戸を叩き声をかけてから、中に入ってみることにした。

 

 「お、お邪魔します」

 

 中に入るとそこに人の気配は無く、あるのはボロいテーブルとその上に置いてある冊子、そして奥に続いているであろう引き戸だけだ。

 

 

 (取り敢えず、この冊子が今ある手が……か……り……)

 

 冊子の表題を見た瞬間、時が凍った。

 

『説明書』

 

「……説明書ってなんじゃあああああ、説明するんなら人寄越さんかいぃいいいいいい。 ふぅう、ふぅう」

 

 

 息を荒げ、手に持った冊子を破ろうと手に力をいれるが、寸前のところで理性が戻った。

 

 現状、唯一といっていい手掛かりがこれだけなのだ、溢れ出る怒気を抑え表紙をめくる。

 

 目次

 

 1・貴方の現状について

 

 2・ステータス/パラメータについて

 

 3・ステータス/スキルについて

 

 4・特典アイテムについて

 

 5・解放条件について     

 

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 1・貴方の現状について

 

 貴方の現在の時代、場所については完全にランダムとなっています後々

 

確認することをオススメします。また、今現在貴方がいる場所は特殊な扱

 

いとなっています、詳しくは、特典アイテム(仙卿図)をご確認下さい。

 

 

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2・ステータス/パラメータについて

 

 現在、貴方のパラメータは初期設定画面で設定されたものと同じものに

 

なっています。

 

 パラメータを上げる方法は、簡単、ひたすら該当する能力を使えばアッ

 

プします。但し、該当項目の数値が高ければ高いほど、上がりにくくなり

 

ます。

 

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 3・ステータス/スキルについて

 

 現在、貴方のスキルは初期設定画面で設定されたものと同じものになっ

 

ています。

 

 スキルLVを上げる方法は、簡単、ひたすら該当する能力を使えばアッ

 

プします。但し、該当項目の数値が高ければ高いほど、上がりにくくなり

 

ます。

 

 新スキルの入手方法、色々試せば勝手に入手しています。

 

 

             4/7

 

 4・特典アイテムについて

 

 貴方がご購入された<激安・必須お役立ちアイテム詰め合わせ>の説

 

明です。

 

 

 <仙卿図> 

 

 貴方が現在いるのは、この宝貝(パオペイ)の中です。この宝貝は、

 

巻物の中に異界を作り出し、所有者は自由に中と外をでは入りできるよう

 

になります。内外の時間の流れは異なり、初期設定では外での一日は中で

 

は一年となり、設定はある程度自由にできます。

 

・例、外1時間・内1日

 

 

 入口となる巻物は、貴方がいる側にのみ現れます。

 

 <カレンダー付き時計×2>

 

 何のへんてつも無い、カレンダー付きのデジタル時計です、但し一つは

 

<仙卿図> の時の流れに影響されず正確に外側の時を正確に刻みます。

 

  もう一つの時計は内側の時を正確に刻みます。

 

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 〈仙豆の木〉

 

 仙豆の木からは、内側の時間で10日に一度仙豆を採取できます。ま

 

た、仙豆の栽培は<仙卿図> 内でのみ可能です。

 

*1 木の持ち出しは不可、豆の持ち出しは自由

 

 但し、貴方のステータス、スキルLVが上がれば上がるほど、採取までの

 

日数は多くなります。

 

*2 日数のカウントは貴方が内側に居る時のみ数えられます。

 

 <仙豆>

 

 仙豆の木から採取できる豆で、一粒で10日分の飢えをしのぐことがで

 

き、また病気や古傷は治すことはできませんが致命傷となるような怪我を

 

負っても食す事で一瞬で回復することができます。

 

* 一部の種族には一粒でも致死する猛毒となることもあります。

 

 <木人師範>×5

 

 貴方の選んだスキル中国拳法・八極拳をはじめそれを活かせる各種拳法

 

と槍を訓練・教導してくれます。

 

 スペックは、それぞれ攻撃力・防御力が上級悪魔クラスの物が2体、最

 

上級悪魔クラスが2体、魔王クラスが1体となっております。

 

 *AIにより貴方の耐久力に合わせて攻撃力は加減されます。

 

 また、破損、破壊、消滅してしまっても1日で修復・復活します。

 

 この木人師範は、外側への持ち出しは禁止です。

 

 

 〈書物〉

 仙術・気・魔力の修行に役立つ書物セットです。

 

 仙術・気の使い方入門編

    〝    基礎編

    〝    応用編

    魔力使い方入門編

    〝    基礎編

    〝    応用編

 初めてのアイテム作成

 中級アイテム作成

 上級アイテム作成

 各種漫画セット

 

 漫画の外側への持ち出しは自由です。

 

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 5・解放条件について 

 

 

貴方はこの世界で、自分の心のまま、やりたいことをやり、その人生を

 

全うして下さい。それがこの世界から貴方を解放する条件です。

 

 

 

              7/7

 

 

 「ツッコミどころは多々あるが、これだけ取り敢えず言わせてくれ……ここで、やりたいことなんてねーよ、バカ野郎」

 




次キンクリして、現代(原作)です。
え?何故かって、すっごく地味だから、面白みの無いところをチンタラやってもだれると思うんですよ。原作キャラとの絡みも少ないしね、原作に出てない神々とは会うんだけど……

なんで、ちょこちょこ書き溜めしながらある程度貯まりましたら。修行編、過去編的な感じで一気に投稿する形にしようと思いますので、ご了承お願いします。
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