東方裁縫録   作:甘夏缶詰

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第三話:時は緩やかに流れる

畳の上で寝返りを打つ。

 

さて、あれから三十年ほどたったと思う。

 

 

 

時は平安。艶やかな国の文化がひかr・・

 

って、いやいやいやいや早い早い早い!!!

 

本来の史実通りならばまだ縄文、下手すれば旧石器時代を抜けていない頃の筈だ。

 

もしかしたら俺がセルフ不老不死になったことで体感時間が実際と変わってしまって、本当は何百年とたっているという可能性もあるわけだが、それはないと信じたい。

 

 

話を元に戻すが、何故ここまで文明の進化が早いのか。

 

俺なりにない頭を使って、必死に考えたそれに対する心当たりは一つ、

 

”今地上にいる人類が月に行く前の月人の先祖である”、ということだ。

 

 

なんて小難しい(俺にとっては)事を考えてみるも、別にだからと言ってどうこうするわけでもないので、もう一度畳の上を転がる。

 

 

 

俺が今いるのは自分がこの世界に来た時、初めにいた山の頂上にたつ社。

ここに住み着き、山に入ってきた妖怪を追い払い、山に入ってきた人間を助けていたところ、いつの間にか山神様と言って祀られるようになってしまった。

 

 

また、この山が妖怪に荒らされないことと、立地がいいせいで実りが多く、飢饉のときに人々を救う源ともなるため、さらに信仰は右肩上がり。

 

俺としては寝床とするための神社と神力が手に入って一石二鳥、ホクホクである。

 

だがしかし、俺は人間を辞めたつもりは無い。

 

たとえどれだけチートでも、祀られていようと、決して人外には仲間入りしないと決めたのだ。

 

 

その為に種族を人間に”縫い付けて”、馬鹿なことをしないように原作知識も”縫い付けて”おいたのだから。

 

・・・・・多分現人神とかだよ、うん。きっと。

 

 

 

 

 

 

 

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

神だからと言って何かしら特別にすることがあるわけでもないので、少し変装して町に潜り込んでみる。

 

人間社会には大きな派閥というか家があるらしい。

たとえば天才揃いの八意家。

兎集癖のある蓬莱山家。

武術に優れた小兎家。

神に愛されし綿月家。

 

その家が人々を支配し、英知を与え、文明を高度に発展させているのだという。

 

 

 

「八意家の方の申すことはよく分からん。私たちには理解ができぬ。」

 

「それならば蓬莱山家もだ。何かしら悍ましいものですら集めだす始末よ。」

 

 

天才は理解されない。それ故に周りは陰口を叩く。

だが、彼らは最終的には天才たちの言葉は正しいのだと経験で知っているから、保身と自らの利益のため、逆らうような真似をとることはない。

 

 

それでこの未来の月人たちの社会は回っているのだ。

 

それがあるべき姿であり、俺に口出しのできる問題じゃない。

 

団子屋で買った甘い三食団子をぱくつきながら山への帰路に着く。

 

 

 

そうして、何でもない日々は過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 




・・・・・・わけ分かんなくなった。

文字数が足りないから付け足したらこの有様。

多分次ぐらいで永琳出る。

そして地味に小兎姫の出番があるかもしれない。
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