ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝 作:ふくちか
D×D3期のエンディング好きですね~、後ろのロスヴァイセさんがじわじわ来ますwww
少しグレイフィアさんの面識を変更しました
MAGIC9『俺、童貞捨てます!?』
皆、おはよう!イッセーだ。
久々の投稿だけど、皆忘れてないよな?
俺は今、朝のランニング中だ。
目覚ましにも良いし、鍛練にもなるからな!
『んご………』
………って、ドライグまだ寝てんのか。
まぁ神器の調整が忙しいみたいだからな、仕方ないか。
『ピィー!』
「お!どうした、ガルーダ」
暫く走ってると、俺の使い魔のガルーダが寄ってきた。
「ファントムがいたのか?」
『ピィー』
ガルーダは首を、と言うか全身を横に振った。
まぁ、こんな朝早くに出られてもめんどいけどな………。
「そっか、じゃあ戻って良いぞ。サンキューな!」
『ピィー!』
ガルーダは嬉しそうに鳴いて、指輪に戻った。
後で魔力補給してやるか!
「うし、戻るか」
腹も減ったし、家に戻りますか!
「おはようございます、イッセーさん!」
「頑張ってるな、イッセー」
俺が戻ると、既にアーシアが朝食を用意していた。
後、使い魔の龍王、ティアマットことティアも何故かいた。
「おーティア、お前も食べるのか?」
「ま、まぁな……」
「むぅ~!」
俺が仲良さげに話してると、アーシアは不機嫌そうに頬を膨らませた。
か、可愛いけど、どうしたんだろ?
「イッセーさん、早く食べないと遅刻しますよ!」
「お、そうだった!」
俺は急いでアーシアが作った朝食を食べる。
うん、美味い!
「アーシア、ホントに上手になったな~!呑み込みが俺より速いもん」
「そ、そんな……//茂さんの教えが上手なだけですよ~」
「謙遜しなくて良い。本当に美味い」
「ティアさんも……!嬉しいです!」
アーシアは結構呑み込みが速い。
こないだまで料理をしたことがないってのが嘘みたいだもんな。
学校でも今や人気者だ。
アーシアは人が良いからな~。
「ご馳走さま!うしっ、アーシア!玄関で待ってるぜ!」
「あ、待ってくださいイッセーさ~ん!」
「気を付けてな、二人とも」
ティアに見送られて、家を出発!
「競争すっか、アーシア?」
「絶対負けちゃいますよ~!」
「そうかぁ?」
不思議だよなぁ。
今じゃこんなに学校に行くのが楽しみなんてな。
アーシアの笑顔もあるんだろうなぁ。
この子は、毎日の学校を楽しそうに過ごしてるからな。
「お早う、二人とも」
と、後ろから我らがリアス部長の声が!
「お早うございます、部長」
「お早うございます、部長さん」
「ふふっ、仲が良いわね」
イヤー、これって俗に言う「両手に花」ってヤツか?
……んな訳ないよな。
「アーシアも嬉しいんじゃない?イッセーと一緒に登校して」
「はぅ!部長さん~!」
「ふふっ、でも良いことよ。それは………」
なんてやり取りの後、部長は小さく溜め息を吐いていた。
まるで何か思い悩んでる……そんな感じだ。
………どうしたんだろ?部長。
イッセーside out
何処かの廃工場にて、一組の男女がとある会話をしていた。
『おいメデューサ!いつになったら魔法使いと殺らせてくれんだよ!?』
『お前は魔法使いにやられてまだ万全ではない………大人しくしておけ』
『ケッ!もの足りねぇな………』
『だが、お前を倒した魔法使い………興味がある』
そう妖しく微笑む女を見て、無精髭を生やした男は少し感心した。
『ほぉー、お前も戦うのか?』
『手を見るだけだ………それに』
『………!まさか』
『魔法使いの使い魔も、ここを探知した様だからな………』
イッセーが飛ばしたガルーダを眺め、そう呟いた。
イッセーside
学校行事を終えた俺とアーシアは、帰路についていた。
でもやっぱり気掛かりなんだよなぁ………。
「イッセーさん、部長さん………どうかしたのでしょうか?」
ーーーーそう、部長だ。
オカ研での活動の時も、心ここにあらずって感じだったんだ。
木場が声を掛けても、ボーッとしてて………何か何時もの部長らしくなかったんだよなぁ。
「そうだな………」
「もしかして、私が何かしたのでは………!?」
「いや、それはないと思う……ん?」
アワアワするアーシアを宥めてると、ガルーダが此方に向かってきた。
「どうした?」
『ピィー!』
ガルーダは一声鳴くと、来た道を戻っていった。
付いてこい………ってことか?
《コネクト・プリーズ》
俺はコネクトでバイクを取り寄せ、アーシアに鞄を預ける。
「アーシア、先に帰っててくれ。ちょっち用事ができた」
「………気を付けて下さいね」
「おう!」
ヘルメットを被り、俺はガルーダの後を追跡した。
ガルーダの後を追って30分、俺は何処か分からない廃工場についた。
「ここ、か……?」
『ピィー』
ガルーダはそうだとばかりに頷いた。
「取り敢えず、中に入るか……」
俺はバイクを止めて、中へと進んでいった。
10分位進んで行くと、
「待っていたぞ………魔法使い」
俺は誰かに呼び止められた。
それに………何で俺のこと知ってるんだ?
振り向くと、紫を基調とした服装の女が、ソコにはいた。
「何だアンタ?」
「この前は私の仲間が世話になったな………」
女は妖しく微笑むと、髪を靡かせる。
すると、急にその姿を変えた!
さっきと同じく紫を基調とした体、でも髪の毛は蛇になってやがる。
まるで………神話のゴーゴンとかだ。
けどコイツは神話の中のヤツじゃねぇ!
「ファントム………!」
『我が名はメデューサ………。さぁ、お前の実力を見せてみろ』
「……上等!」
《ドライバーオン!プリーズ………シャバドゥビタッチヘンシーン!》
「変身!」
《ウォーター・プリーズ。スィ~スィ~スィ~スィ~!》
即座にベルトを発現させ、青い指輪を翳す!
………取り敢えずは魔力の高いウォータースタイルで様子見だ!
《コネクト・プリーズ》
「さ、ショータイムだ!」
手にした剣でメデューサに斬りかかる!
だが向こうも手に持っていた杖でガードしてきた!
だったらごり押しで、乗り切るっ!!
『ぐ………っ!生意気、なっ!』
メデューサが目を光らせた途端、俺の体が宙に浮いていた!
何だこれ!?
『ふっ、お前の魔力………何れ程の物かな?』
メデューサは小さく笑うと、蛇を俺に向けて伸ばしてきた。
俺は指輪を付け替える前に、縛られた!
「ぐっ………あぁぁぁっ!!」
この蛇………魔力を吸ってるのか!?
にゃろう………っ!
『ほぅ………中々の物だな。魔法使い』
「……いい気に、なってんじゃ、ねぇ!」
俺は強引に蛇の拘束を引き千切った!
何とか着地するけど、魔力が………!
『………これだけでもう息が上がるとは………興醒めだな』
「なっ、待て………ぇ!」
『ふんっ!』
「っ!」
杖から放たれた光球を剣で消すが、もうメデューサはそこにいなかった。
「何だアイツ………フェニックスより強い……!」
前に戦ったフェニックスよりも、レベルが上だ……!
あんなのがまだいるってのか………!?
………ここでうだうだ考えててもしょうがねぇよな。
帰るか。
「お帰りなさい、イッセーさん」
「ただいま」
「何処もお怪我はないですか?」
「あぁ、大丈夫だ」
帰った俺を出迎えてくれたのは、アーシアだった。
くぅ~、エプロン姿も可愛いなぁ!
メデューサに魔力吸いとられたけど、そんな疲れも吹っ飛んだ!
「もう飯は作ったのか?」
「はい、今日はカレーです!」
「お、マジか!楽しみ~!」
ってな訳で、一緒にカレーを食べて談笑した。
うん、やっぱり美味い!
ーーーー
「ふぃ~っと」
あの後風呂に入り、神器の使い方を特訓したりして、あっという間に夜に。
んで、アーシアは疲れて寝てる。
今日は悪魔の仕事もないからな。
「んー、ドライグの奴………結構手間取ってるな」
そう、今日は殆どドライグとの会話をしていない。
それほどまでに神器の調整に手こずってるのか?
『力になりたいけど………なにやりゃあ良いかわかんねーしなぁ。それに部長の事も気掛かりだし………』
なんて色々と考えてると、
「グレモリーの、魔方陣?」
突然、俺の部屋の隅にグレモリー眷族の紋章の魔法陣が浮かんだと思うと、そこから俺の見知った人が現れた。
「部長………?どうしたんですか?」
そこにはリアス部長がいた。
でもどこか表情に曇りがあった。
俺はベッドに横になっていて、そして部長は俺の姿を確認すると、俺に馬乗りになった!?
「え、部長?!どうしたんすか!」
思ってもない出来事に困惑する俺に構わず、部長はーーーー
「イッセー………………私を、抱いて」
とんでもない事をおっしゃった。
だ、抱いてって……………まさか!?
あらぬ妄想を抱いてると、部長はどんどんと自分の服を脱ぎ出した!
っておいおい!
「部長!何してんすか!?」
「いきなりでごめんなさい………。でも、時間がないの……!」
じ、時間?
確かにラブホテルとかは時間制限あるみたいだけど………ってそんなボケてる場合じゃない!
明らかに様子が変だ!
何時もの部長じゃない!!
「ちょっと部長、落ち着いてーーーー」
ムニッ。
俺は慌てて部長を止めようとするが、掌に伝わる胸の柔らかさに言葉が詰まった!
や、やわらけぇ………!
こ、これがおっぱいなのか!?
これがおっぱいの柔らかさなのか!?
思わずのめり込みそうだった俺はしかし、部長が次に言った言葉に冷静になれた。
「お願い、今は黙って私を抱いてッ!ただの都合のいい女と思っていいから………既成事実が出来れば……私は……!」
ーーーー違う、違うよ。
まるで何かに縋るように、何かから逃げるように自分を卑下してそう魅惑の言葉を並べる。けど………
「手、震えてますよ………」
「……っ」
瞳を曇らせて、そして掴まれた手から伝わってくる、部長の震えが。
こんな形で部長を抱いても、全然嬉しくもない……それに、部長も後悔する。
俺は体を起こして部長の肩を出来る限り、優しく抱き寄せた。
部長は少し強張ったけど、俺は構わず部長の頭を撫でた。
「こんなの、部長らしくないです。自分を都合のいい女なんか呼ばないでください。ホントに都合のいい女なら、震えたりしません。何かに焦って、好きでもない男に抱かれるなんてダメですよ」
「で、でも………っ!」
「だから、部長を抱いたりは、しません。こうやって、落ち着くまで抱き締めたり、話を聞くぐらいなら、出来ます。俺は部長の「兵士」ですから」
「………イッセーっ」
部長は声を押し殺して、俺の胸で泣いた。
宣言通り、俺は落ち着くまで部長を優しく抱き締めた。
「ありがとう、イッセー………」
数分後、落ち着いたのか、部長は俺から離れた。
………何処か名残惜しそうだったのは、気のせいか?
「私がどうかしてたわ。それにこんな事したら、アーシアに悪いもんね」
……何でアーシアが出てくんだ?
良く分からないけど……部長はある程度元気になったみたいだな!
と、その時だった。
俺の部屋の床に、またしても、今度は銀色の魔法陣が浮かんだ。
銀色ってことは、俺達の眷属の一員じゃない……?
「………来たわね」
部長はあれの正体を知っているようだけど………そして少しすると、魔法陣から人が現れた。
「こんなことをして破談に持ち込もうということですか?」
……そこから現れたのは銀髪の髪にメイド服らしき服装の女性。
服越しでも分かるそのスタイルに見惚れそうだが、それ以上にーーーー
『相棒、コイツ………今までの悪魔と違うぞ』
急に出てきたドライグの言う通り、その波動はレベルが違った。
………この人、上級悪魔か?
『にしても誰かに似てるな、あのメイド』
と、ドライグが俺の緊張を和ませようとそんなことを振ってきた。
『あれだ。弾幕ゲーのメイドさん』
『あぁ、あの時を止めるメイドか。だが胸部装甲は雲泥の差が………』
………ドライグ、この話題、止めるか。
『そだな。どっかからナイフ飛んできそうだしな……』
うん、気付いたらあの世なんてゴメンだぜ。
なんか殺気を感じたし……!
『と言うか、あのメイド………何処かで見たような』
するとそのメイドさんは俺のことをじっと見つめてきた。
「………こんな下賤な輩に操を捧げるということをすれば、貴女の御兄様や旦那様が悲しみますよ?」
げ、下賤っすか………。
なんかひでぇ言われようだな……。
『童貞は罪、って事だろ』
あぁ、そうですか!
結局童貞はキモオタ扱いですか!?
「私の貞操は私の物よ……!それに、
この子は下賤ではないわ。イッセーは私が暴走しているのに私を宥めてくれた。だから今の私は冷静よ」
部長が俺の名前を言った時、メイドさんは僅かに眼を見開いた。
「イッセー…………」
「グレイフィア?」
「……どちらにしろお嬢様はまだ学生なのですから、殿方の前で肌をさらすのはおやめください」
だが直ぐに元の澄まし顔に戻すとメイドさんは部長の脱ぎ去った衣服を部長に手渡しすると、部長は少し不機嫌な表情でそれを受け取る。
まぁ、メイドさんの言うことにも一理あるわな。
そしてメイドさんは俺の方を見て、頭を下げてきた。
「先程の無礼を謝罪申し上げます。はじめまして、私はグレモリー家に仕えるグレイフィアと申します」
ついさっき俺を下賤呼ばわりした人とは思えないような丁寧なあいさつだな……。
俺は感心していると、部長は既に服を着こんでグレイフィアさんの前に立っている。
「グレイフィア。貴方がここにいるのはお父様のご意思?それともお兄様のご意思かしら?」
「………全部です」
今の部長とグレイフィアさんの会話から察するに、恐らく部長のお家事情がこの状況の発端になっているんだろうな……。
俺には部長のお家事情は分からない。
でも、多分大丈夫だろう。
少なくとも俺に馬乗りになった時のあの焦りようは感じられないし、冷静っていうのもあながち嘘じゃない。
……するとグレイフィアさんは俺のことをもう一度、見透かすような視線で、ともすれば穴が開く様にじっと見ていた。
「……もしかしてこの方が?」
「ええ。私の下僕にして今代の赤龍帝にしてウィザード………兵藤一誠よ」
するとグレイフィアさんは、まるで納得したような表情になる。
………何か、嬉しそうな感じがするのは気のせいだろう。多分。
「なるほど………私に対しての僅かな警戒はそのためですか」
「どちらにしろ、一度私の根城に戻りましょう。話はそこで聞くわ。朱乃も同伴でいいかしら?」
「ええ。『王』たる者、傍らに『女王』を置くのは当然でありますから」
グレイフィアさんはそう言って、部屋の床に銀色の魔法陣を展開させる。
部長はその最中、俺の元に近寄ってきた。
「ごめんなさい、イッセー……今日のことは気にしないで」
「あ、いえ………」
すると部長は俺の顔に唇を近付けて………途端に俺の頬に柔らかい感触が伝わる。
い、今のって………………!
「今日はこれで許してもらえるかしら?」
き、キスされたぁぁぁ!?
「は、はいっ!?」
俺は突然のことで頷くことしか出来なかった!
そりゃそうだよ!
ほっぺにチューすら初めてなんだぞ!?
「また、部室で会いましょう」
「では兵藤一誠様………またお会いしましょう」
そう言うと部長は魔法陣に入って、そしてグレイフィアさんも何だか面白くなさそうな顔で一言言うと、一緒に部屋から光のように消えていく。
………アレ?俺グレイフィアさんに何かしたか?
なして名前で呼ばれたんだ?
後何で俺、グレイフィアさんに睨まれたんだ………?
そんな疑問を感じつつ、俺は眠りにつくのだった。
次回、D×Dウィザード
木場「ーーーーフェニックス」
ドライグ『ただの焼き鳥じゃねぇか』
グレイフィア「レーティングゲームで、お決めにします」
次回!『焼き鳥、参上!』
ドライグ『やっとチェイサー変身したな』
イッセー「別のチェイスはまだ魔進だけどな」
ここのグレイフィアさんは人妻ではありません。
人 妻 で は あ り ま せ ん