ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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第3章です。


この章では普通にファントムも出てきます!
と言うか予定では赤龍帝の籠手の出番ほぼ無いです、この章……

ドライグ『仕事の休憩中に書き始めるとか、バカだよホント』
作者「だったらドライグの出番予定より少し減らすわ。そうすりゃ負担減るし」
ドライグ『止めてくださいお願いしますお願いします少しでも良いから喋らせて下さい』
イッセー「お前ホントに天龍か?」




第三章:月光校庭のエクスカリバー
MAGIC15 『聖剣ーーーーエクスカリバー』


 

「ほぅ、アイツがどうかしたのか?」

 

とある洞窟では、とある二人組が会話をしていた。

一人は女、だがもう一人はそこに何故か安置されたベッドを覆うカーテンに隠れ、姿の確認は出来ない。

 

「アイツはファントムを増やそうとしていません。寧ろ自身の野望の為に、ファントムの力を利用している……!」

「それで?」

「あの男の処罰を………ワイズマン!」

 

頑張るねぇ、と女の後ろでしゃがみこんで他人事の様に眺めている無精髭の男はファントムであり、名はフェニックス。

 

そして女の方は、以前イッセーと邂逅した女ファントム、メデューサ。

 

 

 

 

「………好きにさせておけ」

「なっ……!」

 

だがメデューサの話し相手ーーーーワイズマンはそう事も無げに言い放った。

 

「奴は元々堕天使……己の欲に忠実な存在だからな」

「で、ですが……!」

「…度が過ぎれば、私自らが処罰する。それで良かろう……?」

「…………ハイ」

 

納得は行かなかったが、他ならぬワイズマンの意志。

メデューサは逆らえず、フェニックスを伴ってその場から去って行った。

 

 

 

「………………」

 

ワイズマンは、ただ静かに佇んでいた。

 

 

 

 

 

「オイメデューサ、アイツの何が気に食わねぇんだ?」

 

生い茂る森を歩きながら、フェニックスはメデューサに問い掛けた。

 

「決まっている……ワイズマンのご意志に逆らわぬ奴の傲慢さ、それだけだ」

 

そう不機嫌に返すメデューサに、「傲慢さならお前も負けてねぇよ」と内心突っ込むフェニックス。

 

「けどよぉ、それ以外だったら奴は俺らと同じぐれぇに強いぜ?俺だって一度死を覚悟したぐれぇだしな。……ま!」

 

そこで言葉を切ると、フェニックスは荒ぶる炎をたぎらせた。

 

 

「一度魔法使いの野郎に殺られたんだ……今の俺だったら負ける気はしねぇぜ!」

「……戦闘凶が」

 

そう鼻息荒く叫ぶフェニックスに、メデューサは心底面倒そうに溜め息を吐いた。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

イッセーside

 

 

 

「…………朝、か?」

 

日の光が窓から差し込み、鳥の囀ずりを聞きながら俺は目を覚ました。

さぁて、起きますか……………………

 

 

 

 

「すぅ…………すぅ………」

 

 

って何で部長が俺の部屋でしかも裸で寝てんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!?

 

 

 

………あ、そういやライザーとの決戦後、部長が急に俺の家に住むって言ってたっけ。

一応、おっちゃんには報告済みだけど、何故怪しまずに快諾したんだよおっちゃん………………!

 

お陰で心臓に悪い目覚めだよ!!でも朝からおっぱい見られるからありがとうございます!

 

 

「んん…………おはよう、イッセー」

「お、おはよう、ございます…」

 

寝起きの部長は何かこう、色っぽいなぁ…………って、違う違う!

 

「えっと、何で俺の部屋に……?」

「…イッセーの温もりを感じたかったからじゃ、駄目……?」

 

ぐはっ!何と言う官能的な言葉ァ!?

上目遣いでのそれは反則です!

 

「で、では、何故に裸で…?」

「私、裸じゃないと眠れないのよ」

「それは不味いと思いますが……」

 

少なくとも思春期の男子高校生には刺激が強すぎるよ!

朝のスタンドアップがあるしさ…………。

 

「ご免なさいね。でも、こうしてイッセーとくっつくと、凄く落ち着くの……」

 

部長は愛しげに俺の頭を抱きながらそんな事を耳元でおっしゃった!

くぅ~、下僕冥利に尽きます!!

 

 

「イッセーさぁん!起きてますか~?」

 

……なんて気分に浸ってると、アーシアが扉をノックしてきた!

ま、マズイ!こんなとこアーシアに見られたら……!

 

「あら、アーシアおはよう。今すぐに行くわ」

「っ!」

 

あぁ、扉の向こうで驚いたな……。

すると、アーシアは間髪入れずに扉を開けた。

 

「ふふっ、おはよう」

「よ、よぉ………」

 

数秒間の沈黙ーーーーだがそれはアーシアによって破られた。

 

「わ、私も脱ぎますぅぅぅ!!仲間外れは嫌ですぅぅぅ!!」

 

 

だぁぁぁ、脱がなくて良いよぉぉぉ!!?

 

 

『よー相棒。朝から修羅場ってんな』

 

やかましい!!

楽しそうな声で言うんじゃない!!

 

 

 

 

イッセーside out

 

 

 

 

 

木場side

 

やぁ、僕目線は久しぶりかな?

もう時間帯は放課後で、オカルト研究部の活動前の時間だ。

 

………ってアレ?

 

「部長、イッセー君は?」

 

何時もそこの窓際でドーナツを食べてる筈のイッセー君が今日はいなかった。

 

「あぁ、イッセーはアルバイトなの」

「先輩、アルバイトをしてるんですね……」

 

でも聞けば独り暮らしが長いから、生活費を稼ぐ為だろうね。

 

 

「でも何のアルバイトかは教えてくれなかったんですよ…」

 

アーシアさんが首を傾げながらそう呟いた。

へぇ~、何だか気になるね……。

 

 

「……一応、彼に私の使い魔をつけてあるから、所在は把握済みよ」

 

部長、それ一歩間違えたらストーカーですよ……。

ま、まぁ、イッセー君は以前堕天使に襲われてるから、その為の監視……って考えたら大丈夫、かな?

 

 

と言うか彼の場合、襲われても返り討ちにしそうだけどね。

 

 

「……では部長。今日の活動は?」

「イッセーのバイト先に視察よ」

 

何だか部長がイッセー君のお母さんに見えてきたよ……。

でも、どんなバイトをしているかは気になるしね。

 

 

「さ、出発しましょ!」

 

 

 

 

~~~~~~

 

 

部長の先導によって辿り着いたのは、「面影堂」と言う名前の小さいお店だった。

 

「部長、ここにイッセー君が?」

「ええ、この子が見てるしそれに……ほら」

 

部長が指差した先にあったのは、先日冥界に乗り込んだ際に乗っていたバイクだった。

 

「イッセーさんのバイトです……。でも何だかドキドキします~!」

「ここに間違いなくいますね…まるで、刑事ドラマみたいですね」

 

うん、確かに。

……でもその原理だと、イッセー君が何だか犯罪者に見えてきたよ…。

 

「では、入りましょうか?部長」

 

朱乃さんの発言で、部長はお店の扉を開いた。

 

すると、

 

 

 

「いらっしゃいませ!……………って、部長?」

 

赤色のエプロンを着けたイッセー君が接客していたんだ。

 

 

木場side out

 

 

 

 

イッセーside

 

な、何で部長達がここに?

 

「おいイッセー、どうしたんだ?」

 

驚き固まっている俺を心配してか、おっちゃんが奥から出てきた。

 

「あ、茂さん!」

「おぉ、アーシアちゃんか!」

 

そういやアーシアはおっちゃんと顔合わせてるけど、部長達は初めてだったな。

 

「おっちゃん、紹介するよ。オカルト研究部のリアス部長とその部員達だよ」

「リアス……この間の電話で言っていた子か?」

「初めまして、兵藤茂さん。私はオカルト研究部部長、リアス・グレモリーです。兵藤一誠君には、お世話になっています」

「おぉ、ご丁寧にどうも。イッセーの叔父の、兵藤茂です。此方こそ、甥がお世話になって申し訳無い」

 

挨拶を終えたおっちゃんは、部長達を部屋に上げた。

丁度店仕舞いだったから、序でに上がっていってくれとの事だ。

 

 

と、前に俺が使っていた部屋で部活動の報告等をしていると、おっちゃんが段ボールを持って入ってきた。

 

 

なんか、嫌な予感……………………………!

 

「茂さん、それは?」

「あぁ、良かったら皆に見てもらいたいんだ。イッセーの小さいときのアルバムだよ」

 

 

はい、的中ぅぅぅぅ!!

 

「べ、別に良い「「是非っ!!」俺の意見は無視かよぉぉぉぉぉぉ!!?」

 

ちくしょう!

おっちゃんは意気揚々とアルバムを開いて、皆それを興味津々に眺める!

 

「これが5歳の時のイッセーだ」

「あらあら、サッカー少年ですわね~」

「この時からドーナツ食べてたんですね……」

 

くっそぅ………こんなに恥ずかしいとは思わなかったぞ!

親族以外の人にアルバム見られるの!!

 

「小さいイッセー小さいイッセー小さいイッセー……!」

「部長さん!その気持ち、分かります!」

「アーシア!」

 

何か部長とアーシア意気投合してるし!

 

 

「大変だね、イッセー君……」

「うるせぇよ………もう俺のライフはゼロだよ!」

「アハハ………………………ッ!」

 

苦笑いしながらアルバムのページを捲った木場は、そのページを見た瞬間、その目付きを鋭くさせた。

 

「イッセー君、この写真は……?」

「ん?……あぁ、これか。今いない幼なじみとのだな。何か親父さんが教会出身者だとか、何とかで……」

「この、剣は…………?」

「剣…………これの事か?…ってオイ」

 

俺はその時、木場の目を見た。

 

 

その瞳に揺らいでいた意思はーーーー怒り、憎しみと言った、負の感情。

 

 

 

 

「この剣はーーーー聖剣だよ」

 

 

 

次回、D×Dウィザード

 

ガーゴイル『さっさと絶望してほしいんすけどねぇ』

 

少年「僕は……!」

 

イッセー「諦めるな!!」

 

MAGIC16 『精神世界ーーーーアンダーワールド』

 

「来い!ドラゴン!!」

 

 

 

 




次回でシスターコンビが出ると思ったか、馬鹿め!!

イッセー「何調子こいてんだよ」
作者「すみません、気分が最高にhighって奴で……」
イッセー「ライザーが言ったら違和感なさそうだな」
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