ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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イッセー「アニメのD×Dで部長が寝取られたぁぁぁぁ!!!!」
ドライグ『アニオリ展開、嫌いじゃないわ!』


MAGIC21 『共同戦線!』

 

よー皆、イッセーだ。今日の俺はいつもと違う格好で歩いている。

 

 

厳密に言うとフリードと同じ黒い神父服を着て町を徘徊している。俺だけじゃなく、木場や小猫ちゃん、そして匙も一緒だ。

 

 

 

 

木場とゼノヴィアからの情報を照らし合わせた結果、恐らくフリードは手に入れたエクスカリバーの性能を試すために神父を切り殺してると推測できた。

 

 

要は囮捜査的なノリだ……あ、首からぶら下げてる十字架は作りもんだぜ。

 

本物だとダメージ受けるしね。

 

「しかし、悪魔が神父服だなんて………」

「文句言うなよ、俺だって複雑なんだからさ」

 

 

 

このアイデアの発案者は、実はドライグだったりする。

無作為に探し回るより、こうして神父を装っておけば向こうから現れるはずだ………ってな。

 

『それにこうしてコソコソ探し回るほうが、リアス・グレモリーにも感づかれにくいだろうしな』

「流石、伝説のドラゴンは違います………」

 

小猫ちゃんの言うとおり、やっぱドライグの知恵は流石だなぁ~。

伊達に長生きしてないわな。

 

『褒めてんのか、ソレ?』

 

も、勿論さぁ。やだなぁ、全くドライグは……HAHAHA。

 

 

 

 

 

 

 

…と、その時だった!

 

「神父の一団に御加護ありぃ!!」

 

そんな大声を発しながら上空からフリードが斬りかかって来た!!

 

「大声出してちゃあ不意打ちにはならねぇぜっ!」

《コネクト・プリーズ》

 

コネクトでウィザーソードガンを取り寄せると、エクスカリバーによる一閃を受け止める!

そのままフリードの腕を掴むと、コンクリートの塀に投げ飛ばした。

 

「うおっとぉ!?って、あ~らら!神父一同かと思えば、この間俺を華麗に轢いてくれやがったあ~くま君と試し斬りし損ねたあ~くま君ではあ~りませんか!!」

「元気そうだな、クソ神父」

 

ちっ、コンクリにぶつけたのにピンピンしてやがんな、コイツ……。

 

「エクスカリバー………壊す!!」

「へっへぇ!良いですねぇ、その殺気!僕チンビンビンに感じちゃうぅぅ!!ってねぇ!!!!」

 

木場は憎悪に彩られた視線でフリードを睨むと、魔剣を一刀創り出すと、フリードに向けて駆け出した………が、

 

 

 

「速いねぇ!だったら僕チンも、本気出しちゃおっかな~~~!!?」

 

なんとフリードの奴、騎士の特性を発揮した木場のスピードに平然と向き合ってやがる!?

 

 

「祐斗先輩と、互角………!?」

「は、速過ぎて何がなんだか……!」

 

小猫ちゃんと匙も驚いているが、俺も同じ位にビックリだ………!

 

『まさか…あのエクスカリバーか?』

「くぅっ!」

「イケメン悪魔君の首、取ったりぃぃぃ!!!」

 

って、危ないっ!

 

《エクステンド・プリーズ》

 

刀身が当たる寸前、俺は腕を伸ばして木場の首根っこを掴み、此方側に引き寄せた!

 

「匙!今だ!」

「おうよ!いけぇ、黒い龍脈(アブソーブション・ライン)!!」

 

匙は手の甲に黒い神器を発現させると、そこからカメレオンの舌みたいなロープを伸ばし、フリードの動きを封じる!

 

「く、何なんですかこれぇ!きれねぇんですけどぉおぉ!!?」

「フリード・セルゼン、覚悟っ!!」

「っ!ちぃ!」

 

その時別で探索していたゼノヴィアが動けないフリード目掛けて破壊の聖剣を振り下ろすが、フリードは強引に匙が伸ばしたラインを切断すると、真正面からエクスカリバーを受け止めた!

 

「ご免ねイッセー君!遅れちゃって!」

「いや、ナイスタイミングだぜ!二人とも…」

「ちぃっ、エクスカリバー持ちのクソビッチが二人とか、かーなーり分が悪くね?」

「…………確かに。少しお前には分が悪いようだ、フリード」

 

 

誰の、声だ?………爺さん?

 

 

 

「まさか………バルパー・ガリレイ!!」

「―――ッ!!」

 

 

その姿を見た瞬間、激昂のような声音でその名を叫ぶゼノヴィア。

木場はその名を聞いた瞬間、目を見開いて怒りの表情をあらわにさせる。

 

 

 

「バルパー・ガリレイ!!」

 

木場はフリードの傍に立つバルパーへと襲いかかろうとするが、木場の剣はフリードの阻まれ、そのまま鍔ぜり合いになった。

 

 

そして木場は魔剣の限界を察知して、フリードから離れる。

 

 

 

「もしや君は……聖剣計画の生き残りかね?」

「そうだ………僕は一度、貴様に殺され、そして悪魔となって生き延びた。僕のこの魔剣は僕の同士の無念を顕現したものだ!!だから僕は貴様を殺して復讐を果たす!!」

 

クソッ、完全に頭に血が上ってやがる!

 

「これは分が悪い。聖剣使い二人に赤龍帝がいるのならば、計画に支障をきたすかもしれん。ここは一端引こう」

「おぉ、バルパーの爺さん!さすがの僕チンも兵藤君相手はまだ拒否したい気分っすからねぇ」

 

 

聞きたいことは山ほどあるけど、まずはこいつらを抑える……逃がさねえ!

 

「はい、ちゃらば!!」

「ちっ!逃がさん!!」

 

 

フリードは閃光弾のようなものを地面にたたきつけ、そして俺達は全員が眩しさから目を瞑った。

 

 

ゼノヴィアはその仕草を早く察知したのか、エクスカリバーでフリードに切りかかったが、しかし目を開けるとそこにはフリードとバルパーはいない。

 

 

 

『なんつー古典的な………』

 

ドライグがあきれながら呟いたのと同時に、

 

「イリナ、追うぞ!」

「分かったわ!」

 

イリナとゼノヴィアが逃げた二人を深追いする!

 

 

「絶対に逃がすものか!」

 

 

ってオイ!木場!?

 

「祐斗先輩!」

 

あの二人のスピードに負けず劣らずのスピードで追い掛けていきやがった。

ドライグ、まだ追いつけるか!?

 

『あぁ、だが速く追いかけないと見失うぞ』

「あぁ、分かってる!匙、小猫ちゃん!先に帰っていてくれ!俺はあの三人を追いかけ――――」

 

 

 

「何を追いかけるのかしら?イッセー………」

 

 

 

こ、この声は…………!

恐る恐る振り向くとそこには、

 

 

 

 

「随分と勝手な事をしてたみたいね、イッセー?」

 

 

予想的中と言いますか、そこには笑顔だけどすごい寒気がするくらいに怒っている部長、更にソーナ会長、そして……確か副会長の椿さんに朱乃さんがいた。

 

 

 

 

 

……………俺、死んだわ。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

まぁ、今の状況を簡潔に説明すると………近所の公園にて、俺達は正座で説教を受けていた。

 

「まったく貴方は……っ!」

「いたいっ!?ご、ごめんなさい会長!!これは兵藤に騙されて………!」

「言い訳は聞きません」

「ぐぁぁぁ!!」

 

南無、匙………匙は会長の魔力を込めたお尻叩きを受けていた。

 

 

「イッセー。あなた自分が何をしていたのか…理解はしているわよね。賢明な貴方ですもの。理由がなくこんなことをするとは思えないわ」

「……木場の為とはいえ、結果的に匙と小猫ちゃんを巻き込んでしまったし……言い訳はしないです」

「ええそうね。下手をすれば三勢力の均衡を崩壊させるほどのものよ。でも過ぎたことをこれ以上、言う気はないわ」

 

 

部長はそう言うと、俺と小猫ちゃんを大切そうに抱きしめてくれた。

心配かけて、すみません………。

 

 

「さぁ、後一万回ですよ!」

「会長!万単位は洒落にならないですぅぅぅ!!!!」

「洒落にならないことを仕出かした貴方が言いますか!?」

「兵藤!助けてくれぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

……匙が何か言ってる気がしたけど、部長の温もりに抱かれてる俺にはどうでもよかった。

 

 

 

 

 

「あら、イッセー。他人事じゃないのよ?」

 

……………ゑ?

と、ここで俺は部長を見上げると、そこには魔力を手に集中させる我等がリアス部長のお姿が…………!

 

 

あぁ、読めた…………この先の展開が。

 

 

「それはまさか、小猫ちゃんも、ですか……!?」

「首謀者は貴方でしょう?さ、お尻を突き出して、千回叩かれるか、私の言うことを何でも一つ聞くか、どちらが良いかしら?」

 

それ、どっちもいやな予感しかしないっす!!

 

『男だろ?もう出すもん出して楽になっちまえよ』

 

なんか言い方がやらしいわ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、深夜の公園にて俺の悲鳴が木霊したのであった。

 

 

~~~~~~~~~~

 

「や、ヤベェ………尻が、真っ二つだぁ」

『落ち着け相棒。元から尻肉は割れてる』

 

今の俺はお尻を押さえてすごい不自然に家へと向かっています。

というかこんな様だから、バイクにも乗れない…………!

 

 

木場のことは部長の使い魔を使って探索しているらしく、俺と部長は帰路についているところだ。

あれから尻叩きは千回で終わったが、匙は本当に一万回叩かれていて、最後は静かに倒れた……

 

 

アイツ、生きてるかな?

 

 

「イッセー、貴方は今回、仮に堕天使コカビエルと遭遇したらどうするつもりだったの?」

「…そりゃあ、戦いますよ。それが…………」

 

俺が言葉に詰まると、部長は怪訝な表情をした。

 

「それが…どうしたの?」

「……何でもないです。俺は皆を守り抜いて、戦い抜くだけですから」

 

もう、俺の目の前で、誰かが死んでいくのは………見たくないから。

 

「……それは確かに素晴らしいと思うわ。でも、ウィザードとして、赤龍帝として戦ってる貴方は、傷ついてばかりよ」

「……それで皆の希望が守れるなら、俺は幾らでも傷つきますよ」

「だめよっ、そんなのっ!!」

 

 

部長は力強く俺の手を握って、真剣な表情でそう言ってきた。

 

「イッセーは自分を蔑にし過ぎよ!自分のことをまるで考えてないっ!自分が幾ら傷ついてでも助けるなんて―――――」

「それでも俺はっ!!もう誰にも絶望を味わって欲しくないんですっ!!!」

 

 

 

 

そうだ……もう、あんな地獄を繰り返さすぐらいなら、俺が傷つくだけで防げるなら――――俺は幾らでも傷ついて構わない。

 

「……それに、ヒーローが自分の為に力を使っちゃ、駄目ですし、ね?」

「イッセー………」

 

部長は複雑な面持ちで俺の手を離した。

 

「早く帰りましょう、アーシアも待ってますし」

「……そうね」

 

何か言いたげな様子だったけど、部長は何も言わず俺と一緒に歩き出した。

 

 

 

 

 

 

「イッセーさん、お帰りなさい!」

「お疲れ、イッセー」

「ぶはっ!!」

 

うん、君達は何してるんだ!?何故に裸エプロン!?

 

 

似合ってるけどもさ!!

 

 

「……アーシア、ティア、負けはしないわ!!」

 

部長は目付きを鋭くさせると、奥のリビングに引っ込んでいった。

 

「な、なんちゅー格好を……!」

「うん?イッセーはこういう格好が好みではないのか?お前の部屋にあったDVDのパッケージに乗ってたんだが……」

「ちょおいっ!何でばれた!?」

「す、スースーしますけど……似合ってますか?イッセーさん」

「お、おう……!」

 

な、なんと言うか、チラリズムがハンパネェ……ティアなんて隠しきれてないし!

と、ここでリビングから部長が舞い戻った。

 

「どう、イッセー?似合ってるかしら…?」

 

 

もう、最高です!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回辺りかな?コカビエル出せるの
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