ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝 作:ふくちか
魔王サーゼクス・ルシファー様が俺の家に泊まった翌日の昼、俺達オカ研部の部員達は学校のプールにいた。
因みにサーゼクス様は日本を観光中だ………と言うか神社のオーラを消し飛ばすとかアリか!?
『やっぱ魔王はスゲーよな』
凄いってレベルじゃないんですかそれは………!
で、なんでプールにいるのかと言うと、この間のコカビエル戦でソーナ会長達には世話になったからそのお詫びと言う事だ。
「掃除が終われば先に使っても構わないそうよ。さ、皆頑張りましょう!」
「オッス!」
さ、お掃除タイムだ!
「イッセーさん、後で泳ぎを教えてくれますか?私、こう言うの初めてで…」
「私も、お願いして良いですか……?」
デッキブラシでゴシゴシ掃除してると、アーシアと小猫ちゃんがそう言ってきた。
「おう、良いぜ!」
ま、野郎に泳ぎ教えるよりよっぽど楽しいしな!
数分後、掃除を完璧に終えたので、朱乃さんと俺で水を入れる事に。
《ハイドロ・プリーズ》
朱乃さんの魔法と俺の魔法で一気に水でいっぱいになった事で、早速着替えタイムだぜ!
「しっかし暑いなぁ………」
男子の着替えは比較的早いので女性陣を待っていると、
「やっぱりイッセー君の体は逞しいね…」
後ろからそんな事を木場がのたまいやがった!
「お、お前……その言い方止めろよ!気持ち悪いわ!」
「そんな事言わないでよ。だって僕等はグレモリー眷属唯一の男子メンバーだよ?もっと親睦を深めなきゃ」
………何か、木場の態度が最近気持ち悪いよ!
ことある毎に名前で呼んでほしいとか乙女の表情で言いやがるんだよ!!
どうしたんだよ、一体!?
『こりゃあホの字ですなぁ』
止めろ、この変態赤トカゲ!!
『あんだとぉ!?この変態マントヒヒが!』
「お待たせしました~!」
おぉ、我が天使のアーシアちゃんは……スク水ですな!
胸の「あーしあ」ってゼッケンもいい味出してる!!
『おぉ………カワユス』
お前は見るなドライグ!アーシアが穢れる!
『理不尽だ!!』
「小猫ちゃんもスク水か~!可愛いぜ!」
「……いやらしい目線で見られないのは、それはそれで複雑です」
え、なんかマズった?
『無視かテメェ!!!』
「どうかしら?イッセー」
おぉぉぉぉ!部長のビキニ!ビキニ!!おっぱいがすげぇ!!!!
「あらあら、イッセー君。私のは如何かしら?」
朱乃さん!何でそんなにスタイルが宜しいのですか!?
さっきから息子の昂ぶりがヤバいです!!
って、ゼノヴィアがいないな……着替えに手間取ってるのかな?
まぁ、後から来るだろ。
「…ぷはー、ぷはー」
「よーし、その調子だよ」
「小猫ちゃ~ん、頑張ってください~!」
と言う訳で現在は小猫ちゃんに泳ぎを教えてる最中だ。
アーシアはプールサイドで小猫ちゃんの応援で、部長達は優雅に泳いでらっしゃる。
「……すみません、イッセー先輩」
「良いって良いって。可愛い後輩の為なら何肌でも脱ぐさ」
「か、かわっ…///!」
うんうん、照れる顔も可愛いな!
「イッセー!ちょっと来てほしいんだけど~」
「はーい!…ゴメンな小猫ちゃん」
「大丈夫です、暫く休憩しようかと思っていましたので……」
「じゃ、また後で!」
「…はい」
俺は駆け足で部長の元へと急ぐ………良い子の皆はプールサイドを走っちゃダメだぞ!
「どうしました?部長」
「貴方にオイルを塗って貰おうと思ったんだけど………ダメかしら?」
「ぜんっぜん!むしろバッチコイです!!」
まさか合法的に部長のお体を触れる日が来るなんて………最高だ!!
「じゃ、お願いね」
部長はビキニの紐を外してマットに寝転がった………良し、やるぞ!
取り敢えず手に馴染ませてから慎重に部長のお背中に塗っていくけど……部長の肌、すげぇモチモチしてる!
ずっと触ってても飽きが来ないもん!!
ムニュッ
「あらあら、部長だけ狡いですわ~」
はうあ…!こ、この背中に伝わる柔らかな感触は!
「うふふ、どうかしらイッセー君?」
あ、朱乃さん!
っつーか柔らかな感触の中に少し固さが………まさかビキニ無しっすか!?
「ちょ、ちょっと朱乃!邪魔しないでくれるかしら!」
俺の手が離れた為に慌てて起き上がる部長だが……当然綺麗なサクランボ丸見え!!
は、破壊力が高すぎるぜ………!
「うふふ、イッセー君は本当に可愛いですわ。ねぇ部長、イッセー君を私に下さらない?」
「ダメよ!その子は髪の毛一本に至るまで私の物なんだから!」
部長、それはヤバい人ですよ。
「あらあら、でしたら強引に説得するしか無いようですわね」
朱乃さんはオーラを煌めかせてそう言うと、部長の方も臨戦態勢になった!
「上等じゃない……私のイッセーを誑かした罪は重いわよ!」
ひぃぃ!俺の所有権でバトルおっぱじめたよお姉様方!
ここは一先ず退散だ!
『やっぱお前はヘタレなんだねぇ』
うるせぇ!!
「はぁ、はぁ……」
な、何で俺なんかの為に争うんだ?
「…イッセー、か?」
「うおっ!?……ぜ、ゼノヴィアか」
び、ビックリした~。そう言えば何してんだ?
「初めての水着で、少し手間取ってしまってね」
そう言って出てきたゼノヴィアは、青のビキニを身に着けていた。
「おぉ、似合ってんじゃん」
しかしアレだな。部長や朱乃さんの陰に隠れがちだけど此奴も結構スタイル良いもんな。
「あ、ありがとう……。そうだ、時に兵藤一誠」
「別にイッセーで良いぜ。仲間なんだしさ」
「…ではイッセー。私と子作りしないか?」
……………………は?
「こ、子作り……?」
「あぁ、そうだ」
な、なして此奴はこんな事を……!?
「私は以前まで協会のシスターとして活動してきた。その生活で私達は私欲を持っていなかった。だが悪魔は自らの欲に忠実な生き物だとリアス部長に教えられたんだ」
「そ、それで、小作り……?」
「うん。女らしい欲だろう?それに、子供は希望と言うじゃないか。それを君との間に授かりたくてね」
確かにそうだけど………って!。
「お、お前何言ってるか分かってんのか!?一生モンなんだぞ!そんな理由で好きでもない奴相手に処女捧げるなよ!!」
「……私は誰彼構わずこんな事は言わない。イッセーだから言うんだ」
「お、俺だから……!?」
「あぁ。君は私を絶望の狭間から救ってくれた……そんな君だからこそ、私は言うんだ」
ゼノヴィアはそう言うとビキニを取り払った!
「どうかな?確かにリアス部長や朱乃副部長には負けるが、それでもアーシアや小猫より揉み応えもあるぞ?」
こ、コイツ、なんつー蠱惑的な事を………!
「さぁ、抱いてくれ……イッセー」
「や、でもここだとアレだし何より部長にバレたら…………!」
「バレたら………何かしら?イッセー」
…………………あぁ、オワタ。
この後部長達にこっ酷く叱られましたとさ…………。
『その後、相棒の姿を見たものはいない………』
勝手に殺すな!生きとるわ!!
~~~~~~~~~~~~
「はぁ、色々酷い目にあった……」
『モテる男の性だな』
そういうもんかねぇ……ん?
ふと校門を見ると、そこには綺麗な銀髪をした美少年が立っていた。
「いい学校だね」
「……そうか?ま、その通りだけどな」
まさか、
「この間以来だね…………赤龍帝」
「そうだな…………白龍皇」
こんなとこでライバル?と再会するなんてな。
「良く分かったね」
「この間の鎧野郎とオーラが同じだったからな」
「ふ、やはり君は強い…………何れ戦う時が楽しみだ」
それだけ言うと、ソイツは去っていった。
部長達に気取られないように来たのかよ………。
「……あ!名前聞くの忘れた!」
くっそ~!…ん?
『ガウ!』
「……ケルベロス?」
魔力の反応がしたので振り向くと、小さい三つ首の手乗りサイズのケルベロスが此方をジッと見つめていた。
『……ガウ!』
「あ!おい待て!」
ケルベロスは一声吠えると、まるで俺を誘導するかのように林の中に駆け込んだ。
っつーか指輪らしき物付いてたな……まさか。
『恐らく、あの白い魔法使いの使い魔かもしれんな』
……とにかく追ってみるか。
数分後、俺はケルベロスの導きで何処かの洞窟についた。
「随分学校から離れたな………ん?」
洞窟に足を踏み入れると、そこには何故かカーテンで仕切られたベッドが置かれていた。
何でこんなトコに……………
『ガウ!』
「…捲れって事か?」
ケルベロスはベッドの前で止まり、俺に吼える。
なんかこえーけど……………ッ!
俺が意を決してカーテンを開けると、
「…………………?」
そこには何もなかった。……………そう、ベッドに置かれた青の魔法石を除いては。
「やっぱさっきのケルベロスは………アレ?いない」
俺が振り返ると、そこには既に誰もいなかった……………。
~~~~~~~~~~~~
イッセーが首を傾げながら洞窟から出るのを見守る人物がいた。
『ガウ!』
「ご苦労だったな、ケルベロス」
ケルベロスにそう労りの言葉を掛ける人物――――白い魔法使い。
ハイドロウィザードリング
水流を放つ魔法。主にウォータースタイルで使用する。
魔力の込め具合で水流の強さも変化する。
ウォータースタイル以外でも使用は出来るが威力は極端に落ちる。