ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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番外編の内容思い付かなかったので新章入ることになりました

それとマッハサーガ、漸く買えました!

剛役の稲葉さんの言葉通り、だんだん剛が成長していってるなと感じた一冊でした。






第六章:体育館裏のドラゴンフォーメーション
MAGIC50『悪夢と新学期と転校生』


 

カン☆コーン!

 

 

ーーーー鹿威しがそんな音を立てた、日の差す昼下がり。

 

「イッセーさん。今まで……本当にお世話になりました」

 

綺麗な純白の花嫁衣装ーーーー白無垢に身を包んだアーシアが改まった座り方で頭を下げる。

 

………………って、ちっがーうッ!!

 

「アーシアちゃん、立派になったなぁ…………叔父さんは嬉しいぞ!」

 

おっちゃんは号泣しながら喜んでる!

 

「アーシア、何時でもここに帰ってきなさい」

「そうですわ、アーシアちゃん。例え結婚しても、貴女は私達の大切な仲間ですわ」

 

部長と朱乃さんも涙を拭いながらそんな事を言う!

って何だこの光景は!?

 

『クッ、いい花嫁姿じゃねぇか…………目が涙で染みやがる』

『眩しいぜ…………グスッ』

 

俺の中のドラゴン達も咽び泣きしてやがる!

いやいやいや、待て待て待て!

 

状況が飲み込めない!

 

「お兄さん。アーシアは必ず、僕が幸せにしてみせます!」

「あ"ぁ"?!お兄さん!?」

 

そんな事を宣うのはこないだ出会い頭にアーシアに求婚したディオドラ・アスタロト!

 

『相棒。アーシア嬢の嫁入りだ。温かく見守ってやれ』

「ふざけんな!俺はまだ認めてねーぞ!!」

『兵藤一誠。人は何時か巣立つ物だ。笑顔で見送るのが普通だろう』

 

ドラゴン、お前もか!

 

「俺はこんなの…………認めねぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

「うあっ!?…………ハァ、ハァ……ゆ、夢か……」

『どうした相棒。やけに魘されてたぞ』

「……ちょっと悪い夢を見た」

『悪い夢?』

「アーシアがディオドラに嫁ぐ夢……」

『あー……それは確かに悪夢だな』

 

ドライグも渋い声で唸った。

しっかし夢で良かったよ。ホントに…………って、何か体が自棄に重いな。

 

違和感を感じた俺は布団を捲ると、そこにいたのはーーーー

 

「……にゃあ」

「小猫、ちゃん?」

 

我がオカ研のマスコット、小猫ちゃんがいたんだ。

しかも本来の猫耳と尻尾を出して!

 

……実は冥界での合宿以来、小猫ちゃんも家で暮らす事になったんだ。

まぁ、それはもう良いんだけど……事ある度に俺の膝に座ったり、今みたく寝床に入り込んでる事もある。

 

毒舌とかは変わらずなんだけど……もしかして、なつかれてる?

 

「相変わらずプリティですなぁ……」

 

俺は小猫ちゃんの頭を撫でながら呟く。

そして、ふと俺は隣で寝てるアーシアに目線を移す。

 

そのあどけない寝顔を見て、改めて誓った。

 

「アーシアは嫁には出しませんッ!!」

 

 

 

とーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして迎えた二学期当日。

もう始業式も済ませ、駒王学園は体育祭の準備に入っていた。

 

…………そして俺の目の前では、この世の終わりと言わんばかりの顔をした松田と元浜が情報交換をやっていた。

 

「隣の組の吉田は、夏に決めやがった……。しかもお相手は3年のお姉様らしい」

「クソッタレ!やっぱ殆どの奴等が童貞捨ててやがった!」

 

まぁ、随分垢抜けた奴等多いもんなぁ。

夏に童貞卒業か……出来れば俺も卒業したかった、かな?

 

『随分消極的じゃないか、相棒』

 

いやな、ドライグ。

別に宛もないのに無理して童貞捨てる事もないんじゃないかなって最近思う訳よ。

 

それよりも俺にはファントムから人々を守るって言う使命があるしさ。

 

『……お前、タンニーンとの修業の影響だな。随分と性欲が削がれてる』

 

削がれてるって言っても、やっぱりエロい事には興味あるぜ?

それに今日は新作エロゲの発売日だし!

 

『そう言えばそうだったな』

 

楽しみだねぇ。こうやってこっそり部長達に隠れてやるのが乙ってもんだよ!

…………俺のエロビデオは全てそれを隠すためのカムフラージュさ!

 

『ホントかよ……』

 

ホントだよ、ドラゴン!

ってかお前最近よく話しかけて来るようになったな。

 

『……フンッ、勘違いするな。ただ眠るだけでは暇だからだ。そう、暇潰しだ』

『ツンデレ乙』

『煩いぞババロア』

 

ホントに仲良いなお前ら。

最初あんだけいがみ合ってたのに。

 

『『仲良くねぇよ!!』』

「相変わらず童貞臭いわねー、あんた達」

 

と、そんな俺達を嘲笑いに来たのはーーーー桐生。

 

「ふふん。どーせあんた達の事だから無意味な夏休み過ごしたんでしょうね」

「何をぉ!」

「落ち着けって松田、元浜。どーせコイツも処女のまんまだろうぜ」

「「それもそうか」」

「どういう意味よ兵藤!!」

 

おおう、図星みたいだな。

 

「ま、まぁそれは兎も角。兵藤、最近アーシアの様子が変なんだけど、何か知ってる?」

 

……多分、あのディオドラとの一件だろうな。

 

授業中に教科書逆さまにして読んでた事もあったし。

 

 

…………プロポーズ問題、どうしたもんかねぇ。

 

 

「……まぁ、人にはそれぞれ事情があるからな。下手に詮索してもだろ」

「それは、まぁそうだけど……」

 

納得いかない、と言った感じの桐生だが、こればっかりはアーシア本人もどうして良いか分からないからな。

 

「…………そういや転校生来るんだったな。誰だろ?」

「あー、この時期に来るなんて珍しいわよね?」

 

と、話してると、授業開始のチャイムが鳴った。

全員が席に座ると、先生が入ってきた。

 

「えー、この時期に珍しいかもしれませんが、このクラスに転校生が来ます。それも二名!」

 

二人か…………でも一人は察しが付くんだけど。

 

「じゃあ入ってきて」

 

先生の声に促されて入ってきたのは、栗毛ツインテールの女の子と、金髪の入り交じったワイルドな男だ。

 

その二人(俺は栗毛の方)を見て、俺とアーシアとゼノヴィアは固まっていた。

特にゼノヴィアは目を丸くしている程だ。

 

そりゃあ驚きだろ!

だってコイツ等は、俺達関係者にとってはいる事自体ビックリなんだから!

 

「紫藤イリナです。皆さん、どうぞ宜しくお願い致します!」

「立神吼介だ!好きな調味料はマヨネーズ!宜しく!!」

 

夏前に来日したエクスカリバー使いのイリナと、同じ魔法使いの吼介だったからだ。

 

まぁ、吼介は今度編入するって聞いてたから驚かないけど……流石にイリナは予想してなかった!

 

『お前忘れてただけじゃねーのか?』

 

マ,マサカソンナワケナ,ナイジャナイカーハハハ。

 

『忘れてたな、コイツ……』

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

んで、時間は昼休み。

部長は前から聞かされてたらしく、メールで聞いても驚いた様子は見せなかった。

 

俺はドーナツを食べながら屋上で空を眺めていた。

 

『相棒。感じたか?』

 

あぁ、何となくな。

イリナの奴、聖なるオーラが強くなってやがった。

 

まるで天使になったみたいだった。

 

『だが、悪魔みたく転生機能はまだなかった筈だよな?』

 

それは確かに気になる。

ま、放課後聞かされるだろうさ。

 

ドーナツを食べ終えると、俺はその場に横になった。

弁当?早弁しちゃったよ。

 

「ドライグ、授業前に起こしてくれ…………」

『アラーム掛けろよ……まぁ、良いけどよ』

 

 

サンキュー。

 

 

取り合えず、疑問は残るものの、俺は暫しの眠りに着いた…………。

 

 

 

 

 

次回、D×Dウィザード

 

イッセー「新しい希望はミカエル様か」

 

吼介「悪魔?知ってるよ。お前が悪魔になったのも」

 

桐生「あんたは二人三脚よ。相手はーーーー」

 

 

MAGIC51『転生天使と種目決め』

 

ドライグ『次回予告見ると大分ゆっくり進んでね?これ』

ドラゴン『切る所は切るらしいぞ。何せこの章でドラゴタイマー出すからな』

ドライグ『オールドラゴンは?』

ドラゴン『……それはまだ言えんらしい』

 

 

 




ベルゼバブの挟み所がネックですね……
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